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ナイチンゲール誓詞で
カテゴリーが違っていたらすみません。 ナイチンゲール誓詞に「悪しき薬を用いることなく」という箇所があります。原文では「harmful drug」で、直訳すると「有害な薬」ということだと思いますが、ナイチンゲールの時代(1820~1920)のharmful drugとは、具体的にどのようなものをさすのでしょうか?ご存じの方がおられましたら、お教えください。
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ナイチンゲールの時代,そして,ナイチンゲール憲章が作られた時代を考えますと・・・ 当時は堕胎薬として水銀が頻繁に使われていました。 そして,水銀以外にもヒ素を始めとする有毒鉱物類が薬としてよく用いられていたでしょう(実際にはヒ素も,その強力な殺菌力をうまく利用すれば素晴らしい薬ではあるのですが)。 こういったもの,特に堕胎薬を指していたのではないかと想像できますネ。 以上kawakawaでした
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- ymmasayan
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致死薬のことだそうです。 原典がPDFファイルなのでリンクできません。 Googleで「ナイチンゲール誓詞とヒポクラテスの誓い」で検索してください。 pdf、CONTENTSです。
お礼
さっそく、ご紹介のファイルを見てみましたが、「致死薬」というのも、「harmful drug」を訳しただけのようです。たとえば、ジギタリスという薬は量を間違えば致死薬になりますが、harmful drugとは言いません。薬というものは多かれ少なかれ量を越せば有害であるのは明白だと思うので、わざわざ「harmful drug」と言っているのは、当時出回っていた何かうさん臭い薬のことでも言っているのだろうかと思ったのが質問してみようと思いたったきっかけです。個人的には、「悪しき薬」というのは、麻薬のようなものをさしているのかなと思ったりしていますが、確信が持てません。 もし、また何かご存じのことがあれば教えていただければ幸いです。 ありがとうございました。
お礼
堕胎は宗教的にも「悪しき行為」なのでしょうね。母体の生命をも危険に陥れる有毒な水銀や中毒をおこす砒素は、「harmful drug」として十分に納得のいく薬物ですね。貴重なご意見をありがとうございました。