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「XXXをXXXしてあげる」について
(1)、「携帯を拾ったら、持ち主に電話してあげる」 (2)、「私が田中さんを案内してあげましょう」 質問: (1)の「持ち主に」のところは「に」が使っていますが、(2)の「田中さんを…」のところは「を」が使っていました。この二つは何か違いますか。
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(1) この場合の「に」は、何か動くとき、その動きの目的地・行き先・到着先などをあらわすときに使うものです。 -- 学校に行く、電車に乗る、海に飛びこむ、箱に入れる、恋人に電話する この例文は「私(主体)→持ち主(相手先)」という方向に向かって「電話する」という動作をしているわけですね。 「を」と「に」の両方を使うとしたら、 「携帯を拾ったら、拾ったことを持ち主に電話してあげる」と、 なります。 (2) この場合の「を」は、何か動くとき、その動きの対象をあらわすものです。 -- かばんを持つ、人を好きになる、駅を探す、日本語を学ぶ この例文では、「私」の「案内」する対象が「田中さん」というわけです。けっして「田中さん」のほうへ「案内」するわけではありませんね。 「を」と「に」を両方使うとしたら、 「私が田中さんを駅に案内してあげましょう」のように なります。
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