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オワンクラゲのGFPについて
オワンクラゲが自然界でGFPを利用して、光る事の意義、役割はなんでしょうか? 調べてみたものの詳しくは分かりませんでした。 外敵を威嚇するという事なのでしょうか?
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(#18) 発光クラゲや発光サンゴに代表される自ら発光する生物が、進化上どのような過程を経て蛍光タンパク質を持つに至ったのか、また蛍光タンパク質は生存に必要なのか? 私にはどうしても発光することが生存に必要だとは考えられません。むしろ、自らの位置を敵に知られてしまうため、生存には不利なのではないでしょうか? この謎を解明するためには、蛍光タンパク質をノックアウトした個体を自然に近い環境下で観察すればいいのではないかと考えます。 #18-#14 すべの形質や生物によって生合成されるものが進化論的に有利にはたらいているとは私は思いません。たとえばある酵母を例にとってみますと、非常に耐熱性のあるタンパク質を合成しますがその温度でその酵母は到底生きられません。不思議です。でもこの場合、発光クラゲなどに存在する蛍光タンパク質には役割があるような気がします。例えば逆に天敵をおどかしたり、光を発することで自分の餌となるプランクトンなどをおびき寄せたり、はたまた蛍のように求愛したり様々に利用されている気がします。 #18-#16 自ら発光する生物は生存に不利ではないか?’とのことですが、深海に生息するくらげの一種には発光物質による発光で被食対象を誘引し捕食する者も存在します。また、生物の中には捕食行動のために自らの体内に生きたままの被食対象を取り込み、半日から丸一日かけて消化するという生物もいるように、生存環境が異なればそれに応じて様々な条件も変化するので、一概に発光物質を持つことが不利とは言い切れないと思います。 #18-#20発光する生物はホタルを始めとしてクラゲ、サンゴ、キノコなど色々といますが、世界には発光するミミズ、ムカデ、カタツムリなどもいるようです。クラゲがなぜ発光するのかは分かりませんが、仲間をよび集めるということに関係しているのではないでしょうか。発光するキノコには食べると中毒症状を起こさせるものがあるそうで、自分は危険な生物であるとアピールをしているのかもしれません。
補足
回答ありがとうございます! URLもつけて頂き、分かりやすかったです。