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エンジンは冷えている時が1番速い?
エンジンは冷えている時が1番速いと聞いたのですが、 どうも納得がいかなかったので質問しました。 ちなみに車はレガシィB4です。 ピストンなどのクリアランスもエンジンが暖まっている状態(膨張しきった)時が適正なクリアランス=最大出力が出せると思っていたのですが・・・ エンジンオイルも冷えている時は抵抗が大きいと思うのですが・・・ カムシャフトが回るのもオイルが冷えている時は抵抗が大きいと思うのですが・・・ それでも冷えている時が1番速いのでしょうか? 吸入空気が冷えている方が爆発(出力が)大きい事は判るのですが エンジン自体が冷えている時が1番速いとはどうしても思えないのです。 この話で、ちょっと言い争いになってしまいまして。 市販車は本当にエンジンをかけてすぐが1番速いのでしょうか?? エンジンが壊れるなどの話は無しで、本当にその状態が1番速いのでしょうか? 出来れば体感ではなく、数値的か理論的に教えて頂けると助かります。 宜しくお願い致します。
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冷えている状態では混合気が気化・着火し難い状態です。 その状態では満足に混合気を燃焼させることが難しく、とてもパワーが出せる状態とはいえません。 だから、昔のキャブ車にはチョークが付いていますし、今のインジェクション車ならECUによるオートチョークで燃料を多めに吹いて始動・燃焼し易い状態を作っています。 言い換えると燃料が濃すぎる状態ですので高回転では吹けないし、今の車なら暖気時の燃調マップは前述のとおり濃い目の燃調+安全側を考慮して高回転まで回らないセッティングとなっています。 あとは仰るとおりオイルの粘度や各部のクリアランス等の理由も併せて考えれば、屁理屈を除いてエンジンが冷えた状態では、どう頑張ってもパワーは出せません。
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- turukame2005
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それは質問者の方が正しく、お友達が無知なだけです。 理由も、質問者の方が書いているとおりで、間違いありません。 車に関しては、自分の知っていることが、車に関するすべてだと思いこんで、自信ありげに見当はずれなことをいう人がいますね。 この掲示板でも、時々そうした回答を見かけます。 まあ、私も勘違いを書いて、後で赤面することがありますが。 前の回答者の方が書いているように、エンジンが冷えている時は、フリクションが大きいので、吹き付けるガスの濃度を濃くします。 そうでないと、エンストしてしまうからです。 チョークといいます。 お友達は、それをパワーが出ていると、思いこんでいるのでしょう。 昔の車は、チョークレバーがついていて、エンジンをかける時に自分で引いたのです。 暖気が終ったのにレバーを戻すのを忘れて、ガスが濃いままになり、プラグをかぶらせる人もいました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の認識が間違いでなかった事に安心致しました。 確かに話をしている時、私の意見は全く聞き入れてもらえず 「それは、間違っている!エンジンが冷間時の方が速い!実際走ってみれば判る事だ!」といわれ、 冷間時に自分の車で高回転まで回すという行為はしたくなかったので 話は、ずーっと平行線でした。 チョークもそうですね。 昔はチョーク引っぱって暖気してましたね! その状況も踏まえてエンジンが回る訳が無い!という認識で話していましたがダメでした。 ありがとうございました。
- pirachinn
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違う観点から考えると、冷間時は吸入空気量が多く、アイドル回転が高い→ターボ車なら少ないアクセル開度で早くからブーストがかかる?) エンジン自体は80度くらいを基準に作られているんだろうけど、実際乗ってみると冷間時の方が早い感じがする車がある。 これは自分も感じていた事で、自分の乗っているターボ車は冷間時のほうがターボの立ち上がりが早くて、明らかに速く感じる(べた踏みの話ではないですよ)。それがターボだけの仕業なのかは解らないけど、もちろん吸気温度、点火時期等のからみもあるし。 しかし前に乗っていたNAは逆で、冷間時の方が明らかに重かった・・。 実際、MAXパワーは暖気後のほうに軍配が上がるはずだけど、フィーリング的なことを言っているのなら、間違いとも言えないんじゃないかな~? シャシダイナモで測定すれば一目瞭然ですよ!
