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肝がんの治療?営利目的?アドバイスお願いします。

現在、父(66歳)は肝臓がんの治療でハイパーサーミアというのをしています。3年前にC型肝炎と分かりその後がんができました。ラジオ派・エタノール・肝動注の抗がん剤投与など行ってきましたが、効き目がなくがんが再発。ハイパーサーミアというのを知りこの治療にかけて春から入院しています。ただその病院ではきちんとした説明(数値やCT)をしてくれるわけでありません。CTはきちんとした画像がでず、別の病院に一度撮りに行かされました。夏から腹水でおなかがぱんぱんになり、食欲もわかなくなってきました。それで最近2Lも腹水を抜いたそうです。そのせいか高熱をだしたりカリウムが足りなくなったり。病院が栄養管理をしてくれるのかと思ったら果物をとってくださいといわれただけ。その病院の病室はがらがらで営利目的としか思えなくなってきました。もしくは、先生のモルモット?入院する際、看護婦に先生に信頼をおかないと治療も・・・(手抜き?)という意味合いのことを言われセカンドオピニオンも切り出せていません。父の一生がこんな病院でいいのか。これならもう治療をやめて好きに最後まで生きたほうがいいのかと悩んでいます。いいアドバイスお願いします。

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  • tnmg4
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回答No.1

他の方に寄せた回答の一部を重複記載させて頂きます。 原発性肝細胞癌の約60~80%は、B型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスによるウイルス感染が原因で、ウイルス感染後約20年ほど経過すると肝細胞癌を発生しています。ですので、肝硬変や肝細胞癌が発生する前に、ウイルス感染の有無を抗体検査して、インターフェロンαで肝炎ウイルスを駆逐治療することが何よりも肝心なのです。 父上様はC型肝炎ウイルスのキャリアと既に判明していますが、インターフェロンαによる治療は施行されましたか? 但し、誰にでもインターフェロンαが有効という訳ではないところが、このウイルス治療の難しさなのです。 さて、肝細胞癌と確定診断され、癌細胞が肝臓内に限局しているのであれば、肝臓は自己再生可能な臓器ですので、寛解=根治を目指した外科的摘出術がベストの治療選択です。 しかし、父上様のように根治を目指した治療が適用外となった症例では、今後に同所再発や遠隔転移を来す可能性があり得ますので、寛解=根治することは残念ながら困難となります。 そこで、父上様の肝細胞癌の今後の治療の可能性に付いては、残念ながら寛解=根治できないまでも、症状緩和や延命を目的とした様々な治療戦略は立てられます。今日まで受けられてきた様々な治療も、あくまでも症状緩和や延命を目的とした治療です。そして、ハイパーサーミアも保険適用された症状緩和治療の一つです。 それにしても、現在入院されている病院の治療措置や看護体制はあまりにも酷すぎます。早急に他の癌専門病院へ転院されることをお勧めします。そして、必要ならばハイパーサーミアだけを、その病院へ外来で通院治療を受けるという方法もあり得ます。 私見ですが、ハイパーサーミアに関しては、癌性疼痛緩和効果は確かに認められます。しかし、延命効果(抗腫瘍効果)に付いては、私はあまり期待していない一人です。 以下に、がん診療連携拠点病院一覧のURLを記しますので、現在のお住まいから近い病院をお探しください。

参考URL:
http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/hosp_info/hospital01/index.html
piyo-
質問者

お礼

お返事、ありがとうございます。 補足ですが父は地方に住んでいるため、インターフェロンをしている病院がなく治療はしていませんでした。国立がんセンターにずっと通っていたのですが、切除もできず抗がん剤も効かず私としては少しでも長く生きていてほしいので転院をしました。でも、食事療法などができていないことやいろいろ病院への不信感が(私に)できてしまったのでこの返事を参考に父にもとの病院に戻るように言うつもりです。あと腹水もすごく気になるので早く父に決断させようと思っています。 相談できる相手がいなくて困っていたので本当にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • sodenosita
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回答No.3

肝臓がんによる腹水は、癌性腹膜炎よりも低アルブミン血症によるもの、門脈圧亢進によるものであることのほうが絶対的に多いです。腹腔内に抗がん剤を入れても、残念ながら効果はありません。 すなわち、排尿を促す薬を飲むのと腹水を抜くぐらいしか効果はありません。これらの治療は血管内の脱水を起こしてしまうリスクもあり、頻繁に、強力にすることはできません。点滴をしながら腹水を抜くという、一見するとと矛盾した治療をするほか症状緩和はできないのです。研究的には特殊なdeviceを用いた治療法もありますが、ある程度の病院でないとできない治療です。

piyo-
質問者

お礼

ありがとうございます。 とても参考になりました。 父に話してみます。

  • tnmg4
  • ベストアンサー率76% (174/226)
回答No.2

御礼に記された疑問に対する追加アドバイスです。 >あと腹水もすごく気になるので……(略) 父上様のような腹膜播種(癌性腹膜炎)による癌性腹水に対する抗腫瘍効果による症状緩和治療としては、現在以下の治療が臨床試験的に施行されていますので以下に記します。 尚、臨床試験的に施行されている最新治療ですので、多分に保険適用外と思われますので、転院先の病院の主治医に、治療効果と費用をお尋ねください。 (1)腹腔内化学療法 抗癌剤を直接腹腔内投与することにより高い腹腔内濃度が得られ有効性が上がるであろうとの考えから、様々な抗癌剤が腹腔内投与されてきました。以下の「タキサン系薬剤を用いた腹腔内化学療法」が最新のレジメです。 タキサン系抗癌剤であるpaclitaxelやdocetaxelは腹腔内投与において、長時間腹腔内に停滞する。分子量が大きく、脂溶性であることが腹膜から血中への移行を妨げているものと思われます。したがって、これらの薬剤は局所投与に適しています。実際、腹膜播種に対して高い有効性が報告されていますが、さらなる臨床試験が必要とされています。 (2)腹腔内温熱化学併用療法 化学療法を主体に、父上様に対して施行されてきたハイパーサーミア=温熱治療を併用する治療です。腹腔内化学療法同様、CDDP、MMC、VP-16などを用いた腹腔内温熱化学併用療法も盛んに行われてきました。さらに、温熱療法を加えることで薬剤の組織浸透性が上昇し、相乗効果があるとされています。腹膜中皮腫や大腸癌ではその有用性が報告されていますが、胃癌においては有効とする見解は得られていません。 (3)腹腔内免疫療法 癌性腹水に対するOK-432の腹腔内投与により腹水の減少効果が認められています。投与量は皮内反応により調節します。OK-432投与に先立ちレンチナンを前日に腹腔内投与することにより、効果の増強が図られます。また、cytotoxic T lymphocytes(CTL)やtumor-infiltrating lymphocytes(TIL)によるadoptive immunotherapyも試みられ効果を発揮してきましたが、一般的な治療としては普及していません。

piyo-
質問者

お礼

ありがとうございます。 今いる病院で腹水をおさえてほしいと言ってたのですが排尿を促す薬を飲むのと一度腹水を抜くぐらいでした。 父は少ない年金のみで暮らしているので保険適用外の治療を望まないかもしれませんが、父に相談してみてから聞いてみたいと思います。

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