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ならず者国家
アメリカは北朝鮮を悪の枢軸国とかならず者国家とか言っていますが(最近は裏で何かよろしくやっているような気がしますが)本当にそうでしょうか?北朝鮮はならずも者と言われるような何をしたのでしょう? ならず者国家はアメリカ自身ではないでしょうか?人類史上類を見ない原子爆弾という人体実験をやり、勝者の論理で一方的に裁き、その裏で薄汚い取引をやり、絶対的な軍事力を背景に他国を経済的に追いつめる。まさに、暴力団かならず者です。それでも、アメリカ発のメディアに悪のりして本当に北朝鮮が攻めてくると思っている日本人が多いのに驚きます。どうして日本人はそんなにアメリカが好きなのでしょう?時事問題とか政治問題はとかく感情的になりがちですが、右翼的、過激的ではない意見が聞きたいのですが。
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- pluto003
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日本人の西洋神秘主義というのは戦争以前から存在しており、「高く良いものは外国から」という海外ブランド志向が強く根付いています。これは島国であり同一民族同一言語が長く続いてきているためと思われます。 また戦後には、テレビなどを通しアメリカを知り、豊かさに憧れ、そこに写る物質文明へ憧れを持ち、アメリカへ追いつけ追い越せで、戦後復興からバブル崩壊までをたどる事になりました。 これに似て面白いのが中国のいわゆる戦後です。日本が高度経済成長をとげると中国もそれに習うような動きを取り始めます。日本がそうして発展を遂げたように、中国も西洋から科学、産業、経済、など国力となりうる多くの事を取り入れはじめます。しかし、そこで言葉の壁に気づく事になります。 そこで中国は効率的な吸収をするために、言語として近い形態の日本の書籍などを翻訳し近代化に尽力して行く事になります。一時期は翻訳書の大多数が日本書籍となった時代もあったそうです。そのような流れの中当然、他の日本文化も同時に流入し、日本人がアメリカの物質文明にあこがれをもったように、中国国内においても日本化と思われる現象が起こるようになり、日本人に好意的な映画やドラマも作られるようにもなりました。そこに危機感を感じたのが中国共産党の高官達であり、恐らくは反日教育の原点はここにあると言っても間違いではないと思います。 少し前にタレントの 今井雅之 さんがテレビ番組で、「今の若い奴は何だ!ラッパーだかなんだか知らないがあの若い奴らはなんなんだ」とやっていました。番組を見ていない方には少々わかり伝わりづらい話ではありますが、つまりこういう事が日本人のアメリカ好きといわれる事の象徴的存在であると思いますが、これは同時に日本のエンターテイメント産業の弱さであり、同時に日本カルチャー(サブカルチャー)の弱さという事なのです。子供や若者は、何かしらの憧れによって、それを真似て自分のものにしてゆき、その繰り返しがカルチャーとなって行きます。メディアが発達して今やカルチャーによる流行は世界的なものになりました。 そこに来て日本カルチャーは弱いのです。音楽、ファッション、スポーツ、と弱いわけです。連敗続きというところでしょうか。国家という枠組みで見るならばそのほとんどは西欧からのものであり、音楽などではヒットチャートにありながら明かなコピー品というものまで未だにあります。 近代カルチャー唯一いま勢いをもっているのが日本から生まれたいわゆるストーリー漫画でしょうか。恐らくは小説や映像作品などとならんで漫画という表現手段がこれからどんどん広がりを見せる事と思います。 で、こういったカルチャーサブカルチャーという分野においてもアメリカはやはり強さをもっています。豊かさの中にあってこそ、面白そうと、カッコイイと、次世代を巻き込んだ発展が可能な分野でもあるので、経済が強い国でなくてはまずこの手の分野で強さを見せる事は難しいでしょう。