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デジイチの露出補正について私の理解をチェック
- デジイチの露出補正について理解を深めたい
- SS、F値、ISOの3要素については理解しているが、露出補正について詳しく知りたい
- ネットで調べたが、まだ理解が不十分なので誰か教えてほしい
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質問者が選んだベストアンサー
■ケース1 その通りです。 TvではSS固定となります F値を自動的に動かすことで、明るさをコントロールします。 この場合、露出補正=0の明るさが「カメラが考える適正露出」で、 それに対してプラス補正で明るくなり、マイナス補正で暗くなります。 ■ケース2 ケース1の逆バージョンです。 SSとF値を入れ替えて考えるだけです。 ■ケース3 これもお考えの通りです。 Mモードの場合、SSとF値は固定され、 被写体の明るさに応じて、 露出補正メモリの値は常に動いていると思います。 実はこのモードでは上の2つのケースと異なり、 露出補正目盛が、露出計の役割をしています。 現在のF値やSSの設定値で撮影した場合に、 「カメラが考える適正露出」に対してどの程度 明るい(露出オーバー)/暗い(アンダー)か を示しているとお考えください。 したがってこの目盛がゼロになるようにF値やSSを設定すれば、 ひとまずカメラの考える適正露出で撮影できる結果となります。 ■ケース4 おっしゃるとおりです。 たとえば Avモードの場合 ISOオートは特に光量が足りないときに発動し、 手ぶれを防ぐために効果的なSSが得られるように ISOを高く設定することで自動的にSSをあげる効果があります。 一般的に手ぶれ防止に必要なSSは1/焦点距離以上と言われていますので、 50mmのレンズの時は1/50秒以上のSSがとれるように調整します。 現在の撮影条件で、 絞りを開放にしても、1/50未満のSSしか稼げない場合、 ISO感度を高めに変更し、SSを1/50以上に保つと言うことになります。 実際はアルゴリズムがカメラにより異なると思いますので、 この通りの挙動を示すとは限りません。 F値よりも積極的にISOを動かす機種もあると思います。 Tvモードの場合は、 SS固定となりますので、絞り開放でもなおかつ暗い場合にISOを上げます。 Mモードの場合 SSもF値も固定ですので、 「カメラの考える適正露出」を得るためにISOがコントロールされます。 あくまでカメラの考えるところの適正露出です。 したがって総合しますと、 じっくりと各パラメータを設定する余裕があり、 完全に露出を調整(固定)したい場合は ISOは固定した方がスマートといえます。
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- Kon1701
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私は、一眼レフはフイルムのマニュアル機から入りました。 マニュアルでは露出補正の考えはありません。露出計はありますからそれは参考にしますが、必要なときには直感的にその値からはずしたりします。露出計であわせてから半絞り、ひと絞り、シャッター速度をいち段ずらす、というのを行ったりします。AEロックというのもありません。写す構図とは変えて測光し、露出を決め手から元の構図で写します。 ISOを変える、というのは要は限界を超えたから行う、という考えでどうでしょう? 絞り、あたりまえですが開放より明るくできません。だから、シャッター速度を固定したとして、絞りを調整して開放を超えて明るく、となるとISOを変えるしかなくなります。 結局・・・何が重要か、だと思います。スポーツ写真はある程度のシャッター速度を確保しなくてはないません。被写界震度としてF4、動きをとめるためにシャッター速度は1/500以上必要、であれば私はF4で写す範囲の明るさを見、一番暗いところで1/500あれば絞り優先でF4にします。ここで、もし1/250になってしまうとすると、ISOを上げます。もし、ISOを画質確保の限界以上に上げなくてはならないとすると、ノイズ覚悟でISOを上げるか、絞りを開けるか、若干のぶれを覚悟して1/250までで写すか、となります。それは、写すもの、写す状況によって違います。 シャッター速度優先、絞り優先、マニュアル。これは必要な絞り、シャッター速度を得て適正な露出を決めるための手段でしかありません。露出補正はその補正を行うための手段です。手段ですから、目的ではないわけです。カメラの使い方で手一杯なのかもしれませんが、あわてることはないです。
お礼
>マニュアルでは露出補正の考えはありません。 なるほど。「補正」と言うくらいですから、自動で適正(と思われる)露出がまずでいることが前提っぽい言葉ですよね。 私の場合はあまり速いものは撮りません。望遠側もあまり使いません。まずは人、風景(町並みとか)、それから景色を少々っていう感じですね。基本的には絞り優先で、ぶれないSSを確保、無理ならISOを調整、必要であれば状況に合わせて露出補正、という感じになりそうです。 実は、10年前くらいに親戚から銀塩時代の初代Kissを譲り受け、本も読まずにひたすら撮っていた時期があります。いいな!と思える写真が撮れたときもあれば、暗い写真ばかりが連続するときもあり原因は不明でした。それから何年も経ってkiss x4を購入したので、せっかくだからちゃんと勉強してみようという気になったところです。知識と実践、実践と知識ですね。 私は自分のそのときの自分の感動が写真に写り込むような、そんな写真が撮れるようになりたいです。あわてず、ゆっくり手段をマスターしていきたいです。
