私もNO.4さんの指摘している慶尚北道高霊郡の事だと思います。
この地にある私立伽耶大学の李総長が、歴史読本2001年2月号で「高天原は韓国の慶尚北道高霊である」という説を述べています。
また、この伽耶大学の敷地内に「高天原故地」という記念碑が建てられているそうです。
ただ高霊を高天原だとする確実な考古学的物証はないそうで、韓国の学界でも正式に認められたものではないそうです。
高霊の付近には、かつて大伽耶国をはじめ伽耶諸国があったそうで、中でも高霊は大伽耶国の首都であった事から、色々な物が出土しているそうです。また古墳なども200以上も発見されており、その中には日本の物とよくにた前方後円墳もある事から関連があるのではないかと言われているそうです。
出土した品を見学できる博物館などもあり、観光地にもなっているそうです。ただ、天孫降臨の場所として観光地になっているのかは、わかりませんが・・・
なお、この地の高霊邑は、スサノオの命を祭る須佐神社のある出雲市佐田町と姉妹都市関係を結んでいるそうです。
佐田町にはスサノオ館という、佐田町から出土した剣や土器を保存している記念館がありますが、この剣や土器と同じ物が伽耶大学の歴史資料館にも保存されているそうで、特に土器は高霊邑以外では全く作られていないものなのだそうです。
そうした事から韓国の郷土史研究家が、高霊はスサノオの出身地だという説を発表し、その縁で姉妹都市の関係になったそうです。
お礼
ありがとうございます 大学関係者が熱心で現地も苦慮しているそうですが 数年来の胸のつっかえが取れました