え、洗う? なんのためにですか。なにかメリットあるかしら。かびてたらかびの処置法をお尋ねになるだろうし。必要ないですよ。まあ洗っても害はたぶんないでしょうけど。プロの中には干していて塩を吹いてきたらホースでじゃばじゃば水を掛けるなんてことをするという話も小耳に挟みました。みるみる乾くそうです。もっともそれは夏まっさかり、お日様ぎらぎらの頃の話ですけど。
梅を干す目的の第一は梅から水気を奪って塩分濃度を高め、保存性を上げることです。とすれば水洗いはそれに反する行いであるのは自明ではあります。
日差しが随分ともう弱まっているので、干す日数を延ばしたほうが良かろうとは思います。ご承知の通り、三日三晩が標準ですが、一日か二日よけいに干さないと、十分に水分が抜けないし、色も綺麗に出ないでしょう、きっと。
梅仕事の流儀はほんとに十人十色で、知れば知るほど矛盾や齟齬にあきれますが、まあどうやっても梅干は出来てしまうと考えて楽天的に、あらっぽくゆきましょう。
干すのが面倒だったらそのまんまでも食べられますし。そういうのは梅干じゃなくて梅漬けと名前が変わりますが。味わいや外観も違うことは違うでしょうが。
お礼
ありがとうございます。 すごい参考になりました! 一日干しただけでもう塩を吹いていますが美味しそうに仕上がりそうです。