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自衛隊
台湾が独立を宣言し中国と戦争になり、アメリカ軍がそれに介入すると仮定します。このとき自衛隊はどのような行動をとるのでしょうか。静観や、アメリカ軍の後方支援、参戦といろいろ考えられますが、その自衛隊の行動の法的な根拠も教えてください。
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台湾独立に際しては、中国は当然のように国内管轄事項の為国際紛争ではない、と主張するでしょうが、独立戦争がなされれば「周辺事態法」における「周辺有事」に実質的に該当する、と考えるのが通常でしょう。 この際、米軍の取る行動が「国際の平和を維持する為の限定的抑止・対応行動」だとしてその正当性が認められれば、自衛隊が支援することになります。周辺事態法における「後方地域」とは、日本の領域及び領域外の非戦闘地域のことを指します。想定されるオペレーションとしては、国内米軍基地等の警備(自衛隊法に基づく「警護出動」)、領海内外における捜索救助活動(周辺事態法)、領海内外における船舶検査活動(船舶検査活動法)、後方地域における米軍への補給(但し集団的自衛権行使の観点から、直接武力攻撃に繋がるような物資に関しては除かれる)が考えられます。また、我が国独自のオペレーションとしては、沖縄島嶼周辺海域の安全確保、台湾周辺の領空警戒活動の強化が想定されます。更に、中国が台湾介入の延長として明らかに我が国に対し攻撃の意思を見せた場合は、島嶼着工に対応するための陸上自衛隊の前面配備(自衛隊法に基づく「防衛出動待機」)も想定されます。 尚、現行法上我が国に対し直接攻撃が無い限り、米軍と共に我が国が台湾有事に直接武力介入することはありません。
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- yakyutuku
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沖縄諸島近海、以西の掃海、偵察兼対潜哨戒、遭難者救助、防空識別圏内での防空活動。 台湾で米中衝突となった場合、海軍戦力の半分は日本台湾間、アメリカ台湾間の航路の安全確保となります。一説には小笠原沖が、中国潜水艦と米空母群の主戦場になります。戦場に最も近い国は日本です。厚木基地の近くに住むものなら知っていますが、現在も日々P3Cが対潜哨戒をしています。普段は漫然と海域を飛んでいますが、おそらく米艦隊の鼻先を警戒することになるでしょう。あとは防空活動の名を借りて、米軍の護衛をする可能性があります。 どちらも法律など何も関係ないうちに、日常業務のまま戦争に引きずり込まれることになります。台湾はそのくらい近いのです。 現状でいえば中国が台湾に核無しに渡海攻略する力はありません。中国海・空軍かき集めても、若干台湾群を超える程度です。包囲戦など到底無理です。このままなら十年すれば完全に中国軍が優越するでしょうが、アメリカが中国軍の増勢を見ながら台湾に徐々に兵器を売っていくというのが歴史ですので、戦力バランスが一方的になることはないと思います。
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解答ありがとうございます。「このままなら十年すれば完全に中国軍が優越するでしょうが、アメリカが中国軍の増勢を見ながら台湾に徐々に兵器を売っていくというのが歴史ですので、戦力バランスが一方的になることはないと思います。」はとてもリアルな話だと思いました。
日中共同声明で、中国が唯一の国家である事は、互いに認識し合っています。 日中共同声明以前の台湾と結んだ条約は全て無効である事も了承しています。 「条約と約束事」は無効な国家と判断されます。 どう行動を取ろうが関係ありませんが、 尖閣諸島は「話し合いは無効であるので」 日本の領土で無くなると考えて良いと思います。 台湾包囲作戦上、沖縄の南方諸島も占拠されてしまうかもしれません。 自国の内乱には口を挟まないでしょうが、 多国間の争いの場合、北朝鮮、ロシア、ベトナムも参入してくる可能性もあります。 国際ルールすら守れない国家には、制裁を発動させるのが正しい道でしょう。
お礼
解答ありがとうございます。実際に中国が国際関係を悪化させるリスクを犯してまで日本の領土を占領するかは分からないですね。
- eroero1919