お礼
ご回答ありがとうございます。 体感的に速いと感じられる車もあるという事ですね。 レガシィの場合ですと 280ps(206kW)/6500rpm 35.0kg・m(343N・m)/5000rpm(カタログ値) 始動後にベタ踏みしないと最大出力出せない(冷間時でここまで回せるだろうか?)=速い訳がないと思っているのですが・・・ 議論していた事はフィーリングではなく、実際に冷間時の方が速いと言うので 議論が白熱してしまいました。(笑) 参考になりました。 ありがとうございました。
- enyo-r
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やはり 熱いほうが速いと思いますね サーモスタットの温度を一般の78℃から82℃にしただけで たいていのエンジン速くなりますよっ あるサイトの説明に サーモスタットが設けてある理由はエンジンが高温になり過ぎないためもありますが、一般的には『暖機を早める』ためにあります。 暖機とは、エンジンを適温まで温めて燃焼効率を高める事にあります。また、エンジンが冷えているという事は金属が固い、すなわち摩擦した時に傷が付きやすい事になります。 とあります "日本サーモスタット株式会社" という会社があるくらい この部品は地味ですが皆が思っているより重要なパーツですね。。。 それと エンジンオイルだけではどうしても出てくるフリクションロスを 出来る限り添加剤などで減らすのも効果的です
お礼
ご回答ありがとうございます。 エンジンを適温まで温めて燃焼効率を高める、 適正温度があるという事が冷間時では速くないという事ですね。 キズが付きやすい、そうなんです! 「実際に冷間時にアクセル踏んでみれば?」っと言われたのですが そんなエンジンの寿命を縮める様なこと自分の車で試したく無かったので・・・ ありがとうございました。
- O8GR
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他の方のおっしゃるようにエンジンが暖まって適正なクリアランスの時に空気が冷たい程エンジンの出力が大きいです。 一応エンジンが冷えている時に出力がちょっと多くなる要素として、インジェクションのコールドスタート時の燃料増量があります。 エンジン始動時でもエンジンが冷えていれば多目に燃料が出るので温まったエンジン始動時よりは出力が高いと推測されます、しかし エンジン始動=アイドリング回転数+αの回転数での話 しかも数十秒ぐらいの間の話ですから、最大出力=高回転ではエンジンが温まって適正なクリアランスとなった状態の方が高いでしょう。
お礼
ご回答ありがとございます。 やはりそうですよね。 コールドスタートの混合気が濃いのは分かるのですが 混合気が濃いという事は、 燃料量に対しての酸素が少ない=燃え難い、出力が小さいという事ではないでしょうか? レガシィの場合ですと高回転まで回さないと最大の馬力もトルクも出ない やはり冷間時は速くないという事ですね。 ありがとうございました。
- kazuof23
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エンジンは適正温度まで温まっており、吸気温度が低いとき(空気密度が高いとき)が一番パワーを出しやすい、したがって筑波などでの速度トライアルは冬場のほうが高速が出やすい。 夏場の走行時など、気温が高かったので冬場のトライならあと○秒は短縮できるなどのコメントが付くことが多いです。 一発トライなどではエンジンオイル、デフオイルを事前に温め抵抗を減らすくらいなので冷えたエンジンでパワーが出るなど有りえないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 エンジンは暖まってる状態で空気が低温の方がやはりパワーが出る=速いのですね! 自分の認識が間違っていなかったと安心しました。 エンジンオイル、デフオイルの抵抗を減らすというお話も納得です。 メーカーでさえ燃費を良くするために0W20なんてオイルを入れる位ですから オイルは少なからず抵抗になるという事ですね。 参考になりました。 ありがとうございました。
- LargeDog
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水温が低いと燃料の補正が入って、多めにガソリンが吹かれるから、車によってはアクセルを踏んだときのツキがよいのでそのように感じる事もあると思います。 特にATなどは、アイドリングが高いのでそういう錯覚を覚えるかと思います。 ですので >市販車は本当にエンジンをかけてすぐが1番速いのでしょうか?? といわれれば、 「NO.」 ですが、一部の車はツキに関して 「YES」です。 ただ、エンジンのような熱の変動がある装置はオイル粘度とかクリアランスとかは動作時の温度にあわせて設定しているので、基本的には暖気した車じゃないと高回転まで回そうと思うとモッサリしてます。 尚、熱効率と馬力は別物です。 熱効率はどれだけ熱からエネルギーを取り出せるか。 逆に馬力は単位時間当たりの仕事。 エンジンの回転がゆっくりで、モッサリしてても排気熱やシリンダーに逃げる熱や機械的損失(抵抗)で捨てるエネルギーが少なければ熱効率は良くなります。 逆に高回転で排気熱で無駄にエネルギーを捨てようが、機械式スーパーチャージャー等で機械的損失が多かろうが短い時間で仕事をたくさんすれば馬力は上がります。 ちなみに余談ですが熱効率は水温は高い方が良いです。 ベストは断熱膨張の超ロングストロークエンジンですが、それは無理なので水温が高ければそれに近い状態なので。 50ccのエコレースなどではシリンダーのフィンを削ってます。 また、ラジエターに物をつっこんで、イオンだなんたらと言って燃費を良くするオカルト商品がありますが、これはただ単にラジエター流路を狭くしてエンジンの温度を高めにして熱効率をよくしているだけだったりします。 本当に余談ですけど。。。
お礼
