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波動関数一階微分の連続性についての質問
- 波動関数の一階微分の連続性についての質問です。
- シュレディンガー方程式における波動関数の一階微分の連続性の証明方法について教えてください。
- V(x)が連続である場合と不連続である場合における波動関数の一階微分の連続性の違いについて知りたいです。
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関数の連続の定義はご存知でしょうか.(数式はLatex調で書きます.) lim_{x→a}f(x)=f(a) となります.イメージで言うと,xがどのようにaに近づいても f(x)は同じ値になる.ということです.(つまりグラフが切れていない=>連続) 今,dψ/dxの連続性を議論しているので,上の定義に当てはめると [dψ/dxl]^{x=a+ε}_{x=a-ε} = (2m/h^2)\int_{a-ε}^{a+ε}[V(x)-E]ψ(x)dx の左辺はまさに連続性の判定項になります.ここでε→0とすると右辺の積分はaからaまでの積分となり,0となります.よってdψ/dxが連続というのだと思います. 後半の質問 >V(x)がx=aで不連続であると仮定したとき、 >dψ/dxl(x=a+ε) - dψ/dxl(x=a-ε) = (2m/h^2)∫(a-εからa+εまで)[Vl+Vr-2E]ψ(x)ε のVl,Vrの定義が不明なので回答ができません.
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- masudaya
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すみません,見るのが遅くて... あんまり,自信ありませんが,つまり V(r)= Vl(r<a), Vr(r>a) というイメージでしょうか. とすると2Eの意味がよくわかりません. 上記イメージが正しければ dψ/dxl(x=a+ε) - dψ/dxl(x=a-ε) = (2m/h^2)∫(a-εからa+εまで)[V(x)-E]ψ(x)dx のままで2Eは出てこないと思います. それではなんですので, 右辺は (2m/h^2)\int_{a-ε}^{a+ε}[V(x)-E]ψ(x)dx=2m/h^2)\cdot(\int_{a-ε}^{a}[Vl-E]ψ(x)dx+\int_{a}^{a+ε}[Vr-E]dx) となります.ここでε→0とするとやはり右辺が0となるように思えます.左辺が連続性の判定項なので,結局連続となります. やや自信ないので,ご自身でご確認ください.
補足
わかりやすく答えていただき、ありがとうございます。 後半のVl,Vrの定義ですが、 V(x)をx=aで左側と右側で分けて考えたときに、左側のV(x)はVl、右側のV(x)はVrの値をとっていて、x=aでV(x)は不連続。 という感じです。 うまく説明できなくてすいません。