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宇宙の端を目指していくともとの場所にもどるのですか?
宇宙の端までいくとどうなるのか?という質問を検索すると、 「宇宙は3次元以上の方向に曲がっていて、 3次元では端にたどり着けない。」という回答とともに、 「地球上をどこまで歩いても、地球からは出られない」 という例があげられています。 そこで質問なのですが、 地球では一周してもとのあたりに戻ってこれますが、 宇宙でもそのようになるのでしょうか? また、地球の表面を歩くと主観的には2次元的な移動ですが、 客観的には3次元的な移動をすることになると思います。 宇宙空間の場合も一周する間に、 より高次元での移動をすることになるのでしょうか。
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大変難しいご質問と、同時に、非常に良いご質問だと思います。 「宇宙の端」といいますと、私達の観測できる宇宙(ここから事象の地平線)という概念と、私達の宇宙を含む超宇宙(宇宙論で議論されている世界)という概念があります。 普通の回答は、宇宙の端(事象の地平線)まで、光の速度で到達した場合には、宇宙膨張の影響を受けるため、その先まで、また宇宙が存在することになります。よって、この宇宙からは出られないということです。 そこで、更に「光の速度を超えたらどうなる?」という質問になるのですが、この場合には運動を行った物体、もしくは観測者が過去に移動するということになります。さて、このような場合には、果たしてどうなるのかと言いますと、事象の始まり(宇宙の始まり)まで回帰してしまいますので、これまた宇宙から出られないということになるのです。 ちょっとだけ、横道にそれますが、インフレーション宇宙論の場合には、超宇宙について議論を行っているということだけは、ご説明申し上げておきたいと思います。宇宙において当方性が見られるから、宇宙を包む、超宇宙においても当方性が確認できるという理屈に基づくものなのです。 つまり、宇宙が3次元以上の方向に曲がっていてというのは、超宇宙からの投影によるものであると思っていただいて結構です。
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- fine-man7
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miinosuukeさま miinosuukeさんはおおよそ、今の理論物理学の概念をそれほど間違いは無くイメージなさっていると思います。なのでご質問は「答えを知っていてする質問」となっている気がしますが、 >宇宙空間の場合も一周する間に、 >より高次元での移動をすることになるのでしょうか については、おそらく答えはYESだと思います。 参考URLをご覧ください。
膜状多元宇宙が存在するなら、 臨死体験した人は、宇宙の端を見てきた人々と云う事かも知れない。 そうなれば、霊界などと云う場所が膜状多元宇宙の別位相の1つなのかも知れない。 と云う事は、3次元(時間を足して4次元)世界の住人が、3次元の端を探すよりも、 5次元目の次元を越える事に研究した方が速いかも知れない。 PLANET OF THE APES 猿の惑星 は、2001年にリメイクされた作品だそうですが、 膜状多元宇宙の別位相を扱っていると思われます。 そう、これなら、別位相を転々として続編が・・・。 さて、膜状多元宇宙の別位相が見つかるのが早いか、 我々3次元生物の3次元宇宙の端が見つかるのが早いかだね。
- aburakuni
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全くの素人の考えですが、この手の話が好きなものですから・・。 地球と言う3次元物体の表面での2次元移動を考えると、一次元つまり直線でひたすら進んでいっても、曲率と位置から唯一つの方向に向かうしか戻って来る事は出来ません。つまり確率的には戻れないと言う事に等しいでね。 そこから敷衍すると、3次元移動で元の処に戻ってくるのは、確率ゼロにゼロを乗じるに等しいと言えます。 また宇宙が光速で膨張しているとの説から言えば、光速以上で移動しなければ元々戻ってき様がありません。 もっとも膨張が止まり、縮小し出してビッグバンの原点に戻る様な事になれば、「戻って来る」と言う事になりますが・・・。
