英語のdonationには、特に宗教的な感じは無いです。宗教とは無関係なチャリティ団体が古着や使用済みの家具・家庭用品などの寄付を募る時もdonationですし、学校のバザーやイベントの際の物品の寄付などもdonationです。
contributionは、金銭や物品に限らず、その人の時間や労力なども含まれます。あと、政治団体をはじめとする特定の団体への寄付もcontributionと呼ばれることが多いです。例えば、アメリカの公共放送は視聴者の寄付が大きな財源になっていますが、その場合はdonationではなくcontributionが使われています。これは私の受けた印象ですが、donationの方がカジュアルというか、気軽な感じで、contributionには、より積極的な「寄与」という感じが含まれているように思えます。なので、露店、似顔絵、カンパ制の演劇などの場合の、「気持ち」としてはちょっとオオゲサ過ぎてそぐわないように思います。
subscriptionは、通常、新聞・雑誌等の講読や、ある特定のサービスを定期的に(有料で)受ける場合を指す単語で、「寄付」の意で使われている場に出くわしたことは、個人的には無いです。
>「あなたの気持ち」とか「ご随意で」のように
「もって回った言い方」というのは英語には無いのでしょうか?
「Your mind(mood)」とかはおかしいでしょうか?
your mind、your moodなどでは全く通じません。
「気持ちでいいです」といった表現は日本的なもので、それを直訳しても英語だと意味を成しません。例えば、ちょっと手伝ってあげたり、何かを提供して感謝された時に、「ほんの気持ちですよ」と言ったりするには、「Oh, it's nothing.」といった表現になりますし。
「ご随意で」だったら、as you pleaseという表現がありますが、これにも「カンパ」という意味合いは含まれませんし。
こういう物のやりとりなどにおける日米の感覚の違いって、結構、言語に反映されることが多かったりしますね。
お礼
ご回答有難うございます。 参考になりました。