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define his realityとは何でしょうか?

こんにちは、 英語の漫画の登場人物(長い間行方不明になっている主人公の恋人)の紹介の文章に She is his phantom・・・(中略)・・・ It is this very phantom that define his reality, is his anima. という文章があるのですが、 「彼女は幻・・・(中略)・・・  まさにこの、彼に現実を明確にする幻こそが、彼の魂(思考の源)」 と解釈して良いのでしょうか、define his realityと、animaが初めて見た言い回しと単語だったので、正しく理解しているのか自信がありません。 ご教示お願いします。

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  • Parismadam
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回答No.3

こんにちは。11/7のご質問では、ご多忙の中の大変ご丁寧なお返事を有難うございました。 1.phantomは心理用語ではありませんから、訳されている通りの「幻」「幻影」でいいと思います。 2.ポイントはrealityの解釈と、animaの訳し方になります。 (1)animaは生きる源、生存の核として「魂」という意味で使われています。ただ、漫画ですから、あまり難しく意訳しない方がいいでしょう。ここは「生きる糧」「生きる目的」「生の証」などと意訳できます。 (2)realityはここでは「実存」という意味で使われているようです。つまり、「存在を実証するもの」です。 define his reality 「彼の実存を決定付けるもの」 ということですが、わかり易く言えば、 =「自分の存在を定義付けるもの」 =「自分の存在を認めさせるもの」 ということになります。 つまり、彼女という幻影がいるお陰で、自分が存在しているという感覚を知ることができるということです。この表現の裏には、「彼女がいなければ、死んだも同然の生活だ」という彼の絶望的な事情を読み取ることができます。 3.2つ目の文は以下のように分解されます。 (1)It~thatの強調構文として、defineの主語this very phantomが前出された形dす。 (2)is his animaの主語は、直接的にはthis very phantomになりますが、実質的には、前文It is~his realityを受けて、そしてそれが彼のanimaとなっている。と意訳すればいいでしょう。 4.以上を踏まえて訳例は、 意訳1 「彼女は彼の幻影なのだ。彼が存在していることを証明する、まさに幻影であり、それこそが、彼の生の源となっているのだ」 意訳2 「彼女は彼の影なのだ。その影があって初めて彼の存在を証明できるのであり、それこそが、彼の生きる指標となっているのだ」 ぐらいになります。 5.信じていれば見つかる、ということもあります。この「信じるという姿勢」が彼にphantomを生み出したのでしょう。彼にとってphantomは「信じるパワー」の創造物に他ならないのです。しかし、それがないと彼は生きる屍になってしまうのです。彼のanimaとは、彼の生きる目標、生きる知恵、そういった根源的なものを指しています。 以上ご参考までに。 PS: 前回のご質問では、ご多忙の中のご丁寧なお返事を有難く拝読せていただきました。 良回答の謎?にびっくりしました。そんな技もできるんですね。 コメント1: <その農民のような気持ちで> 「吉宗と農民」の喩えは思わず笑ってしまいました。吉宗どころか、旅の芸者にでもしておいて下さい(笑)。 コメント2: <毎日、お下品な言葉を連発しているにも拘らず、友達には本性がバレていたようです。> 言葉ではありませんからね、人の品性は。Moeagaruさんの他の回答者への心配りの行き届いた回答を拝読しても、中身は水晶のようにきれいな方だろうと拝察します。いつか「鼻血ブー」な経験されても、核が元々純粋な水晶は簡単に濁らないですよ(笑)。 コメント3: <回答者様も非常にミステリアスですよね、~案外文武両道のCIAの特殊スパイ等等・・・> 意外と単純なので、嘘をつくとすぐ見破られそうです。スパイには向きませんね(笑)。あ、「ゴルゴ13」はファンです。 最後に、こちらの首筋がかゆくなるほど、いろいろお褒めいただき有難うございました。現実にはほど遠いお世辞でも嬉しい限りです(笑)。そんな人になれるよう、精進したいものです。 日本人と接する機会があまりありませんので、このような暖かい会話ができますのも、日々の肥やしとなります。お返事を拝読して心温まり、先ほどまでしていた頭痛が吹き飛びました。また、どこかでお会いできますのを楽しみに、、、。寒くなりますが風邪などひかぬよう、お仕事(お勉強?)頑張って下さい。

