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医師のナイチンゲール
看護師といえばナイチンゲールやヘンダーソンの名前があがいますが、医師でも看護でいうナイチンゲールみたいな人っているのでしょうか? いるのならどのような人なのでしょうか?
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医師なら誰でも思い浮かべるのは 「医学の父」ヒポクラテス(紀元前460年 - 紀元前377年)でしょう。 医学部入学時、国家試験合格時、そして医師免許を手にする時 「ヒポクラテスの誓い」と向かい合うからです。 「ヒポクラテスの誓い」は医の倫理として 医師のあるべき姿が永遠不滅であることを教え 医師としての自分を見いだし、確立し、そして責任を果そうとする時の大きな心の支えとなっているものです。 ヒポクラテスの生地、ギリシャのコス島の町の中央には その下でヒポクラテスが医学を教えたという伝説のある「ヒポクラテスの木」とよばれるスズカケノキ(プラタナス)の巨木があります。 「ヒポクラテスの木」は、その子株が各国の医学部に植えられて、日本でもいくつもの大学に植樹されています。 ヒポクラテス http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%9D%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9 ヒポクラテスの誓い http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%9D%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%AA%93%E3%81%84 http://www.kanazawa-med.ac.jp/mic/rinri/hippocrates.html
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- rinascere
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No1の方が医学の父について言及していらっしゃいますので、補足することはあまりありませんが、現代においてもナイチンゲールの精神に通じる心を持った医師がいらっしゃり、感銘を受けた思い出があります。 その方は、院内における衛生問題や患者に対する傾聴を看護師任せにせず、自ら改善しようと奔走する人でした。待合室にたくさんの患者がいるにもかかわらず、難しい病気を抱えている患者の話を数時間も聞き、医師と患者の双方が納得できる医療を、全力で提供してくれようとする人でした。休日は1ヶ月のうちほんの数日。その医師は男性ですが、毎日毎日、笑顔を絶やさず、患者の心身に気を配るその姿に、私はナイチンゲールの面影を見ました。 現代の診療報酬体系や、医師、看護師の不足などにより、患者ひとりひとりに対して良質なサービスを提供することが難しいこの世の中では、看護師ですらナイチンゲールでいることが困難な状態です。その上で、上記にご紹介したような、患者の心身を総合的に診ることができる医師、院内の現状を人づてではなく自分の目で見て改善しようとする医師は非常に貴重な存在であり、尊敬に値すると感じます。