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use の発音
前々から不思議に思っていたのですが、use の発音がいつまでたってもよくわからなくて困っています。 used to ではなく、単体のuseの発音です。 動詞はユーズ、名詞はユースというのは辞書に書いてあるのでわかるのですが、動詞なのにユースって言ってるのをよく耳にするのです。 手元のTOEICの教材でも以下の一文で、usedがユーストと発音されていました。 He used the settlement from the accident to repay a debt. 辞書を調べてもジーニアス、リーダーズ、オックスフォードには載っておらず、 唯一コウビルドに以下のような事が書いてありました。 (1)If you use something, you do something with it in order to do a job or to achieve a particular result or effect. この時はユーズ。 (2)If you use a supply of something, you finish it so that none of it is left. この時がユース。 この辞書の説明で解決のような気もするんですが、いまいち納得できません。本当かなぁ?と思うのです。 ただ単に弱く発音されていたり省略とかなのかもよくわかりません。 実際のところどうなのか、ご存知の方、お知恵をご教授下さい。
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回答#7の者です。ご質問の前半部分について考えてみました。 ○ 「動詞なのにユースって言ってるのをよく耳にするのです。手元のTOEICの教材でも以下の一文で、usedがユーストと発音されていました。 He used the settlement from the accident to repay a debt.」 ⇒ (1) この点は、もし上の発話がもし比較的ゆっくりしたものであればよく耳を凝らして聞いていただくとこのusedの部分の音が /ju:sd/ ではなく、/ ju:zd / になっているのを聞きとることができるのではないかと思います。 (2) もし、教材の発話が相当速いものであれば…used the…の部分は「ユースザ」、あるいは「ユースダ」のように聞こえてしまうでしょうね。一言で言うと、有声音/z/が無声化するわけです。 このプロセスを説明します。 /ju:z/の直後に閉鎖音の/d/が来ますので、この継続音 /z/(摩擦で有声)の音が出ている途中から、発音器官は次の閉鎖音の/d/の準備に入っていくわけです。有声音(/z/)を作るには声帯を震わせなければいけないのに対して、直後に声道の閉鎖を伴う音(/d/)、つまり声帯振動がない状態が迫ってくるわけですから有声(/d/)は出せなくなり、その代わりに他の点(調音位置と調音方法)では同じでありながらも声帯振動がない音、つまり/z/の無声バージョン(無声音 /s/)が登場するというわけです。 同様に、直後に閉鎖音が来なくても、普通に動詞use(/ju:z/)の単語を単独に(1語で)発音しても、同じく最後の音の /z/ がやや崩れて、 /s/ のように聞こえるはずです。有名な語ではnewsがそうです。辞書の表記は /n(j)u:z/ であるにもかかわらず、/n(j)u:s/ のように聞こえるのと同じことです。 結局、音声は口や舌や声帯などモノとしての発音器官が物理的に、時間軸に沿って線的に連続して作りあげるものですので、今回の/z/が/s/のように発音される(よって、そう聞こえる)のも、その音の前後(今回の場合は、後ろ)の環境によって影響されたケースと考えればわかりやすいように思います。 ● ということで、再度耳を凝らしてお手元のTOEICの教材の一文の件の箇所を聴いてみることをお薦めします。
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- fwkk8769
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ご質問の後半についてのみ意見を申し上げます。 ● 単純にCOBUILDの番号表示を読み間違えていると思います。 私の手元の ”Collins COBUILD English Dictionary for Advanced Learners”(第3版)では、 use…… (1)VERB USES (2)NOUN USES Pronounced /ju:z / in use (1), and /ju:s / in use (2) とあります。 (正確にはこの数字(1)、(2)の表記は○(丸の中に1,2の数字がある表示)です) 語義の説明には、確かに 1. If you use something, you do something with it in order to do a job or to achieve a particular result or effect. 2. If you use a supply of something, you finish it so that none of it is left. (以下省略) とありますが、正確にはこの語義の前についている数字1、2は□(四角い印)内に1、2と書かれた表示になっており、上に示した発音を示す表示(○(丸)の中に1,2の数字がある表示)にはなっていません。 つまり、COBUILDも発音に限って言えば、他の辞書と同様に ・ 動詞のときは /ユーズ/、 ・ 名詞のときは /ユース/ と述べているにすぎません。
お礼
コウビルドを読み間違えておりました。 電子辞書のコウビルドを使用しているのですが、名詞と動詞でページが違う上に、数字が○で囲まれておらず、てっきりすぐ下にある例文の事を言っているのだと思い込んでいたようです。 その後、色々な辞書を片っ端から見ましたが、似たような記載はあるわけなく、今回は音声学的問題なんだと理解することができました。 回答ありがとうございました。
- trgovec
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(1)If you use something, you do something with it in order to do a job or to achieve a particular result or effect. この時はユーズ。 (2)If you use a supply of something, you finish it so that none of it is left. この時がユース。 この辞書の説明で この「辞書の説明」というのはどのようなものでしょうか。たとえば、 ・use には意味用法により発音の違いがあり、[ju:z] の場合と [ju:s] の場合の例文としてこれらが載っていた。 ・例文全体に発音記号がついていた。 ・例文を読んだ音源がついている。 ・ただ「ここでは [ju:z] 、ここでは [ju:s] 」とだけ書いてあった。 このような、またはまったく違う説明があったのでしょうか(といっても1番目以外は説明にはなっていませんが)。 この点を補足していただければ、的確な回答が得られるかもしれません。
