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入光露出計の使い方(内臓の反射露出計

入光露出計の使い方 一眼デジカメ内臓の反射露出計にエクスポディスクを取り付けて入光式の露出計と同様の効果を得たいと考えています。 この場合ですが、反射露出計の場合、カメラと被写体間の距離を加味して露出が測定されます。 入光式にした場合、撮影者が上記ディスクを取り付けたカメラをモデル位置にまで移動し露出を計ります。 そこで計った露出値は撮影場所へ戻った場合、適正となるのでしょうか? 疑問は、モデルと撮影者の間の距離が加味されるのか?無いものとしてよいのかどうかということになります。 当方、まったくの素人ですので勘違いがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • joshua01
  • ベストアンサー率66% (222/333)
回答No.4

こんにちは。お悩みですね。 いろいろな方から「現代的な」ご意見(エクスポディスクは色のため)は出ていますが、質問者さんのご提案の考え方(反射光露出計に拡散フィルタをつけて入射光露出を計る)は実は古くからある考え方なので少々の欠点も含めてアドバイスさせていただきましょう。 ポイントは、「基本的な較正作業は必要で欠点もありますが、原理的には距離には関係なく利用可能。ただ、どのような目的で入射光露出を計るのでしょうか・・・」というところ。 ○ まず、フィルタの「較正値」を見つけましょう。その方法は、まず、スポット光源(太陽光など)に正対させて18%グレーボードを置き、なるべくカメラも正対するようにして露出を計ります(多少斜めでも良いが画角全域がボードのみになるようにして測光。いわば仮の「正しい露出」)。次に、エクスポディスクをつけて、被写体位置から今度はスポット光源に正対させて露出を計ります。エクスポディスクの製品によりますが、後者のほうが露出表示は高いでしょう。これで、このエクスポディスクを使った入射光露出と「正しい露出」の差が「較正値」として出ます。(例えば1.5絞り分。ひょっとしたら、この差はディスクの説明書にすでに記載してあるかもしれません。理論的には18%透過なら較正不要・・・かな。) ○ 使うときは、被写体の位置でディスクをつけたカメラで、光源となる最も明るい方向に向けて露出を計り、撮影位置に行ったらディスクを外し、さっきより1.5絞り分暗くして撮影します。(でも結局、対象物の質感により撮影時の補正は必要ですが) ○ この方法では基本的には距離は関係ありません。これにより、「夜空の月を撮るのに必要な露出は?・・・そりゃあ高感度で大露出だろう・・・いいえ、実は灼熱の砂漠を撮影するのと同じ露出です。だって撮りたいのは灼熱の太陽が照っている月面の砂漠なのですから」という意味での入射光露出計の利用が可能です。(遠くなると被写体が小さくなって暗くなったように思うが撮りたい部分の明るさは変わらない。ただし、入射光測光する場合はあくまで被写体の位置で。光源が太陽ならば遠すぎて問題ないが、被写体と光源との距離を乱すと誤差になる。) ○ ただし、ご提案の方法では次のような欠点があります。 ・ 受光部が平板(ディスク)なので、照り返しや複数の光源がある場合に向ける方向に迷い、誤差を呼ぶ。(専用のものなら半球形の受光部。ただ、主光源に正対させれば誤差はたいてい1絞り以内には収まるけど・・) ・ 入射光露出計のいちばん便利な「ストロボの複数点灯時の露出決定」には使えない(瞬間照度が計れない) そうなれば、入射光にこだわらずカメラにスポット測光があればその利用を工夫したほうが良い気もします。 まったくの素人とはおっしゃいながら、入射光露出計測(ビロード布などの極端に吸収率の高い物質の質感にこだわる方?)やエクスポディスク(エクスポフィルタ)を使ってのカメラ転用等よくご存知ですので、期待されているレベルではないかもしれませんが、お役に立てれば幸いです。

merumerumerumo
質問者

お礼

ベテランの方からの解りやすい説明で助かります。 現在カメラを修理中につき、結果を試すことが出来ません。 説明いただいた方法で露出を計って見たいと思います。 結果を報告できるようになりましたらまた書き込みいたします。 カメラはα7デジタルです 現在、残念ながらソニーでの修理になっています。 今月半ば頃には完了する予定ですのでぜひ結果をお待ちください。 もしよろしければ加えてアドバイスいただけると幸いです。 今回はどうもありがとうございました

