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擁壁の耐久性について
現在、新築戸建の購入を検討しています。 検討中の物件はいわゆる造成地で、土地の東側は崖になっており5mの擁壁になっています。擁壁の安全性が心配になり不動産の方に問い合わせたところ、擁壁に関しては市の建築許可をとっており問題ないとのことでした。ただし、耐震性の基準等は特にチェックはされていないとのことです(国土交通省で造成地の耐震基準を導入するという話はあるようですが、私の市ではまだ導入していないそうです)。 擁壁の図面を取り寄せて見たところ、L字型およびT字型の擁壁で構成されており、特に問題なさそうには思えますが、地震や劣化の問題などまだ不安が残っています。 ちなみに、物件は、斜面を切り崩して盛土と切土で構成されているような感じですので地盤自体にも不安があります。 2点ほどお教え願いたいことがあります。 1.漠然とした質問で申し訳ないのですが、地震のリスクはどのぐらい考慮しておかなければいけないものなのでしょうか。 2.20~30年後に転売するとして、擁壁の劣化等により価値が下がるリスクはどのぐらいあるのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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現地を見てないのではっきりとは言えませんが、擁壁の強度より、盛土の状態の方が気になります。確率の話をすれば、擁壁自体が破壊または転倒する確率よりは、地盤が不等沈下を起こす確率の方がずっと大きいと思いますので。 新築戸建ということは、工事に先立って、地盤調査をしていると思いますので、そのデータも見せてもらうべきです。万一そのデータが残ってない場合は、その物件はかなりリスキーだと思います。仮に地震が起こって、擁壁自体は無傷で、家の被害も大したことが無くても、地盤の陥没や液状化が起これば、家の価値はゼロですし、他に移り住むにも、その土地を売ることも出来ないでしょうから。 A2の答えについては、20~30年後のその時に、擁壁に亀裂や傾きが無ければ、宅地としては充分使えると判断されるでしょうが、鉄筋コンクリートの耐用年数が一般的に50~60年と言われていますので、その分は差し引いて考える必要があると思います。
補足
ご回答ありがとうございます。大変参考になりました。なるほど、地盤の方も不安に感じていましたが、そちらもリスクが高そうですね。 地盤調査の結果については以前聞いてみたのですが、まだ行っていないとのことでした。このままだと地盤調査をしないまま契約することになるかもしれません。もう一度確認してみたいと思います。 擁壁については、やはり普通の土地よりは価値が下がる可能性があるということですね。了解しました。