またそれを後押しするように世界一のメディア大国であり、日本のテレビ番組もアメリカ初のものが多いようです。 人口3億を抱え、世界一の経済大国であり、資源も豊富な国、アメリカです。当然日本でもその影響力は大きな物があります。 日本人のアメリカ好きとは、アメリカ好きというより、現代の流行やカルチャーがグローバル化した事が大きな要因の一つでしょう。そして逆輸入がなくては新たなものを認められない西洋神秘主義が絡み合っていわるゆ日本人のアメリカ好きという状況が生まれるのでしょう。 今後、アジアには、中国、インド、という2大国が実質的な大国となる事でしょう。その時、日本はどうなっているのでしょうか。例えば、外国人は2人までと、外国人枠をもうけている日本プロ野球、私は日本プロ野球は外人枠を取っ払った上、アジアリーグとなるぐらいの大転換がなければ、アジアの草野球チーム日本野球になってしまうと思います。間口を広げ 他国をどんどん巻き込んで、産業としても発展させて行くという事が野球に限らず必要であり、そこが日本のカルチャー発進力にもなるし、海外との勝負所ともなって行く事でしょう。 この手の分野で内向きな事ばかりをいっている人が増えれば恐らく日本に発展はないでしょう。 どうなるかは、今後のお楽しみというところでしょうか。
- hdmi446
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>たとえば、安倍総理なんか、漫画とか歌、雑誌などとは無縁のような気がするんですが私の勝手な思い込みでしょうか? 政治家に親米家が多いのも、文化の伝播を重視するアメリカの 昔からの戦略です。 先の回答でも述べましたが、アメリカは移民国家ということもあって、 留学生の受け入れに昔から積極的です。 特に途上国の政治家やエリートの子息は、アメリカで奨学金を出してまで 受け入れています。 有名なのはフルブライト奨学金制度ですが、この種の奨学金制度は アメリカには山ほどあります。 アメリカで青春を過ごした若者は親米家となり、 母国へ帰った後、政治家や国家の要職へと就くわけです。 これも、古代ローマ時代の人質制度に習ったものです。 (古代ローマは周辺国のエリートの子息を人質に取り、 ローマで貴族と同じように養育した。 大都市ローマで育った子供達は親ローマとなり、 大人になって母国に帰ると親ローマ政権をとった。) 安部総理も、学生の頃5年間留学しています。 安部総理に限らず、ほとんどの政治家には アメリカ留学の経歴があると思います。
お礼
再度の回答有り難うございます。 お言葉ですが、留学帰りに限らず、アメリカからの帰国者には二タイプあります。親米家と嫌米家です。因みに、民主党の小沢氏も、無所属の田中眞紀子氏もアメリカ留学していますが、親米家とは言えないと認識しています。 しかし、思考力がまだ成熟していなかったり、世の中をすべてプラス思考で考える事の出来る年代には親日家になっての帰国者が多い事も事実でしょう。
- hdmi446
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なぜアメリカが好きなのかと言われれば、 大衆文化のほとんどがアメリカ生まれだからでしょう。 テレビ、映画、雑誌、漫画、歌、・・・ さらには今こうして貴方とやり取りできるのも、 アメリカが作り出したパソコンとインターネットのお陰です。 人間は心理的に、物理的・時間的接触の長いものに行為を持つ習性があると言われています。 単純接触仮説と言います。 アメリカは建国当初から著作権法を整備するなど、 文化の経済的価値と、文化の伝播による影響力強化を重視してきました。 他国の留学生を積極的に受け入れるのもその為です。 これは、古代ローマのやり方をまねた物ですが、 アメリカの超大国としての地位があるのは、 建国前の弱小国家だった頃からの長年の戦略と苦労の結果でしょう。
お礼
大衆文化の製造元だから好きになるというのは興味のある見解ですが、しかし世俗的な事にあまり興味を持たない人にも親米家はいると思います。たとえば、安倍総理なんか、漫画とか歌、雑誌などとは無縁のような気がするんですが私の勝手な思い込みでしょうか?