- apple-man
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>地球では一周してもとのあたりに戻ってこれますが、 宇宙でもそのようになるのでしょうか? 今現在わかっていることからすると、多分戻って 来られないだろうと言われています。 宇宙を地球のような球体と見立てると、 その球体は、風船のように膨張しているんです。 これはアインシュタインの相対性理論で、 膨張宇宙という形で予測され、観測でも 確かめられています。 遠方では、その空間が膨張する速度が光の 速度を超えると予測されているのですが、 物体が移動する速度のほうは、相対性理論で 言うところの光速一定の原理があり、現在 この考えを覆せる可能性がありません。 移動する速度より、その進む道のほうが早く 伸びて行くので、いくら走ってもゴールにつかない わけです。 これは宇宙の光の地平線などとも言われていて、 ある一定距離から放たれた星の光は、宇宙の 膨張のために地球に届かないものがあるだろうとも 言われているんです。 >宇宙空間の場合も一周する間に、 より高次元での移動をすることになるのでしょうか。 地球一周は、普段あまり大きく移動できない高さ方向の大きな 移動を伴うわけですが、相対性理論に出てくる 4つ目の方向は時間なので、宇宙一周が可能なら、 それは時間方向の大きな移動を伴うことになるのだと 思います。 ただ、相対性理論は重力と電磁気的な力の 存在だけ仮定して作ったものなので、そのほかの 強い力、弱い力の作用を考えると、今言われている 5~10次元の方向の作用もあるかもしれません。
地球の果ては、地面を歩いては見つかりませんよね?。 でも、飛行機に乗ると見えて来るかも知れません、 そう、飛行機の限界高度まで行けば、地球の果ての片鱗が見えるかも知れません。 なので、宇宙は人間にはまだまだ未知の世界ですね。 宇宙空間で飛行?する乗り物はまだロケットのみですね。 しかし、どんなに宇宙の遠くへ行った人が居ても、まだ、宇宙全体から見れば、 地球の傍らですから、宇宙の果ての片鱗は人類に共有される記憶になりそうも無いです。 そして、10次元のひも理論とか、膜状多元宇宙(宇宙多重創生論)ちか言う理論がありますが・・・。 まだまだ、宇宙は謎だらけ、宇宙人が存在するのは明らかですが、 何故か、時間の壁を越せないから、電波が届くのは生命が居ない時かも知れない。 SFでは、ワープなど時空転移など方法が在って宇宙を駆け巡ってますがね、 実際には光速度を越える技術はおろか重力発生装置による重力制御すら発明されていませんよね。 なので、宇宙の果てからの届く光がどれだけ低い周波数に変移しているかでしか、 宇宙の端に近づく方法が在りませんからね。 宇宙のインフレーション?。 なので、極超短波や超短波や短波や中波や長波など周波数が低く成れば成るほど、 遠くの宇宙が解かるはずですがね、 地球上で使う電波に紛れ混むかも知れませんからね、困った困った。 それにしても、遥か遠くの宇宙でも、銀河や星団が形成されている写真が在る様だけど、 今何億光年離れた処だったかな?、銀河や星団が出来る時間をプラスしてみれば、 宇宙の誕生日に近づくでしょうからね。 で、さらに遠くの宇宙の光が観測できれば・・・。 しかし、闇が広がる場所には何も観測出来ないでしょうから、 やっぱり、宇宙の端は見えないですかね?。 膜状の多元に宇宙が成っていたら、ロケットや重力コントロールのどころ話では無いでしょうからね。
曲率が正の場合はそうですね。 現在では、 曲率が0の場合、 曲率が正の場合、 曲率が負の場合、 この3通りが考えられています。 宇宙が閉じている。 こう断言するのも、現段階では危険性があります。 昔、宇宙の質量で計算し、シュバルツシルト半径が宇宙半径の外にあると計算した事があります。 こりは、 履き違えた算数だったかもです。^○^; 現在、再計算中です。(優先順位は最下位です。暫くお待ち下さい。)^_^;