固有名詞を含む英語のリスニングに慣れるには?
TOEICのリスニング問題を練習しているのですが、固有名詞が出てくると、とたんに頭が真っ白になります。
例えば、「○○という作家の××という作品はとても良かった」という意味の文では、
「○○」や「××」が聞き取れないと、それらが固有名詞であることがそもそも分からないので、
頭の中で一生懸命、知っている動詞や形容詞などの機能のある語に当てはめようとします。
でも何にも当てはまらないので、そうやっている時間がまったくの無駄になるわけです。
その手の文を解釈するには、固有名詞は単なる塊と捉え、固有名詞以外の単語や文構造に着目するべきでしょう。
しかし、固有名詞に属する単語の意味を解釈しようという、まったく筋違いな作業に執着してしまうことになり、
文全体の解釈に行きつくにはほど遠くなってしまいます。
固有名詞は、人の名前、会社や店の名前、本や映画のタイトル、など無限にあって覚えきれません。
覚えているものに関しては処理できるのですが、しばしば問題にはパッパラパーなものが登場します。
一般の単語のように「頻出固有名詞」なんてのはなさそうですし、勉強法に困ります。
リーディング問題の場合は、文字を見れば一発で固有名詞を判別できるわけですが、
リスニング問題で聴いて判別するのはとても難しく思えます。
イメージに変えられなかった曖昧な音声は、時間とともに流れてしまうと、もはや短期記憶に残りません。
トレーニング法について、何かアドバイスはございませんでしょうか? 宜しくお願いします。