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一眼レフの露出補正の原理について
- 一眼レフカメラの露出補正は、カメラの明るさを調節する機能です。
- 露出補正の値を変更すると、CCD素子から得た色データが数値加工され、色が変化します。
- 一眼レフカメラの露出補正について詳しく調べたい場合は、参考になるサイトをご紹介します。
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文面修正 No.11の回答はスルー 一面の雪景色を自動露出で撮影すると灰色の雪になります。 黒のドレスを全面に入れて撮影すると、矢張り灰色のドレスになります。 要するに、カメラの自動露出は、被写体の輝度(反射光量)の18%を基準に露出量を決めます。 是に対し、カメラの露光量に任意で露光量を加減するのが露出補正です。 >この数値を変更することで、カメラのどこのパーツに変化があり、明るさに変化をもたらすのでしょうか? Pモードでは、シャッタースピードと絞り値の両方が(プログラムラインが傾斜している場合) Av(絞り優先)モードでは、シャッタースピードが Tv(シャッタースピード優先)モードでは、絞り値が変化します。 Mモードでは、シャッタースピード、絞り値とも任意に設定するので、露出補正と言う考えは有りません。 >露出補正でEVの値を調整すると、CCD素子から得た色データをカメラ内臓の電子回路もしくは内臓プログラムによって数値加工をし、色を変化させているのではと予想しているのですが、いかがでしょうか。 原因と結果を混合しています。露出補正(原因)と画像処理(結果)は別です。 CCDから読み出した各RGBアナログ信号(原色フィルターの場合)は、設定感度分相応分だけ増幅された後、A/D(アナログ信号⇒デジタル数値化)変換し、画像処理プロセッサー(エンジン)に転送されます。 この時、センサーにどれだけの光量を与えるかで、出力されるアナログ信号の強度が変るのです。 結果としてデジタルの数値(8bitでは0~255の256段階)が変ると言う事です。
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- siyuno_o
- ベストアンサー率26% (135/510)
>絞りやシャッター速度に変化がないならば、CCDが受ける光の量に変化はないと思います。 >それなのに写真を明るく写すには、ISO感度の調整方法以外で、どのような原理で明るく/暗くしているのでしょうか。 絞り値とシャッター速度を、変えずに、同じ明るさの被写体を、撮影して明るさを、変えられるのは、感度変更しか有りませんが(ストロボや照明遮光幕を、使って光量調整しないとして) マニュアル撮影の場合 普通絞り値やシャッター速度を、変えて露出(明るさ)調整します マニュアル(手動)撮影=絞り値とシャッター速度固定ではなく 撮影者の意志により絞り値とシャッター速度を、設定することです カメラ任せの時は、カメラ(露出計)が、割り出した答えに、対して一定の変更を、加えるのが露出補正です マニュアルは、撮影者が、設定するので、露出補正と言わないだけで 露出計を、元に変更した時は、露出計に対して手動で、(露出)補正したと考えてもよいかも知れません
- softbankHawks
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#6です。 私が提示したリンク先はきちんとお読みになったのでしょうか? まだ「露出補正とは何か」以前に「露出」ということ自体を理解されていらっしゃらないようです。 露出補正の+補正とは、カメラ(の露出計)が計算して適正と指定した露出(絞り値とシャッタースピード)よりも (言うなれば物理的に)多く光を取り込むのです。 より多く光を取り込む方法は、何度も繰り返し説明してあるように、絞りを開いたり、シャッタースピードを遅くしたり、という物理的なものです。 レンズから取り入れる光の量(露光量)をカメラが判断した適正値よりも増やしたり減らしたり調節するのが露出補正です。 CCDや電子回路側で増幅させたりするような話ではありません。 物理的に多く光を取り込む(露光量を増やす)と撮影結果が明るくなるし、 少なく光を取り込んだら暗くなる、というだけの話です。 いったんISOの値の話は忘れて下さい。 