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
日本人は、なぜアメリカが好きなのか? その根は、遠くは幕末のペリー来航から、近くは第二次世界大戦の戦後処理に原因があります。 第二次世界大戦で敗戦した日本を占領した連合国は、その占領政治の目的の一つに、日本に再び戦争を起こさせないことがありました。 第一次世界大戦後に、敗戦国となったドイツに勝った国は多額の賠償金を課して、戦後のドイツ国民の生活を苦しめました。 その困窮にいろいろとスパイスが加わって、後にナチスが台頭する原因となり、やがて第二次世界大戦へとつながった戦訓があります。 よって、連合国の代表であるGHQは、敗戦して困窮した日本人の困窮からくる恨みを、自分たちではなく戦前・戦中の政治・軍事指導者へ振り向ける宣伝工作活動を行いました。 参考:ウィキペディア『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0 この工作活動は見事に当たり、戦後の日本人は戦争に対する恨みつらみを、戦前・戦中の指導者を軍国主義者と呼んで、彼らにぶつけるようになりました。 これにはGHQだけでなく、戦後の日本に浸透した共産主義勢力の宣伝活動も加わります。 その一方、かつてのドイツの失敗に学んだGHQは、様々な支援を日本の復興のために行います。 これには中国の赤化や、朝鮮戦争勃発により、日本を共産主義からの防波堤とする意味合いもありました。 何でも水に流して忘れてしまう日本人は、アメリカの恩恵を受ける中でかつての敵愾心を、見事に忘れてしまったわけです。 正直、北朝鮮が拉致問題の解決に前向きになるなどして、日本への敵対姿勢をやめてしまえば、日本人の北朝鮮に対する敵愾心も、10年もしないうちに忘れてしまうと思います。
お礼
本当にご指摘の通りだと思います。感情論ではない意見を理路整然と伺わせていただきました。このような事を計画実行するアメリカという国は違った意味で好き嫌いは別にすごいと認めざるをえません。拉致問題についても外交で解決されなければなりませんが、本当に解決したいのであれば、ただ相手を憎むのではなく、相手の面子も丸つぶしにする事無く、交渉しなければならないと思います。一時帰国の約束の拉致家族を返さなかった安倍総理ですが相手から拉致問題は終わったと言われても仕方が無い外交だったのではないでしょうか?有り難うございました。
- kantansi
- ベストアンサー率26% (658/2438)
北朝鮮はもちろんならず者国家です。 朝鮮戦争を仕掛けたことに始まり、日本人を始めとする各国国民拉致、ビルマのアウンサン廟爆破、大韓航空機爆破、覚醒剤・麻薬密造等々ならず者行為を上げると切りがありません。 しかし仰る通りアメリカもまさにならず者国家です。 建国以来各国に戦争を仕掛けては領土を増やしてきました。 もちろん第二次大戦の原爆投下や無差別じゅうたん爆撃による民間人虐殺は人類史に残るならず者行為です。 近年でもれっきとした独立国であるグレナダ、パナマなどの主権を侵し攻め込んでいますし、更にCIAによる他国の政府転覆工作などどのくらいの件数があるかも分かりません。 それでもアメリカは世界一の軍事力を誇る為、誰も面と向かって非難できないのが現状です。 マッカーサーが徹底的に日本の社会を破壊し尽くし、アメリカに隷属するよう日本人に叩き込んだため、今でもアメリカに追従しているだけで、基本的に日本人がアメリカを好きだということではないでしょう。 なお、北朝鮮が攻めて来る件については可能性が無いとはいえないでしょう。 面と向かって戦争を仕掛けてくる力など経済破綻で瀕死の北朝鮮に出来るわけもありませんが、お得意の工作員潜入で、ゲリラ的に日本の国内で破壊工作をすることは十分可能性があります。
お礼
そうですよね、世界第五位の軍事国家の日本に攻めて来るほど北朝鮮も愚かでないと思います。工作員潜入も分からなかった昔ならともかく、これからは難しいでしょうね。とにかく仮想敵国を必要とする武器商人達に騙されないように、踊らされないように、しっかり眼を見開いていきましょう。
- j_nishiz
- ベストアンサー率26% (183/697)
No2です。 一般の人間ってマスコミの言ってることに左右されますからね。 日曜日の各局討論番組でもよく言ってるでしょ、政治家が「アメリカについていかないと北朝鮮が、、、」とか。 マスコミも日テレなんかネタがなくなると「北朝鮮の実態に迫る!」とかやるでしょ。 日本人、金髪に青い目が好きな人って少数派じゃないかな。 でもこのまえ近所で金髪に青い目の女子高生がセーラー服着ててちょっと萌えた。
お礼
