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先入先出法での正常減損費

先入先出法で正常減損費が発生し、それが両者負担だった場合に 月初仕掛品からは減損されないと思うのですが これはなぜなのでしょうか? やり方はわかるのですが、なぜ?がわかりません

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回答No.4

 減損の発生点より、月初仕掛品の進捗度が前にある場合は理論的には月初仕掛品からも減損が発生します。  ではなぜ、原価計算において月初仕掛品からは減損が発生しないとして計算するのか?答えは計算の簡便性からそのように仮定をおいて計算しているだけにすぎないのです。  大学教授によっては月初仕掛品分と当月投入分の減損を分けて厳密に計算すべきと主張する人もいます(マイナーですが)。ただ、受験界においては「当月投入分から減損が発生したと仮定する」とするのが一般的な通説となっているのです。よって、たいていの問題はこの指示がついているはずで、ついてない場合は通説に基づいて処理するのが一般的です。  すなわち、このような仮定が設定されるのは 通常は厳密に分けて計算しても大きな差が生じないため、計算の費用対効果を勘案して当該仮定が設定されるのです。

trivial
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 昔からこういう細かいところが気になってしまう性分でして・・・ 大きな差が生じないのであれば確かにこだわる必要もないですね。 そういうモノとして捉えたいと思います。

その他の回答 (3)

  • kikki28
  • ベストアンサー率41% (60/143)
回答No.3

実務的な話をいいだすと、実際のところは判断は企業による、というのが 答えになっちゃいますのでさておき。 試験的な考えでいいます。 ご質問の内容は、材料を始点100%投入 減損発生点が始点、と考えた場合。のお話です。 で、この言葉の意味がわからん、といわれるとここからの説明が わかるかなーになっちゃうんですけれど。 ま、とにかく。 材料投入時点で、減損が一気に発生するのであれば 月初仕掛品は既に減損が発生した後、の数値であり 月初仕掛品の評価額は、減損が発生した後の金額、ということになります。 先入先出法、ということは、当月の材料投入は 当月と月末に分かれるのであって、月初の評価額に影響を与えることはない。ということがご理解いただけるでしょうか。

trivial
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 ご説明理解できます。 ここも、質問の仕方が悪くて申し訳ありません。 例に出した 減損10kg(0.5) は、進捗度50%の時点で減損が発生した というつもりで書いていました。 つまり月初仕掛品には減損はまだ発生していなかったと仮定したものでした。

  • ak11
  • ベストアンサー率33% (7/21)
回答No.2

減損が工程を通じて平均的に一定の割合で逐次発生している場合には、月初仕掛品からどれだけ減損が発生したかを算定することは可能ですが、通常は月初仕掛品からどれだけ減損が発生したかを算定することは一般に不可能とされています。そのため、先入先出法の場合は当月投入分からのみ減損が発生したと仮定して計算するそうです。 月初仕掛品 50kg(0.2) 当月投入 85kg 減損10kg(0.5) 月末仕掛品25kg(0.8) 完成品100kg このデータからわかるのは0.5地点で減損が発生したということだけです。月初50kgのうちどれだけが減損となったのかを算定するのは製品を個別管理でもしない限り不可能です。

trivial
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 >通常は月初仕掛品からどれだけ減損が発生したかを算定することは一般に不可能 納得です。 ただ、疑問なのは先入先出法を採用している時点で、月初仕掛品より消耗していくと仮定していると思うのですが、減損のみ例外というのも変かなと。 しかし、こうなるとそういうふうに決めたから。以上のことは進まない気もします・・・ 実務上、減損の生じる工場で先入先出法が採用されていることなどあるのでしょうか?

noname#241939
noname#241939
回答No.1

あまり自信はないですが・・・・ 先入先出だとすると 完成品原価に対して、月初仕掛品((1))は全て投入。 不足分は、当月投入を完成品原価((2))と月末仕掛品に按分。 (1)+(2)により、完成品原価が出る。 その完成品原価に対して、減損や仕損がいくら出たか?という 考え方が、減損や仕損の考え方だと思うので、    月初仕掛品からいくら減損が出たか。  当月投入からいくら減損が出たか。 という考えではない、と思います。

trivial
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 質問の仕方が悪くて申し訳ありません。 私が疑問だったのは完成品原価のみ減損費を負担するのではなく、例えば 月初仕掛品 50kg(0.2) 当月投入 85kg 減損10kg(0.5) 月末仕掛品25kg(0.8) 完成品100kg ※( )内の数値は加工進捗度 ※直接材料は工程の始点で投入 月初仕掛品 直接材料費 5,340 当月投入分 直接材料費 8,160 という生産データがあった場合、 月末仕掛品の材料費は 8160/(100-50+25) * 25 =2,720 となると思います。 この場合、当月投入分のみから減損分10kgを負担していることになると思うのですが、 月初仕掛品の単価は5,340/50=106.8 当月投入分の単価は8,160/85=96 となり、実際でしたら月初仕掛品分も減損しているはずですから、当月投入分のみから減損分を負担すると、正確な減損費でない気がします。 なので、なぜ月初仕掛品からは減損されないかと思ったわけです。 長々と申し訳ございませんがよろしくお願いします。

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