大昔の露出補正機能がないフィルムカメラ(当時のカメラは自動でフィルムのISO感度を認識できないから、入れたフィルムに合わせてISOも手動で設定していた)で露出補正がしたいときに、 実際に入っているフィルムのISO感度が100だとして、ISO200のダイアルに合わせれば-1EVの露出補正と同等の結果が得られる、というような工夫はしていました。 が、現在のカメラでは全く関係がありません。 閑話休題 マニュアル撮影の場合どうなるか、 少なくとも私のデジカメ(EOS20D)では、露出補正の設定をしていても、 マニュアルモードにした時点で補正値は無関係になります。 >「絞りやシャッター速度に変化がないならば、CCDが受ける光の量に変化はないと思います。」 ええ、そのとおりです。 ですから、露出補正をしたい場合は、ファインダー内の(適正露出や、+1EVなどがわかる)メーターを見ながら、 手動で、絞りやシャッタースピードを適正露出の位置から変動させて露出補正をするのです。
- kuma-gorou
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一面の雪景色を自動露出で撮影すると灰色の雪になります。 黒のドレスを着た人物を写すと矢張り灰色のドレスになります。 要するに、カメラの自動露出は、被写体の輝度(反射光)の18%を基準に露出量を決めます。 是に対し、任意で露光量を加減するのが露出補正です。 >この数値を変更することで、カメラのどこのパーツに変化があり、明るさに変化をもたらすのでしょうか? Pモードでは、シャッタースピードと絞り値の両方が(プログラムラインが傾斜している場合) Av(絞り優先)シャッタースピードが Tv(シャッタースピード優先)モードでは、絞り値が変化します。 Mモードでは、シャッタースピード、絞り値とも任意に設定するので、露出補正と言う考えは有りません。 >露出補正でEVの値を調整すると、CCD素子から得た色データをカメラ内臓の電子回路もしくは内臓プログラムによって数値加工をし、色を変化させているのではと予想しているのですが、いかがでしょうか。 基本的な点で間違っています。 CCDから読み出した各RGBアナログ信号は、設定感度分相応分だけ増幅された後、A/D(アナログ信号⇒デジタル数値化)変換し、画像処理プロセッサー(エンジン)に転送されます。 この時、センサーにどれだけの光量を与えるかで、出力されるアナログ信号の強度が変るのです。 結果としてデジタルの数値(8bitでは0~255の256段階)が変ると言う事です。
- hroronD
- ベストアンサー率34% (632/1827)
露出調整については、デジタル以前からある機能なので、CCDと切り離して考えます。明るさを測定する受光素子は光を受けると微弱の電流を発生させます(他にも電気抵抗になったりするのもあります)。これ(電流の量)を信号として絞りやシャッタースピードのバランスを示します(ある電流量=適正露出に対して電流が多いか少ないか)。本題の露出補正については、この信号に修正(電流量を変える)を加える事で、適正露出の値を変えてしまいます。悪い言い方をすれば、受光素子の信号を捻じ曲げて送る訳です。シャッターも絞りも感度も電気回路上はただの電気抵抗体です。 質問者さんは難しく考えすぎているようです。露出調整と色の変化は別物です。その証拠に真っ白な雪原を晴天下で撮影すれば、マイナス露出となります。これは白色の反射率が高いため、多くの光をえて、信号としている為です。露出は色データではありません。光の大小です。
- foobar
- ベストアンサー率44% (1423/3185)
露出補正をする場合、 AE(自動露出)の場合は、先の方々の回答にあるように、 測光値を基準にして、そこから補正分だけ明るく(あるいは暗く)なるように、絞り、シャッター速度、(デジタルカメラの機種によっては感度も)を変えます。(どれを変えるかは、露出設定のモード(絞り優先、シャッター速度優先など)で異なります。) マニュアルの場合 大抵は、現在の設定(絞り、シャッター速度、感度)なら、測光値にたいしてどれくらい明るく(あるいは暗く)なるかを示す表示が出ます。 これを参考にして、設定を調節します。
補足
