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酵母菌の呼吸
生物の問題でわからないことがあり困ってます。 ビーカーのようなものにU字管がついており、U字管内の液面の高さが変わり気体の増減を調べることができるようになっていて、中に 実験(1)少量のブドウ糖水溶液、酵母を含む液、NaOHの濃い液、窒素、 実験(2)少量のブドウ糖水溶液、酵母を含む液、蒸留水、窒素 が含まれている。装置を傾けると少量のブドウ糖水溶液と酵母を含む液は混ざるがNaOHの濃い液あるいは蒸留水とは混ざらない。 実験の結果(1)では1、2,3時間後も気体の増減は見られなかった。 (2)では1時間後に15ml増加し、三時間後には約30mlの増加が見られる 問題Iでは1時間後における実験(1)(2)で消費されたブドウ糖は何mgか?ただし、気体1モルを20ℓとする。とあるのですが、解答では67.5mgとなっていてこれは実験(2)でのアルコール発酵によって生じた二酸化炭素(15ml)から比例式で求められるのですが、実験(1)のブドウ糖消費はなぜ計算しないのでしょうか?二酸化炭素がNaOHの濃い液に吸収されるからでしょうか、たとえ吸収されたとしてもブドウ糖は消費されているのではないでしょうか? もしわかる方がいらっしゃれば詳説をお願いします。
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- TTOS
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(訂正)問題文では窒素雰囲気下の実験ですね。酸素の消費は無関係のようです。 一般にはキューネ発酵管というものが用いられ、出題された装置のイメージがわかないのですが、(1)は(2)に対する対照実験区として設定されています。(1)と(2)の合計消費量を求める問題ではありません。 与えられた条件では、(1)と(2)で同じ量のブドウ糖が消費されたこと(同じ量のブドウ糖が与えられていること)が読み取れません。少なくとも(2)では2時間で使い切れる程度のブドウ糖しか与えられていないようです。
- TTOS
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実験(1)(2)ともに,「少量のブドウ糖水溶液、酵母を含む液」における呼吸を確かめるものですね。酵母がおかれた環境は同じですので,同じ様に呼吸がおこなわれるはずです。 もし好気呼吸と嫌気呼吸が同時に起こったなら,実験(1)で気体の減少(酸素の消費)が見られるはずです。しかし増減が見られなかったので,この環境で酵母は嫌気呼吸(アルコール発酵)のみ行なった事がわかります。つまり実験(2)で発生した二酸化炭素は,すべてアルコール発酵によるものです。
お礼
ありがとうございました。
補足
なるほど、ありがとうございます。では実験(1)でも二酸化炭素が発生し、その二酸化炭素がNaOHに吸収されている、ということは(1)でブドウ糖が分解されて2×67.5mgという解答になりませんか?