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株価が下がると…
株価が6000円を割り込むか、というニュースが流れています。 どうして株価が下がることが深刻なニュースになるのですか。 教えてください。
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全体的に見て、資産の名目上の価値が目減りするからです。 たとえば、昨日まで一株10000円の株を持っていたとしましょう。そのとき売れば、10000円の利益です。 それが、一株6000円になったときに売れば6000円の利益です。 単純にいえば、4000円損した気分になりますね? これで問題になるのが、企業が持つ株式です。 企業の中には、資産運用のために、株式を持っているものもあり、ある時点での株価で計算した額を「資産」として計算してます。 株価が下がると、会社の資産が下がる…というのは、上で説明したとおりですね。 資産が負債を下回ると、通常は倒産ですね。 銀行に関してもとてもやばいのですが… だれかが説明してくれるのを待ちましょう。
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- YarukiNasio
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簡単にいうと次のとおりです。 Aさんは、39,000円の価値のあった株式を担保に20,000円借りて会社を始めました。 ところが10年後、その株式は9,000円まで下がりました。 折からの不況で事業はうまくいかず、新たな運転資金が必要となったのですが、9,000円の価値しかない株式は担保にならず、だれもお金を貸してくれませんでした。Aさんの会社は倒産して、お金を貸した人のところには、9,000円しか返ってきませんでした。 もし、株式の価値が20,000円以上あれば、Aさんに、だれかお金を貸してくれたかもしれないし、もし倒産しても、お金を貸した人のところには20,000円返ってきます。 ちょっと話を単純化させすぎましたが、株価がある一定の水準にあれば、倒産は少なくなるし(雇用が確保される)、銀行の不良債権も少なくなるということです。
お礼
具体的なお話でよくわかりました。
企業や金融機関はそれぞれ他の企業の株式を持っています。 郵便貯金・厚生年金・厚生年金基金なども集まった預金や掛け金を投資信託を通したり、直接、株式に投資しています。 その株価が下がると、企業や銀行は株式の評価損が出て、決算が赤字になり国の税収が減ります。 企業が赤字になると、リストラが激しくなり、失業者が増えて、消費が減り、企業の売上が減るという悪循環になります。 又、銀行は株式の評価損で損失が増えて、不良債権の償却が出来なくなり、金融不安が拡大します。 保険会社も株式の評価損で、経営内容が悪化し倒産の危険が増えます。 厚生年金・厚生年金基金も運用利益がマイナスとなり、将来の年金の支給に支障を来たします。 このように、株価の下落は企業や金融機関だけでなく、庶民の生活にも直接・間接に大きな影響があるのです。
お礼
よくわかりました。 幅広く生活に影響を及ぼすのですね。
- Eivis
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当面は9000円を割り込む話でしょうが、、、 日本の上場株式会社の株式時価総額は265兆5000万円ほどですが、景気のよい頃は軽く400兆円を越していました。 300兆円頃から経済が麻痺し始め、景気が底打ちと云っている内に株価が下がり、経済低迷のまま9月の中間決算期を迎えます。 その時点で各銀行が所有している株価の価値は4兆円ほど目減りすると言われ、今年の4月決算時より悪くなる懸念が多いのです。 これは銀行だけの問題ではなく、経済沈滞とともに更なる雇用不安やリストラなどでも我々の生活に響くでしょう。
お礼
すみません。6と9を間違えてました。 生活にも響くという点、よくわかりました。
お礼
>企業の中には、資産運用のために、株式を持っているものもあり、 >ある時点での株価で計算した額を「資産」として計算してます。 という点、よくわかりました。