回答ありがとうございます。 >マニュアルの場合 >大抵は、現在の設定(絞り、シャッター速度、感度)なら、測光値にたいしてどれくらい明るく(あるいは暗く)なるかを示す表示が出ます。 >これを参考にして、設定を調節します。 とありますが、いったいどのような原理で明るく/暗くなるのでしょうか? 絞りやシャッター速度に変化がないならば、CCDが受ける光の量に変化はないと思います。 それなのに写真を明るく写すには、ISO感度の調整方法以外で、どのような原理で明るく/暗くしているのでしょうか。 この点が気になっています。 よろしくお願いします。
- Us-Timoo
- ベストアンサー率25% (914/3620)
露出補正の機能はコンパクトデジカメにもちゃんとついています。 一眼レフのように外部の設定ダイアルなどで少ない操作でできるようにしていないだけです。 お持ちのコンパクトカメラの説明書などを熟読されれば コンパクトデジカメでも設定画面から露出補正ができるようになるはずですよ。 >カメラのどこのパーツに変化があり、 パーツには変化はありません。動きに変化があるだけです。 >絞りとシャッタースピードをマニュアルで固定してしまった場合は、この露出補正機能は働かない、または設定できないという解釈でよろしいでしょうか? この認識も間違いです。 一眼に限らずカメラは、18%グレーを基準(下記ページを参照されたし)に カメラの露出計は18%グレーを基準にしている http://www.e-photo.ecnet.jp/mz/013/013d.htm 画像の明るさを計り、プロイグラムAEなどの場合、自動で 露出(絞りとシャッタースピード)を決定します。 絞り優先だと、絞り値はそのままでシャッタースピードを変える シャッタースピード優先だと、シャッタースピードはそのままで絞り値を変える という風にしています。 このとき、被写体が白ければ基準の18%グレーに近づけようとして暗くしてしまうので、+プラスに補正する 被写体が黒ければ基準の18%グレーに近づけようとして明るくしてしまうので、-マイナスに補正する ということです。 マニュアルの場合は、上記のような自動的に露出を変化させることがないだけで +プラスに補正しても、-マイナスに補正しても、それがそのまま写真の露出として 画像に反映されるだけです。 むしろ、マニュアルモードを使いこなす人は、表現の一種としてこの露出補正を 使ったりします。 このくらいで理屈はお分かりいただけますか?
補足
回答ありがとうございます。 この回答に、一つ疑問点があります。 >>絞りとシャッタースピードをマニュアルで固定してしまった場合は、 >>この露出補正機能は働かない、または設定できないという解釈でよろしいでしょうか? >この認識も間違いです。 というコメントと、 >絞り優先だと、絞り値はそのままでシャッタースピードを変える >シャッタースピード優先だと、シャッタースピードはそのままで絞り値を変える >という風にしています。 のコメントが、矛盾しているように思います。 絞りとシャッタースピードの両方とも、あらかじめ自ら設定した状態で(これがいわゆるマニュアルモードと呼ばれるやつでよろしいですよね?)、露出補正を+1EV、-1EVしたらどうなるのか、またはその時にそもそも露出補正の設定ができるのかどうかを質問しています。 自らマニュアルで絞りとシャッタースピードの両方を設定していても、それでもなお絞りやシャッタースピードが変更されるというのでしょうか。 この点はいかがでしょうか。
- george_mackenzie
- ベストアンサー率36% (12/33)
残念ながら間違っています。 あなたの理解のように「CCD素子」から得た「色データ」を 「電子回路」によって「数値加工」をして「色を変化」させているとすると、 フィルムカメラでは露出補正が出来ないことになりますが、 フィルムカメラでも露出補正は可能です。 では、露出補正とは何かと言うと カメラ内臓の露出計で測った数値に撮影者が予め補正を行うことです。 カメラの基準より明るくしたい場合は+に暗くしたい場合には-に補正します。 露出補正を行うことにより、カメラは自らの測光値に補正値を加味して露出を制御します。 例えば内臓露出計の出目が「1/60 F2.8」の場合 +1の補正を行うと「1/30 F2.8」若しくは「1/60 F2」となります。 これにより1段明るくなり、撮影した写真に変化が現れます。 簡単に言うと内臓露出計に下駄を履かせるようなものです。
お礼
