>4a~2-b~2分の2a~2 - b-2a分のa-b
(4a~2-b~2分の2a~2) - (b-2a分のa-b) と考えます。
この問題は,分母を揃えて引き算します。
4a^2-b^2=(2a+b)(2a-b) 因数分解します。
(b-2a)=-(2a-b) ですから、第二の項には、-(2a+b) をかけるとよいことになります。
すると、
分母=(2a+b)(2a-b)
分子=2a^2-[-(2a+b)(a-b)]=2a^2+2a^2-ab-b^2
答え: (4a^2-ab-b^2)/(2a+b)(2a-b)
または: (4a^2-ab-b^2)/(4a^2-b^2)=1-ab/(4a^2-b^2)
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>√x+2√x-1
二重根号の場合、一方を何とか、二乗式にして、ルートの外に出す工夫をします。
√(x-1)=a と置きます。
a^2=x-1 となります。ここから、x=a^2+1
このxを元の式に代入すると、
√(a^2+1+2a) ルートのなかを因数文化すると
√(a+1)^2=(a+1) ……-(a+1) も答えになります。
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>√x-√x~2-1
これは少し面倒で、まず、x^2-1 を因数分解します→ x^2-1=(x+1)(x-1)
(x+1)=a, (x-1)=b と置きます。すると、
√(x^2-1)=√(x+1)(x-1)=√(x+1)√(x-1)=ab
a^2=x+1 から、x=a^2-1
b^2=x-1 から、x=b^2+1
これをどう使うかというと、aで表現されるxとbで表現されるxは、足すと、1が消えるのに注目します。そこで、
x=(1/2)(a^2-1)+(1/2)(b^2+1)=(1/2)(a^2+b^2)
これを、元の式に代入すると、
答え: √(1/2)*[a^2+b^2+2ab]
=√(1/2)(a+b)^2=(√1/2)(a+b) ……-(√1/2)(a+b) も答えになります。
一般的な解き方は、二重根号は、内部の式を二乗の形にして、根号の外に出られるように工夫することです。
こういう問題の場合、根号の外に出すことができないようなケースは、解けませんから、根号のなかが、適当に別の変数で置きかえると、二乗の形になるように、問題が作られています。