お礼
回答者のみなさまからのご指摘どうり、辞書を読み間違えてしまっていました。 世界のどこの辞書を見てもそんなの見つからなかったので早く気づくべきでした。 とても親切な回答ありがとうございました。
- round_st
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私もCobuildを開いて見ました。 1607~1608ページにかけて質問者様がご提示の例文が確かに出ておりますが、どちらも動詞のuse [ju:z]の中の例文であり、発音も同じです。 (1)の時が「ユーズ」で(2)だと「ユース」とはどこにも書いてありませんね。何かの見間違えではないでしょうか。
お礼
ご指摘どうり、間違えておりました。。 私のコウビルドは電子辞書版でちょっと表記がややこしかったので、勘違いしてしまいました。 回答ありがとうございます。
- petitchat
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もともとの発音はお調べになっているとおりです。 ご提示のTOEICの文ですが 私が何度読んでみても過去形にtheがついているため 日本語で言うところの「ズ」音にはなりません。z音の発音はよく次に続く単語によってかすれてs音に聞こえることがあります。そしてz音は「ズ」ではありません。根本的に音が違います。 ですから「ズ」だと思って聞いていると御質問者様のように混乱することがあります。 名詞の複数形とか動詞の三人称単数形の際につくーS等ですが z音で発音されていてもs音に聞こえることがあります。 zは「ズ」ではありませんし sは「ス」ではありません。
お礼
ズと[z]の違いはわかるのですが、[z]が[s]になるとも知らず、辞書も読み間違えたため、完全に混乱していました。 回答ありがとうございました。
- memechan2002
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中学時代に聞いた事なんで、うるおぼえなんですが、useに繋がる単語の品詞によって変わったように思います。 確か、冠詞ならユーズで、接続詞ならユースだったような... ただ、英語ってこういう覚え方をするんじゃなくて、use toとか シュチュエーション毎の使い方で覚えた方が使いやすいと思っています。
お礼
後に来る品詞で変えるという考え方は初耳でした。ちょっと調べてみます。 おっしゃるとおり、英語をフレーズで憶えるのは大切だと思います。 回答ありがとうございました。
- round_st
- ベストアンサー率56% (44/78)
辞書に書かれている発音の区別はもっとも標準的なものであり、それは正しいといえます。しかし辞書には音声学的現象としての様々なバリエーションや、なぜused toで「zd>st」となるのかなどの根拠までは書かれていないのが普通でしょう。 eggsにしても「egg」の複数形ですから語尾の「g(有声音)」の直後で「-s」は [ z ]という有声音発音となるのが標準ですが、現実には「eks(Xと同じ発音」がなされている例も多く耳にします。 そもそも有声音と無声音は「同じ口の構え」で「声帯の振動の有無」だけによる違いです。そのため、無意識にでも声帯振動の様子が変化した場合は「辞書的な発音」になっていないケースがままあるわけです。 used toを助動詞として用いる場合、usedとtoの間にポーズがなくなるため、toの子音[t]の影響を受け直前の有声音[d]が無声音化し[t]と発音されてしまいます。これを「逆行同化(うしろの音の影響で前の音が変化する)」と呼びます。これは音声学的理由によるもので「ルールでそう読む」と定められたものではないわけです。(have to/has toも同じ理由により発音が変化しています) 「辞書通りに発音していない』という例は英語に限ったものではなく、日本語でも「です、ます」など語尾の「す」は su の母音が消失していますし、「しかし」で最初や最後の「し」の母音が無声化(かすれ母音)しており「shkash」としか実際には言っていなかったりします。でもゆっくり丁寧に読ませると「し、か、し」とそれぞれの母音がはっきりと有声音になって聞こえてきます。 このように前後に配置された他の音の関係、その人の個人的な発音の癖、文章の意味的な問題(どの箇所に強調があるか)、など様々な理由によって多少の音変化はあらゆる語にみかけられるものです。 日本人が英語を話す場合、辞書に書かれたとおりの音を使っている分には、誤解を招くことなく無難に通じる英語となります。英文全体を英語のリズムやテンポで話せるようになったとき、半ば無意識にそういう音声学的現象を自分でも起こしているようになると思います。
お礼
丁寧な回答ありいがとうございます。音声学的な面に関してはおっしゃる通りだと思います。 ただ、動詞のuseをユースと言う場合(used toとまぎらわしいのですが)がイマイチつかめないです。コウビルウドに唯一すこしだけ明記されてはいるものの、あまり具体的じゃないので。。
補足
コウビルドを読み間違えていました。 今回は音声学的な問題だけでした。解答ありがとうございました。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
名詞→ゆ-す 動詞→ゆーず http://www.m-w.com/dictionary/use
お礼
回答ありがとうございます。 名詞と動詞の発音の違いはわかるんですが、動詞でもユースと言う場合についてわからないんので困っています。
補足
その後のみなさんのご指摘により、動詞のユースなんて場合はありえないと理解しました。回答ありがとうございました。
お礼
辞書の読み違いだという事はわかったので、問題の箇所をひたすら聞いてみました。音は後ろのtheとくっついてユースザでした。 dとthがくっつくと、[d]の音が消えるのは知っていたので[ju:z]になるなら理解できるが、[ju:s]になる訳は無いと思い、辞書の読み間違いも重なり変な質問をしてしまった様です。 説明をお読みしたところ、usedは[d]が消えるだけでなく[z]も[s]に聞こえるのですね。 言われてみればnewsも[nju:s]に聞こえ、前から不思議に思っていました。 非常に参考になりました。何より謎が解けてよかったです。 回答ありがとうございました。