noname#68162
質問者

補足

早速のご回答感謝いたします。 普段から実は思った事をそのまま話してしまう性格なので、前回の質問で、返信を書いた後も今日の午前中頃から、「鼻血ブー」の話は書かなければ良かっただとか、色々と後悔していました。 もう回答して頂けないと思っていたので、ご回答本当に感謝します。 <1)animaは生きる源、生存の核として「魂」という意味で使われています。ただ、漫画ですから、あまり難しく意訳しない方がいいでしょう。ここは「生きる糧」「生きる目的」「生の証」などと意訳できます> 正直、英和辞書を見ても意味がいまいち理解出来なかったのは初めてでした。 animaは奥が深い単語で、回答者様のご解説があって初めて理解できました。 <define his reality 「彼の実存を決定付けるもの」 ということですが、わかり易く言えば、 =「自分の存在を定義付けるもの」 =「自分の存在を認めさせるもの」 ということになります。> やっと分かりました、本当にスッキリしました! こんなdefineの使い方があるんですね! 「自分の存在を認めさせるもの=define his reality」という格好良い英語の言い回しも覚える事ができました。 <この表現の裏には、「彼女がいなければ、死んだも同然の生活だ」という彼の絶望的な事情を読み取ることができます。> そうなんです、主人公はいつもブルーなんです。 <is his animaの主語は、直接的にはthis very phantomになりますが、実質的には、前文It is~his realityを受けて、そしてそれが彼のanimaとなっている。と意訳すればいいでしょう。> ここまで、簡単に説明できてしまうものなんですね! そういえば、ず~と感謝し忘れていたのですが、回答者様のご回答を拝見してからというもの英文法書を読むのが楽しくて仕方がないんですよ。。 寝る前に1時間位は、文法書にハマってしまったりもします。 本当に回答者様のお陰で突然英語が分かって来ました。何ヶ月も前からお礼を言おうと思っていてスッカリ忘れていました。 <意訳1 「彼女は彼の幻影なのだ。彼が存在していることを証明する、まさに幻影であり、それこそが、彼の生の源となっているのだ」> 日本の文章としても、やっぱり美しい文体ですね!  それにしても、英語の原文の方は、漫画のくせにやけに手の込んだ文章だったんだな~と改めて実感しました。 <意訳2 「彼女は彼の影なのだ。その影があって初めて彼の存在を証明できるのであり、それこそが、彼の生きる指標となっているのだ」> 正に言葉の魔術師か! と思いたくなる程立派な文章ですね、回答者様の文章が原文を超えている可能性もありますが、  漫画は、「追いかける雲の影に立ち止まり=I come to a stop in the shadow of cloud that come after me.」等、つい口ずさみたくなる様な例文が沢山あるのでおもしろいです。この質問の例文も、口ずさんでいます。 決して使う事の無い人生を送ると思いますが。 <良回答の謎?にびっくりしました。そんな技もできるんですね。> 成功率50%ですが、あるとても単純な行為をすればできます。私もつい2、3週間前に発見しました。 <日本人と接する機会があまりありませんので、このような暖かい会話ができますのも、日々の肥やしとなります。> 私は根っから思った事をそのまま言いたい放題言ってしまう性格なので、毎回『つい書いてしまったけど・・・気分を害されていないだろうか。』と後悔することしきりですが、思った通りの事を書いて理解されるとやはり嬉しいです。  ところで本当に心の底から知能的に想像も出来ない人に出会ったのは、回答者様が3人目です。 他の2人は、その後医学部医学科の首席になりました。しかも勉強は、1日で前期に習った事を全て復習し終わっただとか・・・。 とんでもない奴です(しかし2人とも、なんとなく精神面で怪しい気も多少・・・本当に多少ですがします)。 ちなみに私は友人に医学部の者がいるというだけで・・・此処に決して経歴を書きたくない様な者です。 お世辞ではなく、本当に回答者様はどれだけすごい人なんだろうな~と思い・・・想像もできません。 <寒くなりますが風邪などひかぬよう、お仕事(お勉強?)頑張って下さい。> 湯たんぽを布団の中に入れて、決して暖房等は使わない電気代節約生活をしています。 部屋全体を暖める暖房よりも絶対湯たんぽの方お風呂に入っている様に布団の中だけ暖まり気持ち良いと思うのですが中々湯たんぽ使う人って居ないんですよね。 また回答者様もこれから寒くなる季節ですので、ご自愛ください。 ご回答本当に感謝いたします。

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その他の回答 (2)

回答No.2

It is this very phantom that define his reality, is his anima.この直前の文はありますでしょうか?直前のストーリーの流れも分かるとなお良いのですが。いずれにしてもdefinesとなっていないところは気にしないでやるところなのかなと思いますが。

noname#68162
質問者

お礼

早速のご回答感謝致します。 >この直前の文はありますでしょうか? 直前には金髪美人で・・・等と容姿の説明がされているだけです。 >直前のストーリーの流れも分かるとなお良いのですが。 #1様へのお礼欄へ補足いた事以外には、 今まで行方が分からなくなっていたその女性がに偶然また再会ができ、組織から二人で逃げます。 追跡してくる組織の人間を全員撃ち、ほっとした所で物陰に隠れていた組織側の人間に撃たれてしまい絶命。 主人公は、死を覚悟で、組織に乗り込みます。 >いずれにしてもdefinesとなっていないところは気にしないでやるところなのかなと思いますが。 すいません、今手元に無いのですが、恐らく打ち間違えです。 ありがとうございました。

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noname#54559
noname#54559
回答No.1

彼女は彼の見た幻・・・彼のリアリティを定義するのはまさにこの幻であり、彼のアニマである。 カタカナばかりですみません。でも、これはユング心理学のたとえか何かではないでしょうか。アニマとか、リアリティとか、多分、この種の心理学では決まった訳し方があるのだと思います。こっちは専門家でないのでいいかげんに訳せず、カタカナのままにしておきました。どなたか専門の方が訳してくれると思いますが。 あと、It is以下は強調構文です。that以下こそが何々、といういいまわし。

noname#68162
質問者

お礼

早速のご回答感謝致します。北斗の拳の質問でもお世話になりました。 >これはユング心理学のたとえか何かではないでしょうか。 本当にただのハードボイルド系の漫画なのです。 その女性と主人公は過去にお互いに愛し合っていたのですが、女性は組織の命令で主人公を殺すように言われました。 しかし、主人公を殺すでもなく、一緒に逃亡するでもなく行方を眩ましてしまっったのです。 漫画のなかで、主人公は時々この女性を思い出しているシーンが有ります。 主人公は、その女性を失ってしまった為に、時々、この世界が現実なのか、それともただ夢を見ているだけなのか、分からなくなっているような雰囲気もあります。 >彼のリアリティを定義するのはまさにこの幻であり、彼のアニマである。 その女性の事を思い浮かべている間は、現実だと感じているという事なのでしょうか?  >あと、It is以下は強調構文です。that以下こそが何々、といういいまわし。 早速文法書の強調構文を復習しておきました。 ありがとうございました。

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