みなさん、回答ありがとうございます。 皆さんの回答でだいたいのことは理解できました。 現時点で、手元に一眼レフカメラがあるわけではないのですが(手元にあるのは、何一つ設定することのできない完全オートなデジタルカメラのみ)、そういったものに興味があって、これから一眼レフを買おうと思っています。 この前提を伝えておけばよかったですね。 ここで、別の質問があります。 +1EV、-1EVといった露出補正は、絞り優先やシャッタースピード優先といったオートモードに適用できるものであり、絞りとシャッタースピードをマニュアルで固定してしまった場合は、この露出補正機能は働かない、または設定できないという解釈でよろしいでしょうか? また、絞りとシャッタースピードを固定した上でさらに明るい写真をとりたい場合は、ISO感度の数値を引き上げる方法をとればよいということになるのでしょうか。 ご存知の方、引き続き回答よろしくお願いします。
- softbankHawks
- ベストアンサー率66% (1057/1598)
露出補正のEV値と色データはあまり関係ありません。 色も勘案して露出を決めるアルゴリズムを持っているカメラもあるでしょうけど、とりあえずそれは置いておいて、 露出補正とは、カメラ(の露出計)が適正と計算した露出(シャッタースピードと絞り)よりも、露光量を多くしたり少なくしたりすることです。 1EVのことを1段という言い方もします。 絞りで言うと、一絞り(√2倍、または1/√2倍)分。 シャッタースピードで言うと、2倍or1/2倍。 たとえば、カメラが適正値とした露出が『F8、1/200秒』とします。 -1EVに補正する、ということは、単純に絞りかシャッタースピードのどちらかだけで調節するとしますと F11、1/200秒 または F8、1/400秒 となります。 どちらも露光量は適正露出の1/2になります。 +1EVだと逆に露光量を2倍に増やす、つまり絞りを一段開けるか、シャッタースピードを一段遅くする、ということになります。 先ほどの例だと F5.6、1/200秒 または、 F8、1/100秒 ということです。 このあたりの説明をお読みになると「露出」のことがよくおわかりになるかもしれません。 http://www.eprinet.com/yanagi/photolesson/3bu/3-3.html http://www.eprinet.com/yanagi/photolesson/3bu/3-4.html
- tokpy
- ベストアンサー率47% (1313/2783)
露出補正というのは,デジカメが判断した露出条件を人間が変更することです。 具体的には,シャッターが開いている時間を変えるとか,デジタル処理する時に読み出した画像データを補正する,などが考えられますが,厳密に言えば,どのように補正しているかはデジカメの設計者のみ知っていると思われます。 このサイトがわかりやすいと思います。 http://www.nyanko-web.com/dcam/eaj1.html
- kkky9
- ベストアンサー率11% (110/995)
カメラが手元にあれば直ぐに分かる事です。 ないと頭で想像しなければなりませんが、シャッタースピード の数値が変わります。-で速く+で遅くなります。
- 1
- 2
お礼
みなさん、回答ありがとうございます。 用語の意味するところが、私と皆さんの間で食い違っていたり、こちらの説明が大雑把なものであったりして、少し混乱させてしまってすみませんでした。 あれから各社一眼レフカメラの取扱説明書、デジカメ関連書籍などを読んで、こちらも知識を深めていきました。 私にとっても、もっとも的を得た回答は以下の内容です。 >Mモードでは、シャッタースピード、絞り値とも任意に設定するので、露出補正と言う考えは有りません。 聞きたかったのは、まさにここです。 シャッタースピード、絞り値とも設定した状態で、さらにカメラの露出補正機能で+1EVとか設定したときに、どういう原理で写真が明るくなるのかを知りたかったのです。 シャッタースピード、絞り値、ISO感度を決定した以上は、露出の補正のしようがないというところでしょうか。 いくつかの一眼レフカメラの説明書を見ましたが、どれも「Mモードのときは露出補正の設定はできません」と明記されていました。 細かく解説いただいた皆さん、どうもありがとうございました。 これで疑問は解決しましたので、ココで回答を締め切ります。