- B-WING2
- ベストアンサー率46% (262/561)
すでに回答が出てますが、難しく考えすぎです。 AvやTvモード、つまり露出をカメラ任せにしたときに被写体によってはオーバーになったりアンダーになったりするのを補正する機能です。 もっとざっくり言えば明るく取りたければ上げて、暗く取りたければ下げればいい、それだけです。 例えば真っ白な雪原の中に黒い服を着た人がいて、それを全身撮影使用とします。 測光モードを評価測光にしてれば、ほとんどが白なので人物はかなりアンダーに撮影されてしまいます。 スポット測光で人物(被写体)にあわせてればある程度正確な露出で撮影されるでしょう。 EV補正はカメラ任せでダメな場合の調整機能です。
お礼
まぁ、そうですね。あとは撮って撮って考えるのが一番かもしれません。 私は機械の中で何が起こっているのかを知らないとなんか落ち着かない性分なものでつい(笑)
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
もう少し補足します。 露出レベルインジケータは、カメラが演算した露出レベルを表示しています。 センターの0に指針があれば、カメラの判断どおりのレベル。指針を左に振るとマイナス補正、右に振るとプラス補正です。 ちなみに、評価測光では、必ずしもグレーカードの反射率18%と言う考え方は当て嵌まらない場合もあります。 これは、カメラが被写体の置かれている状況を判断し、標準となる露出値に自動で補正を掛けているからです。 ですから、評価測光で下手に露出補正を掛けると失敗する場合もあります。 露出補正を掛ける場合は、他の測光モードの方が確かです。これだと、狙った部分の反射率18%に対し補正が掛けられます。 一般に良く言われる、黒マイ(黒い米)・白プラ(白いプラチナ)ですね。 要するに、黒っぽい或いは反射率の被写体はマイナス補正。白っぽい或いは反射率の高い被写体はプラス補正です。 補正量は経験則によるので、幾つが適正かは画一的には申せません。 ISO感度自動設定は、基本的に露出不足になりそうな時、自動的に感度を上げる仕組みです。 この設定でも、P・Tv・Av露出モードでは露出補正は有効に機能します。
お礼
補足ありがとうございます。 測光方式についてもいろいろといじってみましたが、仕上がりが全然違いますね。経験によるところが多そうです。たくさん撮って試してみます。
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
ケース1 ケース2 ケース3 何れも、ご理解どおりで結構です。 ケース4-1 ケース4-2 ケース4-3 ISO感度自動設定の挙動について、纏めて回答します。 Tv優先モードでは、設定したSSは固定。f値が使用レンズの開放値以下になると、1/3段刻みで露出不足にならないよう設定の上限までISO感度が上がります。 Av優先モードでは、設定したf値は固定。SSが概ね「1/(焦点距離×1.2)」を下回ると、そのSSをキープしつつ、1/3段刻みで設定の上限までISO感度が上がります。 Mモードでは、設定したSSとf値に対し、適正露光となるようISO100~設定の上限までISO感度が上がります。 なお、Kiss X4は使用経験なしで正確なところは解りかねますが、多分、ISO感度自動設定のISO感度表示は1段刻み表示ですが、制御は1/3段刻みで行われています。 最後の2行に関しては、お見込みのとおりです。
お礼
ありがとうございます。本当にわかりやすいです。 手ぶれしないようなSSをカメラが焦点距離をもとに算出して、その数値とのバランスを見てISO感度を調整しているのですね。 > なお、Kiss X4は使用経験なしで正確なところは解りかねますが、多分、ISO感度自動設定のISO感度表示は1段刻み表示ですが、制御は1/3段刻みで行われています。 なるほど。表示は確かに1段刻みです。でも露出の補正が1/3刻みで動かせるので、内部的には1/3で調整していると考えるのが自然ですね。
お礼
ありがとうございます。 疑問がすっかりと晴れるような回答です。 Tv + ISO オートでは SS固定、F値が優先的に変化、ISOは補足的&限界時 Av + ISO オートでは F値固定、SSをぶれない程度まで優先的に変化、ISOは補足的&限界時 Mモード + ISOオートでは 適正露出 (0) になるようにISOが設定範囲内で変化し ISO上限を超えるとアンダーに、ISO下限を下回るとオーバーになる いろいろ考えると、どのモードも一長一短ですべてにメリットがありますね。 MモードでISOオートにしていてもいいし、状況に合わせてISOを固定して露出を補正してもいい。 被写体と状況(ゆっくりとれるかどうか)などによっても変わってきそうですね。 つい先ほどは近所にある氷の張った池で白鳥を撮影してきたのですが、背景が白すぎて大変でした。 MモードのISO固定か、素直(?)にAvで好きなF値にしてから補正するのがいいのかもしれませんね。 ますますカメラが楽しくなりそうです。ありがとうございました。