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傷害事件
見ず知らずの18歳の男性に、突然殴られ頭部打撲・鼻骨骨折で全治3週間の女性です。 加害者は、拘置所に留置中です。 なぜこんな事になったのか身に憶えもないし、恐怖心で一杯です。 今後、どのようにしていけば良いのでしょうか。
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ひどい目にあいましたね。 加害者が18歳とのことなので、少年法に基いて処遇についての手続が進められます。微罪とはいえないと思われるので、おそらく現場での証拠保全などの手続も済んでいるはずと思われます。 成人とは手続が異なりますが、情状に応じ相応の処分が下されるはずです。基本的には、刑事処分については、家庭裁判所で処分が決定されます。 今後、どのようにしていけば良いのでしょうか。 (1) 傷害行為への刑事処分は家庭裁判所で決まるので、 治療費等の請求をしたいということでしょうか? そうであれば、民事裁判を起こすことになります。 (2) 報復が恐いとかそういうことでしょうか? 警察は、被害者の住所氏名などを、加害者には知らせませんから、基本的には、そういうことは、したくてもできないのが普通だと思います。 (3) ひどい目にあった恐怖感が癒えず、トラウマになっているということでしょうか? そうなら、心療内科の門をたたくのがよいかと思います。 一日も早く回復され、元気になられますように。
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- Ishiwara
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#2,3です。補足します。 (1) 通常は、いきなり訴訟でなく、次のステップを踏みます。 口頭または通常郵便で請求→先方で拒否または黙殺→内容証明郵便→先方で拒否または黙殺→訴訟 事件から内容証明郵便までの期間が3年を超えると時効です。 訴訟の適用条文は、民法709条です。←内容証明郵便には、書いても書かなくても同じですが、書くと多少の威嚇効果はあります。 (2) 刑事訴訟は、民事訴訟と無関係に進行しますが、民事の結果を待って足踏みすることはありえます。刑事事件の判決には「被害者感情」が大きく影響しますから、民事訴訟を起こすということは「被害者感情が悪い」ということを表明したことになります。民事訴訟が円満に解決すると(取り下げまたは和解に達すると)感情が良くなったと見なされ、刑罰が軽くなるほうに働きます。重罰を望むなら、簡単に和解しないことです。私は重罰に賛成です。日本の法曹は、一般に少年犯罪に甘すぎます。 (3) 民事訴訟の相手は「加害者本人とその親」としてください。「連帯して支払え」とします。本人だけだと「財産がない」と逃げられます。親は監督責任があるので、責任を免れません。父母のうち、主として生計を支えている一人で可です。
- Ishiwara
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#2です。私はシロウトですが、法律を少しかじっていたので、自力で訴訟を起こし、100万円請求しましたが、こちらにも過失があり、40万円で和解しました。あなたの場合、まず弁護士に相談されることをお勧めします。 弁護士を頼む方は、ほとんど飛込みではなく知人の紹介などが多いので、もしできれば、多くの人に当たって、信頼できる弁護士を選びます。もし飛び込むなら、1時間1万円?の相談料を払って、その時間内で、あなたの力量で弁護士さんが信頼できる方かどうか見定めます。同伴者を連れて行って評価してもらうといいでしょう。 相談料は、最近既定料金が撤廃され、弁護士さんが勝手に決めてよいので、訪問前に確認しておきます。「相談」と「依頼」とは大きく違います。依頼に進めば、まず着手金(15~20万円?)を払って契約書を取り交わします。依頼してしまえば、お金はかかりますが、あなたが法廷に出る必要もほとんどなく、安心です。 例えば、被告から100万円獲得できて、弁護士さんに30万円払ったとします。あなたは70万円しか手にしませんが、あなたの目的はお金をもらうことではなくて、相手に懲戒を与えることでしょうから、100万円が、あなたの目的達成額になる、と考えます。 問題は金額の「相場」です。警察・病院・役所・裁判所、だれも相場を教えてくれません。