私も長いこと青い目の人の国で生活しましたが(アメリカではありません)、彼らを基本的に好きではありません。日本人の大多数が朝鮮人を嫌いなように彼らは黄色人種を絶対に対等には見ていません。
- password
- ベストアンサー率17% (195/1092)
原爆投下や経済制裁は 特段 ならず者行為ではありませんよ? 『東京大空襲など、日本人民間人を的にした軍事作戦』や 『軍事力や経済力で 相手に言う事をきかせる』のは どの国でもやっている【合法範囲内の行為】であり、 犯罪国家による違法行為とは 一線を画していますよ? 尚、北朝鮮は 『東京を火の海にしてやる』などを公言し 日本に攻め込む準備/戦争訓練を繰り返しており、 それに備えるのは 当然の事ですよ? 日本人を誘拐/虐殺した事を認めている以上、それ以上の事をしない保証はありません。 戦時国際法に準じた行動:在日の資産凍結や強制送還を含めた キチンとした対応が求められるでしょうね。
お礼
非戦闘員を殺傷、攻撃する事は、ジュネーブ条約で禁止されています。すなわち、テロです。
- gaisei
- ベストアンサー率7% (8/102)
アメリカと北朝鮮の比較をしたいと思います。 (1)アメリカは、選挙で大統領が選ばれる国 北朝鮮は、形だけの選挙をやる国 (2)アメリカは、民主主義国家 北朝鮮は、独裁国家 (3)アメリカは、戦前日本と戦った相手国 北朝鮮は、戦前占領した国 (4)アメリカは、日本の復興に協力した国(反共のため) 北朝鮮は、スターリンと一緒に朝鮮戦争を行った。 (5)アメリカは、沖縄その他の領土を無条件で返還した。 北朝鮮は、日本国内で拉致を行った。 これは、わたしの私見ですのでまだ他にいろいろと比較できるのがあると思いますが、以上5つを比較してみると、アメリカが良いと思う人 が多いと思います。そして、そこに印象とかプラス・マイナスとか考えると。
お礼
いろいろ、比較してくださったんですね!でもそのアメリカのしてくれた事を何十倍しても原子爆弾投下は許される者ではありません。自分が壊したものを復興してくれたからと言って有り難がる必要はないと思います。
- PENPENMAKKY
- ベストアンサー率17% (344/1984)
いままで発覚している範囲ですが ドルや円の偽札を国家ぐるみで作っている 世界最大の違法覚醒剤製造地域 IAEAやNPTに加盟しておきながら機械に細工してプルトニウムを抽出 政治犯を強制収容所に送り込み強制労働 在日が通名などを使用して脱税したお金を北朝鮮に違法送金している 公海に向けて無警告ミサイル発射実験を行う(一歩間違えれば大惨事) 工作船などを駆使して日本や韓国に密入国 暴力団構成員に在日が多数いる(極東会は不審船の取引相手) これでも『ならず者』ではないのですか?
お礼
北朝鮮がならず者国家でないとはいっていません。アメリカももっとひどいならず者国家ではないかと思ったといっているのです。
- j_nishiz
- ベストアンサー率26% (183/697)
一昔前、日本が完全にアメリカに依存していた時代がありました。 戦後復興~高度成長くらいかな。 日本はアメリカに国を守って貰い、かつアメリカへ商品をどんどん輸出して豊かになっていたのです。 そのころ、日本の政治家や官僚は如何にアメリカに取り入るか、いい条件を貰えるか、真剣に考えて行動していたわけです。 その頃中心になっていた連中が、官僚でも政治家でも、またマスコミのトップにも居るわけで、そのコンプレックスというか基本姿勢というか、アメリカに刃向かってはいけない、という基本理念がすり込まれているのでしょう。 昔はアメリカについて行けば間違いはなかったのですが、今のアメリカは間違いだらけですからね。 世界一のならず者なのは同感です。 でも北朝鮮も十分ならず者でしょう。 ミサイル連発したり、偽ドル作ったり、拉致も勿論ですが。
お礼
政治家がアメリカを好きなのは解ります。でもなんで一般の日本人がと思います。やはり日本人は金髪に青い目が好きなんでしょうか。すみません、くだらない事言って。ミサイル実験や偽ドル、麻薬などは他にもやってる国ありますけど不名誉な名前貰っていないようですね、イラン以外は。
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お礼
たくさんの課題の盛り込まれた回答ありがとうございます。 近代カルチャーが唯一漫画というのが真実とすれば、何とも情けない話です。しかし、それを座視したのは私たちで、何時でも、何処の国でも変だと思いながら、何もしない、何も出来ないという日和見主義のなんと多いことでしょう。また巷にはカルチャーという本来の意味を無くした気味の悪い言葉がなんと氾濫している事でしょうね。