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一卵性の双子について
他の精子が受精していたら自分は生まれなかったといいますが、一卵性の双子は、同じ精子と卵子が割れて出来たものなのになぜ別人格になるのですか?
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No.2さんの回答の、 >>一卵性の双子は、同じ精子と卵子が割れて >卵子は一個でも精子は二個入ります。 は間違いで、精子も1個です。通常は多精拒否機構がありますので複数の精子は卵子内に侵入できませんし、侵入しても卵核と融合できるのは1つだけですから同じことです。 ただ、質問者さんの表現も間違っていて、精子と卵子が割れるのではなく、精子と卵子が融合して受精卵となった後に割れる、というのが正しい表現です。 つまり一卵性双生児は互いに遺伝子は全く同じ、いわば「自然のクローン」です。No.2さんの書かれたとおり精子は別だとすると、遺伝子は別になってしまい、そもそも「なぜ性格が違うの?」という疑問が成立しなくなりますよね。 一卵性双生児は遺伝子は100%同一です。元は1つの細胞だったわけですからそれも当然ですが。 ですが全てが遺伝子のみで決定されているわけではなく、後天的な影響も大きいですから「人格」はもちろんそれぞれに確立されていくことになります。 牛だとクローンを作っても斑紋(白黒の模様)さえ異なります。 遺伝子はあくまで「設計図」に過ぎませんから、実際どうやって組み立てられるかによって違ってきますし、組み立てられてからどのように使われるかで、さらに違ってきます。
- rimurokku
- ベストアンサー率36% (2407/6660)
>他の精子が受精していたら自分は生まれなかったといいますが、 他の精子であろうと卵子であろうと、現在生まれて意識を持っている貴方に変りは有りません。 >一卵性の双子は、同じ精子と卵子が割れて 卵子は一個でも精子は二個入ります。 たとえクローン人間が出来て全く同じ遺伝子であっても、生物は生まれてからの情報や経験で性格が違ってきます。 極端な話、機械であっても製造後の使い方でその性能が変わることも有ります。ソフトや取り込んだデータなどにより変わってしまうパソコンなどはその良い例でしょう。 生まれてからの情報や経験で、成長してから自分なりの判断や考え方が出来るようになればなおさら、全く別の人格に成って当然です。 もっとも、生まれてから同じ環境で同じに生活すれば同じような経験をするだけに、同じような考え方や行動をするのは当然で、一卵性双生児が遺伝子的な類似点に合わせて性格も似たように成るのは当然ですね。
- BookerL
- ベストアンサー率52% (599/1132)
どんな人間になるかを決めるのに、「遺伝か環境か」ということが言われることがありますが、実際はどちらも重要な影響を与えます。 人格は、成長する過程でいろんな経験をしながら形成されます。遺伝だけで決まるものではありません。