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ルチンの再結晶について
先日、学校の実習でルチンの再結晶を行いました。 その際、熱時ろ過を行った後“急激に冷やすと結晶が析出しにくくなる”と教えられたのですが、この理由がわかりません。 どなたかわかる方がいらっしゃいましたら、教えてください。 お願いします。
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再結晶の操作を行うと固体が出来るわけですが,この固体には2種類あります。 1つは分子(お書きの例だと,ルチン分子)が規則正しく並んだ状態の固体で,もう1つはただ単に分子が集まっただけの固体です。前者の規則正しく分子が並んだ固体を「結晶」と言い,後者を「沈殿」と言います。当然,分子が規則正しく並ぶにはただ単に集まるよりも時間が必要です。つまり,「結晶」を作るには,分子が集まって,規則正しく並ぶだけの時間が要るわけです。 これでお解りになるかと思いますが,急激に冷やすと分子が規則正しく並ぶ時間が無いため,「結晶」にはならずに「沈殿」になってしまいます。
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- mako-bu
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回答No.1
結晶面が揃いにくいためではないでしょうか? ちがったら、すみません・・・。
質問者
補足
回答ありがとうございます。 結晶面が揃いにくいとは具体的に言うとどういうことなんですか? どうもピンとこないのでもう少し丁寧に教えていただけませんか? お願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 そういうことだったんですね! わかりやすく説明していただきありがとうございます。