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.3

エクスポディスクですが#2さん回答にあるように、「ホワイトバランスをとる」ためのツールです。 ------ 入射光式の露出計では、光源からの光が被写体にあたる角度も考慮されるような作りになっています(そのために受光部が半球形状につくれれています)。 が、このフィルターではそういう配慮が無いので入射光式露出計として使うのは無理があるでしょう。 (入射光式で測るときには、被写体の場所で測るのが大原則ですね。太陽以外にも、地面や着ている服など(場合によってはレフ板)からの反射光も被写体にあたりますので。) また、反射光型露出計でも、カメラ被写体間の距離は特には考慮していません。単に、被写体からどれくらいの強さの光がカメラに届いているかを測っているだけです。(で、これをどれくらいの絞りやシャッター速度で露光すれば、反射率18%の被写体として表現されるかを計算しています) 入射光式は被写体にあたる光の強さ(と角度)から、反射率18%の(ある散光特性のある)被写体からカメラに向かう光の強さ(と書くとちょっと語弊があるかな)を計算しています。

merumerumerumo
質問者

お礼

半球面の商品をケンコー社から発売していた記憶があります。 エクスポではなくこちらの商品も検討したいと思います。 今回はどうもありがとうございました

noname#18887
noname#18887
回答No.2

まず大きな勘違いは、 ご質問の用品は「色温度」を測る、 つまりそこにどんな色の光が当たっているのか、を測るものであって 露出計のように「光の量(明るさ)」を測るものではありません。 それをご承知の上で「工夫して」使いたいとしても ご希望の用途には使えません。用途を間違えています。 ● それはともかくとして、露出の事を・・・ 入射式の露出計は被写体に当たっている光を測ります。 その光はまず被写体に当たって、それが跳ね返ってフイルムに届きますから 厳密に言えば戻る距離(撮影距離)で明るさは変わってくるのですが 実際は問題になるものではありません。 それは、元が太陽から出た光ですから 光源(太陽)から被写体までの距離と比較すれば 被写体に当たった光がカメラまで戻る距離は ゼロに等しいものだからです。 ですから少なくとも地球上で自然光で撮影する場合は 距離は無視して構いません。

merumerumerumo
質問者

お礼

レスどうもありがとうござ真下。 距離に関しては私自信が素人なため基本的な間違いをしていました。 今回はわかりやすい説明をどうもありがとうございました

回答No.1

 はい、残念ながら大いに勘違いしています(^^; マクロ撮影時などの撮影倍率が高い時を除き撮影距離の情報は加味しません。 10mの距離で撮っても100mの距離で撮っても、示す値は同じです。 カメラ内蔵の反射式露出計は、撮影対象が18%の反射率になるように計算をしてその値を示しますので、白い物でも黒い物でも18%の反射率、グレーになるように露出値が示されます。 翻って入射式露出計、この18%になるように考えて数値を示しませんので、出たままの数値がそこに当たっている光の強さです、出たままの数値ですから白い物は白く黒い物は黒く写ります、ただ白い物は飛んじゃうので、黒い物は潰れるので、あなたが数値を計算しなおして18%の反射率などに計算しなおさなくてはいけません また、表現意図の違いによって18%ではなく9%だったり50%だったりと、計算する数値を考えなくてはなりません。 また、太陽は一つ、どこで撮っても光の強さは一定である。という基本的な事があります。 太陽を背にして撮ってる所を想像してください、あなたの背中に当たってる光と被写体に当たっている光の強さは一緒です。北極と赤道上ぐらい離れているのであれば太陽が当たる角度が違ってきますから示す値も違いますが、数百、数千mぐらいの違いであれば、距離による光の減失はありませんので(まあ途中が霞んでいるとかがありますが)通常のモデル撮影程度の距離であれば、関係ありません。 わざわざモデルの傍まで行かなくとも、あなたが後ろを向けば同様の数値を得られます。 カメラ内蔵の露出計は、スポット測光やマルチ測光などその時の設定によって示す値が変わりますが、入射光式露出系の場合はそれらの違いを加味しませんので、条件の違いを固定できるので、違いが判りやすくなりますが それが直接表現する物の違いに反映されるわけではありませんから、使ったからといって写真が良くなる物でもありませんので、ご注意ください(^^; なお、エクスポディスクは使った事がありませんので、ご容赦を。

merumerumerumo
質問者

お礼

レスありがとうございました。 露出に関する基本を書いていただき私自身が勘違いしていた部分を理解できました。 今回はどうもありがとうございました

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