図書館でも得られませんが、図書館にはたくさん有益な本がありますから、勉強することも必要です。 弁護士さんとの相談で、なるべく「相場」を聞き出してください。そうすれば、自力で訴訟もできます。請求額が130万円までなら、簡易裁判所で済みますから、このあたりが一つの分岐点です。 簡裁は、とても民主化されていて、書類の書き方などを親切に教えてくれます。被告の住んでいる地域の簡裁に出さねばなりませんが、もし間違えれば、先方で「移送」もしてくれます。ただし「請求額」のようにあなたの意思にかかわることには、一切口を出してくれません。現在の簡裁では、本人訴訟(弁護士に頼まない訴訟)が大半を占めているそうですから、あなたにできないはずはありません。 法律では、あなたが口頭で訴えれば、裁判所で書類を作成してくれることになっていますが、現実問題としては、無理です。訴状は自分で作成しなければなりません。しかし、出来合いの書式に記入するだけになっているので、とても簡単です。訴状は、司法書士に頼めば作れますが、司法書士は法廷には出られません。先ほどの「相場」の件ですが、一般に司法書士さんは相場をよくご存知なので、そこから聞きだす手もあります。 相場が分からなければ、思い切って高額の請求をすることです。印紙代が高くなりますが、額が大きくなるにつれて、緩やかに上がって行くだけです。確か100万円の請求で6000円ぐらいだったように記憶しています(手続きはすべて、ネットで詳しく調べることができます)。また、請求が高額であるがゆえに裁判官の心証を悪くするということは、まったくないと思います。 弁護士や司法書士に相談するときは、必要・十分なデータをすべて紙に書いて、箇条書きによく整理して渡すことが肝心です。相手はすごく忙しい人ですし、時間はあっという間に過ぎてしまいますから。 できれば、原告、被告、代理人、口頭弁論、調停、和解などといった法律用語を正しく理解しておくべきです。また、いったん譲歩・承諾などをすると、決して取り消せない場合がありますから、よく知っておいてください。
お礼
再三ご助言ありがとうございます。 本当に無知なもので、私にできるのだろうかと不安になってきました。 慰謝料請求するには、相当な覚悟が必要なんだと今更ながら思います。 知識のない今の自分はどうすればいいのか今しばらく考えてみます。
- Ishiwara
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必ず民事手続き(損害賠償請求)をしてください。 もし、不起訴、無罪、または執行猶予付きとなれば、実質的に、加害者は何も制裁を受けず、あなたは何も補償されない、という結果になります。そんな不合理は、許せません。 有罪で執行猶予ナシの見込みがあると、加害者の弁護人が、あなたに民事的な決着(示談)を申し込んでくることがあります。これは、示談が成立すると、それだけ罪が軽くなるからです。この場合、先方は法律の専門家であり、あなたはシロウトなので、丸め込まれる恐れが十分にあります。やっぱり専門家(できれば弁護士)のアドバイスが必要と思います。 私の場合、犯罪被害ではありませんでしたが、自力で民事訴訟を起こし、賠償金を手にしました。簡易裁判所では、内容(金額とか)の指導はしてくれませんが、手続き(書類の作り方)の指導はとても親切にやってくれます。
お礼
即座に回答していただき、感謝いたします。 何分このようなことに関しては、無知なもので心強いです。 加害者の親から「治療費の領収書を送ってください」のみです。 私の顔面の傷・心の傷の対して何もないの・・と憤りを感じ許せなくなりました。今後の加害者の出方をもうしばらく見てみようと思っています。 また、ご指導・ご助言いただけますようおねがいいたします。
補足
ありがとうございました。 損害賠償請求方法や弁護士のアドバイスの受け方は、どのようにすれば 良いのでしょうか。できるだけ、早く決着をつけたいと思っています。
お礼
知識不足の私に、わかりやすくご助言いただきありがとうございました。先日連絡があり、治療費のみで済ませようとしている様子でした。自分の顔の傷を見ると益々怒りがこみ上げてきます。 この先、民事裁判を起こすには時期を考えてからでないと量刑が軽くなると言われ、わからないことばかりで先が見えない状況です。 まずは、遅くなりましたがお礼のご挨拶をさせていただきます。ありがとうございました。
補足
ご助言ありがとうございました。 民事裁判ですね。よくわかりませんが大変な事になってしまったと今更ながら痛感しています。