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みなさんこういう話題になると「仮想戦記」を考えるのが大好きなんですよねえ。 大真面目に答えれば、なにもできないですよ。だって、アレがあるじゃないですか、憲法9条が。「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」ですよ。国際紛争を解決する手段としては戦争しないんですよ、我が国は。じゃあもし台湾と中国が戦争になったらどうなるかっていうと、臨時国会を開いてどうするか議論するわけですよ。隣でドンパチやっているのにこっちはのんびり(?)議論をするんです。どこまでが自衛権の行使か、今回の紛争が周辺有事にあたるかどうかを議論しておかないとね。だって、日本は民主主義国家ですから。 日米安保がありますが、これには解釈の抜け道があって、アメリカが戦争しているときは日本は「そんなの関係ねえ」といえることです。だから、台湾戦争が起きて米軍が参戦しても日本は「あ、そんなの関係ねえ」といってられるんです。もちろん、アメリカからは何かしろとやいのやいのといわれるでしょうけどね。 現実的には、日本の領海内もしくは非戦闘海域の公海上での後方支援というところになるでしょうかね。 で、もし仮になんですが、もし本当にそんなことが起きたとしたら米軍が介入した時点で中国の負けは決定です。現在の米海軍は海軍史上かつてなかったほどに最強海軍です。米海軍vsその他全世界海軍でやっても米海軍が勝ちます。あの大英帝国海軍の全盛時代でも全欧州の海軍が敵に回ったらさすがに勝てないです。
お礼
解答ありがとうございます。ただ米軍は戦力の一部しか割けませんよね。
- gungnir7
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>またいくら中国でも戦争とは直接関係のない都市部へのミサイル攻撃をするとは思えません そこがいけません。それは理性的な西側先進国の考え方です。 中国のTOPも同じように理性がはたらいているでしょう。 では現場の軍人は?これははっきりいって未知数です。 ご存じのように中国は官僚国家であると同時に地方の力も根強いものがあります。 戦争でアメリカが本土に攻撃を加え大混乱が発生したら地方が勝手に暴走するかもしれません。 今でも上海は中央政府(北京)に対抗意識が強く出ています。 中国にとって日本は色々な意味で叩かなくてはならない相手なのです。 歴史的認識、中国国内の民衆の支持、アメリカ軍の拠点としての日本などなど。 もはや中国共産党の矛盾は日本という共通の幻想的な敵を作ることをはじめ チベット、台湾、内モンゴル、果てはインドまで外に敵を作らないともたないのです。 我々はそういう国を隣国にもっていると認識すべきです。 >そんなことすれば国際世論から袋叩きにあう自殺行為だと思います。 それが簡単にできないから超大国なのです。 現にアメリカが好き勝手やってイスラム圏や南米から嫌われていますが、 結局国連は何もできないでいます。 中国、アメリカ、ロシアはそれだけ力が強いのです。
お礼
解答ありがとうございます。ただ最前線で戦う者なら都市にミサイルを撃ち込むより、目の前の敵に発射したほうが良いかと思います。都市に無駄にミサイルを撃ち込み、日本の参戦を招くのは軍事政治的には悪手ですね。
- 1639sa
- ベストアンサー率13% (3/23)
中国が八重山諸島に軍事的目的(台湾戦を有利に運ぶため)で上陸したら、参戦するでしょう。
お礼
解答ありがとうございます。そのときは中国も日本との戦争する覚悟なのですね。
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
日本は何もしません。 中立の立場です。 後方支援などしたら戦争に巻き込まれます。 中国と戦争状態になった場合、経済的損失が大きすぎます。 何も得しません。
お礼
回答あります。まあ、確かにそれが一番説得力ありますが日米関係を考えると何かしらのアクションは起こすと思いますが。
- kirara77
- ベストアンサー率25% (117/464)
初めまして。 発動するかどうかは、政治的判断になりますけど、この前に『周辺事態関連法』が採決されていますから、 そちらでの行動になると思いますけど。。。 まあ~行動するにしても単独でってことは無いですけど、確実に中国からミサイルは打ち込まれますね。 北朝鮮からのミサイルが発射から10分以内に着弾するとかって言われてますけど、中国から飛んできても 大差ないと思いますので、日本は何もできない内に主要な拠点は破壊されてしまうでしょう。 日本の主要な自衛隊基地と主要な都市部に対して、通常弾頭でも数十発も打ち込まれれば、都市機能マヒで テンヤワンヤでしょうね。地震でさえも大騒ぎですから。。。
お礼
解答ありがとうございます。たしかに有事法制があるのですね。自衛隊基地や在日米軍基地に対してのミサイル攻撃はあるかもしれませんが、基地を命中精度の必ずしも高くないミサイルだけで沈黙させられるのでしょうか。またいくら中国でも戦争とは直接関係のない都市部へのミサイル攻撃をするとは思えません。そんなことすれば国際世論から袋叩きにあう自殺行為だと思います。
お礼
解答ありがとうございます。たぶん実際にはそうなるのでしょうね。