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信頼できる医師数のデータについて
最近周産期医療の崩壊の原因である産科医の退職や産科医になろうとする医師の減少などの問題が注目されています。 こういった問題に対して医師の数という面で「医師の数は足りている」「医師の数は不足している」という二つの意見があるようです。 他の先進国と比較して少ない、等色々な根拠を基に議論が展開されていますが、私はそもそもの「日本における医師の数」の信頼できるデータがあるのかどうか、ということを疑っています。 厚生労働省が『医師等資格確認検索』(http://licenseif.mhlw.go.jp/search/top.jsp)というシステムを公開しましたが、既になくなっている薬害エイズの安部氏や、エッセイストであり精神科医の斉藤茂太さん、過労死した医師の名前が載っているなど随分とずさんなシステムだと話題になっています。 このシステムが厚生労働省の把握している医師数のデータを基にしているとしたら、厚生労働省の開示する医師数は、まったく信用できないということですよね? もし厚生労働省の提供するデータ以外に、日本の医師数(地域ごとでも、何でも構いません)何か信頼できる医師数のデータがありましたら教えていただけると幸いです。
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- r_nurse
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どんなデータも目的に即して合理的な方法で収集されているので、適切な使い方をしなければ意味がないと思います。 ご指摘の医籍の確認のシステムは、個人情報保護のため国家試験の合格者名を公表しなくなったことを受けて、日本の医師免許を交付された人の氏名が確認できるようにしただけのものだと理解しています。 私が知る限り、日本の医師数が云々というときは、2年に一度、厚生労働省が実施する「医師・歯科医師・薬剤師調査」という調査のデータが用いられていると思います。実際に働いている方の届出によるものですので、比較的実数に近いと考えられます。 厚生労働省以外に提示されているデータということですが、残念ながら知りません。行政以外にこんな面倒で儲けにならないような仕事をしてくれる会社があるとは思えないのですけど・・・。
- sodenosita
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日本の官僚がそこまでお馬鹿でないと思います。おそらく、上記システムは遺族が、医籍抹消をしなきゃいけないことを知らないがゆえに生じた現象でしょうね。 医師法 第 6条 3 医師は、厚生労働省令で定める二年ごとの年の十二月三十一日現在における氏名、住所(医業に従事する者については、更にその場所)その他厚生労働省令で定める事項を、当該年の翌年一月十五日までに、その住所地の都道府県知事を経由して厚生労働大臣に届け出なければならない。 こちらの2年に1度の現況届けが主たるデータだろうと思いますよ。医籍と違って、どこに勤めているかまで記載することになりますから。医籍のみでは、医療圏における医師数まで把握することは不可能でしょう。 このデータが開示されているかどうかは、わかりません。
お礼
現況届けについて走っていますが、それでも実態との乖離が現場から聞こえるのは何なのか、ということを思って質問をしました。 回答どうもありがとうございました。
お礼
かいとうどうもありがとうございました。