ご回答ありがとうございます。 レガシィの場合ですと 280ps(206kW)/6500rpm 35.0kg・m(343N・m)/5000rpm(カタログ値) かなりの高回転でパワーを出すタイプのエンジンだと思います。 このタイプの車が始動直後が速いとはどうしても思えませんでした。 >一部の車はツキに関して「YES」です。 これは、体感で速いと感じるという事でしょうか? 実際の車速はエンジンの暖まった状態のほうが速いと思うのですが・・・ ありがとうございました。
rally127さんの考えで正しいと思いますよ。 内燃機関は熱エネルギーを運動エネルギーに変換するものです。しかも、その熱の殆どは排気ガスとして捨てられていますね。 エンジンが冷えていると言うことは、熱エネルギー自体がエンジンを温めるために使われる訳ですし、温まった状態で効率よく働く様に作られているので、オイルの流動性や各部のクリアランスなど最適ではありません。加えて駆動系なども冷えていて動きがスムーズとは考えられないでしょう… 確かに吸入空気が冷たい方が密度が高く、爆発のエネルギーは大きくなりますが、吸気の空気量は意外と多くタービンやインタークーラーを通る時間は一瞬で、長時間スポーツ走行をしてかなりの高温になっていない限り影響は少ないと思います。 上記の事から同一条件下でなら、冷えたエンジンより通常走行で暖気を行ったエンジンの方がパワーが出ると推測します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 正しいと言って頂けて嬉しいです。 今までの自分の認識が間違っていたのか?と 思わされる議論だったのでご質問致しました。 仰るとおりですね。 エンジンは冷間時と言っても、大気中の空気の温度は同じですし 吸入に関しては常に新しい空気を送り込んでいる訳ですし オイルに関しても、私は5W40と10W50の2種類オイルを季節で使い分けているのですが 10W50の方がエンジンレスポンスも重くなる(燃費も悪く)と感じているので 絶対冷間時は抵抗が大だと思っています。 冷間時の方が速い!というのはどうしても納得出来ませんでした。 ありがとうございました。
- nekoppe
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暖機完了時が本来の性能が発揮できる状態です。例を少し、 ・ピストンもシリンダも暖機後真円になりますが、冷間時は楕円で上部と下部の形状も異なっています。完全な円筒になっていないシリンダをピストンが高速移動する事になります。 ・燃料はシリンダやピストンの熱と圧縮熱で気体となって燃焼し、ピストンを押す力となりますが、冷間では冷えたシリンダやピストンで気体になりにくいばかりか、気体になった燃料まで液体に戻ってしまいます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね。 私もその認識で、冷間時ピストンのクリアランスが適正でない=高圧縮出来ない=パワーが出ない=冷間時は速くない。 と説明しても 「そんな事は無い!ピストンクリアランスは冷間時の方が広いから抵抗が無い!オイルの抵抗なんてほとんど無い!実際にそうゆう風に乗っていて冷間時の方が速い!」というのです。 私的には人間の体感など人それぞれですし当てにならないと思っているのですが 自信を持って「冷間時の方が速い!」というので私は???でした。 ありがとございました。
- chiezo2005
- ベストアンサー率41% (634/1537)
推測ですが,一番効くのは吸入空気の量です。 吸入空気が冷えていと空気の密度が高いので出力がでるのは書かれている通りですが, 同じ理由でエンジンが冷えているほうが,エアーインレット→インテークマニフォルドまでの間で空気の温度が上昇しない(ましてやターボ付きだとインタークーラーなども完全に冷えていますし)のでその分出力はでると思われます。 ただし,温まるまでのほんのわずかな時間の話なので,あまり議論する意味はないのではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうなんです。冷えている空気の方が密度が濃いよって出力が大きくなる。燃焼室など爆発に関してはそうだと思うのですが 始動直後に全開でピストンのクリアランスが適正なのだろうか? 始動直後で最大圧縮が出せるのだろうか? 冷えているオイルが抵抗になっているのじゃないだろうか?(ちなみにオイルは10W50なのですが) 全体を通して車自体が速いのか?という所で疑問に思っております。 本当にこんな事に議論している自分に???なのですが、 こうなると、どうしても知りたくなって仕舞いまして・・・ ありがとうございました。
- Willyt
- ベストアンサー率25% (2858/11131)
これは推察なのですが、熱機関というのは高熱源と低熱源の差が大きい程熱効率がよく、特に低熱源が絶対零度になると効率が100%になるということが誤って伝わったのではないでしょうか。 レガシーのように水冷エンジンだと、昔から冷却水の温度が80°Cくらいになったときが最適であると言われており、これは技術が進歩してもほぼ変らないのではないかと思います。 エンジンの高熱源は勿論燃焼した気体でその温度は千度を超えるでしょう。一方、冷熱源はそれが20°であろうと100°であろうと、高熱源の温度の高さと較べれば五十歩百歩でしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 絶対零度になると効率が100%になるのですね!(驚) エンジンに関しては絶対零度は有りえないですし、 む~ん、難しいですね。 レガシィは適正温度が80℃。 やはり適正に暖まった方が速いような気がします。 ありがとうございました。
お礼
判りやすいご回答で納得です。 確かにエンジン始動時はオートチョークが効いていますね。 その状態でパワーを出す通常走行は私的にはありえない行為なのですが 質問のような事を言われて、自分の常識は間違っていたのか?とご質問したしだいです。 混合気の濃い状態での全開走行は燃焼室内の汚れ方が凄そうですが パワー自体も出せる状況ではないのですね。 レガシィの場合、高回転でパワーを出す車なので高回転が回らない=パワーが出ないですね。 ご回答ありがとうございました。