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FP工法とWB工法について

現在新築計画中です。 設計士は既に決定しておりますが、建築工法について、FP工法するか、WB工法にするかで悩んでいます。 予算の問題は、抜きにして、それぞれの良い点、悪い点を教えてください。 よろしくお願い致します。

みんなの回答

  • reglus
  • ベストアンサー率41% (149/356)
回答No.1

設備設計してます。かつては工務店に居ました。 FP工法はPAF工法、パネルフレーム工法などとも呼ばれ、北海道において確か室蘭工大の先生が考えたものだったと思います。 一般的なパネル工法の良さと、軸組の良さを併せ持ち、構造の建材は現地加工をせず工場にてプレカットしてしまうため、構造の工期が短くて済む特徴があります。 一方のWB工法は従来の通気工法をさらに発展させて考えたもので、ソーラーサーキット型とか、パッシブソーラー型などとも呼ばれます。通常の通気工法では軸間断熱施工をした際の余剰空間となった壁内を通気空間とするわけですが、WBでは余剰ではなく最初から考えて通気を行うように考えた通気工法というわけです。 FP工法とWB工法は同じ「工法」という名前が付いては居ますが、何のための施工法かという点ではまったく別のことを言っており、FPだからWB出来ないかというと、ちゃんと出来ます。 在来工法と2x4工法を比べるように、単純に比較できる「工法」ではありません。 ベタ基礎と布基礎なら比べられますが、ベタ基礎と瓦屋根を比べる事はできませんよね?そういう意味合いになります。 WB工法では通気が良いから高断熱にならないとか、FPでは通気が悪いからシックハウスが起き易いといった話は単なるハウスメーカーの宣伝でしかなく、在来だろうとWBだろうと高断熱住宅は作れますし、FPでも構造体の工夫で通気を良くすることは可能です。 ナントカFP工法、ナントカWB工法といわれているはずです。ナントカの部分が大事であって、後ろについてる英語の頭文字にあんまり意味はないと思って構いません。

applemy
質問者

お礼

返信が遅れまして申し訳ありません。 専門家からの貴重な意見ありがとうございました。 『単純に比較できる「工法」ではない』ということなんですね。 今後の参考にさせていただきたいと思います。