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バルブとLEDの発色光って???
突然すみません。。 今バルブなどの発光物に、カラーキャップなどの色のついたキャップを被せて色をかえようとしてたんですが、バルブは発光色があらゆる成分を持っているのにたいして、LEDはその単体での成分しかもっていないのでしょうか?(緑色のカラーキャップを付けたバルブの光を、アンバー色の染色したところに通した時の色と緑色LEDをそのアンバー色のところに通した色とは全然違う色だった。。) このカラーキャップの仕組み、なぜその色がでるのか?また、カラーキャップをつけたバルブと緑色LEDとでは、どこが違って、上のような現象がおきるのでしょうか??どなたか分かる方よろしくおねがいします。。
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ANo.1さんのご回答で、すべてをおっしゃっておられるのですが、裏付け資料があったほうが納得しやすいかと思い、あえて書き込みさせていただきます。 ANo.1さん、すみません。 >バルブは発光色があらゆる成分を持っているのにたいして、LEDはその単体での成分しかもっていないのでしょうか? 下記資料にLEDのスペクトルが出ています。 (上の方は画像が小さいので、[+]をクリックして、画像を大きくして見てください) http://www.nissin-ele.co.jp/LEDcatarog/LED46-47TOKUSEI.pdf http://ccs-grp.com/bio/technology/index.html 緑LEDのスペクトルは525nmを中心にしており、アンバー色(610nm)の分布はほとんどありません。 白色LEDのスペクトルも記載されており、いずれも「青色LEDとYAG蛍光体を組み合わせた白色LED」ですが、この2つの資料では、黄色波長の隆起がかなり違います。 多分、前者の方が改良された白色LEDと思われます。 3原色発光方式の白色LEDのスペクトルもありましたので、添付します。(6ページ 図7) http://www-nishio.ist.osaka-u.ac.jp/jikken/A05.pdf 白熱電球は太陽光と同じく連続スペクトルです。 ただし、太陽光が可視光全域にわたってほぼフラットなのに対し、白熱電球は右上がりになっています。 (長波長が強い) このため白熱電球は物が赤っぽく見えます。 蛍光灯も固有スペクトルを持った光であることがわかります。 http://yil.jp/opto/electromagneticalwave/light.htm
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- foobar
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白熱電球に緑のキャップをかぶせたものは、出てくる光のスペクトルにかなりの幅を持っています(なだらかな山になっている)。ですので、着色した板を通すと光のスペクトルの分布(形状)が変わって、色合いが変わって見えます。 これに対して、緑色のLEDでは非常にシャープな線スペクトルになので、その後に着色した板を通しても光の強さは変わりますがスペクトルの形状は変化しません。結果、色合いはほとんど変化しません。 (もっともLEDでも複数のLEDを同時点灯させる場合や、蛍光体と組み合わせて使っているタイプだと、複数の線スペクトル持ってたり、スペクトルの広がりがあるので、着色板を通すと色合いが変わって見えます。)
お礼
返信ありがとうございます。用は、スペクトルの幅の違いがあるからちがうんですね。わかりやすい説明ありがとうございました。
お礼
とても細かく説明していただいてありがとうございました。資料もとても参考になりました。もっとこれからもこれらを参考にして勉強していきたいと思います。