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日本の経済発展について
自分の親は60代ですが、初任給は、3万5千円だそうです。 当時の物価は、パン30円バス30円 そこから10年くらいのうちに、ボーナスが100万円ほどになり、 物価も高くなり、母が言うには、物価が高くなって、インフレが起きていた。というのですが意味がよくわかりません。 土地を祖父から160万で譲り受けていたので、ほとんど借金を簡単に 返したようです。 経済が発展するとき、物価が上昇するのは簡単にわかりますが、 インフレが起きる。。というのがよくわかりません。 インフレが貨幣価値が落ちて、デフレが物価が高くなるということですが、どうゆうことでしょうか 10年のうちにボーナスが100万になり、もらう金が増えているのに インフレという状態がまったくイメージできません。
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- komimasaH
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物価を絶対値で考えるからおかしくなるのでは? 時間を一緒に考える必要があります。 100円のものはいきなり200円にはなりませんね。 じわじわと上がっていきます。 年に消費者物価がどの%の「比率」で上がっていくのか ということをインフレ率といいます。 さがっていく比率はデフレ率です。
- okonomi99
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ちょっとしたシミュレーションをしてみましょう。 インフレ(物価上昇)が5年後に100%、貯金金利を年利3%とします。 今 車-100万円 貯金-100万円 月給-20万円(給料の5ヵ月分) 5年後 車-200万円 貯金-115万円 月給-40万円(給料の5ヵ月分) 10年後 車-400万円 貯金-130万円 月給-80万円(給料の5ヵ月分) ※これは5年後に物価の価値が倍になると仮定しています。 ※また今はこんなにうまく給料はあがらないでしょう。 昔の高度成長期であれば実際にこれ以上の事が起きていたのです。 車でなく、土地・家を買った人達は皆、恩得を受けれたのです。 私の両親も土地・家を30年程前に800万円で買いました。 30年ローンで月々2万円のボーナス時12万円くらいかな? その時の給料が4~5万円くらいかな? 給料は高度経済成長に合わせて、どんどん増えていったので、 800万円なんて、すぐに返済できたわけです。インフレのお蔭で。 今、食料品を中心に日本の物価はあがりつつあります。 ただ、給料は増えてこなさそうなので、 苦しい時代に突入していく可能性があります。
- sudacyu
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用語の理解に間違いがあるので、混乱しておられるように思います。 『物価が上昇する=貨幣価値が落ちる』 これは全く同じことを言っていて、貨幣の価値を指標として固定して見れば、物価が上昇していることになりますし、物を固定して考えると、同じ物を買うのに多くの貨幣がいるようになるので、貨幣価値が落ちると言います。 これを、欧米では『インフレ=インフレーション』と呼びます。 つまり、「物価が上昇する」=「貨幣価値が落ちる」=「インフレーション」と捉えて、ほぼ間違いありません。(経済理論などを扱う場合、微妙な定義の差をおく場合もありますが、普通一般にはこの捉え方でよいでしょう。) デフレ=デフレーションは、インフレの逆で、物価が安くなることをいいます。 これで、再度考え直してみてください。納得できると思います。 尚、最後の <<10年のうちにボーナスが100万になり、もらう金が増えているのにインフレという状態がまったくイメージできません。>> と言う状態は、次のように考えてください。 日本経済の発展とインフレが重なって、収入は激増したが物の値段もある程度高くなっていったということです。 名目上、10年で給料35000円が6倍の21万円になり、ボーナスも100万円出るようになったが、物の値段も2倍以上になったのです。 実質的には、10年前の物価が上がらなかったと仮定して実質を考えると、給料が3倍弱の10万円に上がって、ボーナスも46万円出たと言う感じです。そして、借金は半分以下になったと。 <参考> 現在の巨額な国債も、インフレが起これば、実質は半分になり、国は大いに助かります。逆に国民が今までしてきた貯金は値打ちが半分になり、大損します。 国債を減らすために、増税しても国民の負担。インフレで国の借金がな減っても国民の負担です。同じ負担なら、誰がどこからどれだけ負担するか、事前に国民が検討できる増税の方がまだましかと思います。
- parts
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デフレの意味が間違っていますよ。そこが分かれば難なく分かります。 インフレーション(inflation)とは、物価が継続的・断続的に上昇し、貨幣価値が下がること。需要に対して供給が追いつかずプレミア価値が付く商品がありますよね。例えば、限定○○の商品がオークション価格で数倍となるような現象が、経済全体で似た状況が発生するのがインフレーションです。これには貨幣価値を含まないため、物価があがるということは今までと同じ値段では物が購入できないということを意味し、お金の価値が下がっているということが言えるのです。 この現象は、好景気の時期に発生することが多く、物への投資が増え実際の供給(作る量)より需要(欲しがる人の数)が増え、高くても物を買いたいという傾向が強くなったときに発生します。しかし、それが加熱しすぎる実体の経済価格より過剰な価格で取引されるようになりそれによって、庶民がそれに手を出さなくなり泡のように商品単価がはじけ飛ぶ(バブル)という現象が発生することがあります。 質問のケースでは物価が上がったの(インフレ状態)です。ということは人が物を買うという購買意欲に繋がり、景気が良くなっていった。そして、賃金が増えた。インフレ前の過去に借金していたなら、その借金を返すのは賃金の増加と景気の増大によってたやすくなったと言えます。 デフレーション(deflation)とは、今でも液晶テレビなどで言われていますが、物価が継続的、断続的に下落して、貨幣価値が上がる現象のことです。供給が過剰な状態で需要を上回っている状況下や、不景気によってお金を大量に市場放出している状況(低金利状態)で発生することが多い現象です。 バブル不景気などがそうです。一般に、人が物を買わないか同じ値段ならより安く買おうとする傾向を指します。物が安くなるのは見かけ上良いように見えますが、実際にはそれが賃金(給料)にも響くようになります。 安くすればするほど人に払うお金や設備などの物に払うお金は減り、経済全体が縮小します。その代わり、お金を使わないからどこかに貯まり、価格の下がる「物」よりも、「お金」を持ちたがる状況になる。これが、デフレーション。デフレは物価を下げ、貨幣価値があがるのです。 デフレが物価を上げるのではなく下げるという点、ここがポイント。
補足
みなさん、サンクスです。