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希土類のEu2+とEu3+それぞれのエネルギーバンド図は?

どうなのでしょうか? Eu2+ は、4fと5d軌道が近いために、バンド状のエネルギー準位になるそうです。なぜなんですか?近いと、何がどう関与して、バンド準位になるのですか?許容遷移というらしいです。 あと、Eu3+は、4fと4fの相互作用により、バンドではなく、線状になるらしいのですが、なぜなんでしょうか?禁制遷移というらしいです。 本当に困ってます。何卒、よろしくお願いします!!!m(_ _)m

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  • leo-ultra
  • ベストアンサー率45% (230/504)
回答No.1

発光はおうおうにして、エネルギーが比較的低いところまで緩和してきてから発光が起こります。Eu2価の場合、4fと5dはエネルギー的に近いので、そこまでエネルギーが緩和してきて、最後に5d-4f間で発光遷移するのです。 この場合、この遷移は許容遷移(対称性が1個ちがいは許容)なので線幅は広くなります。さらに5dは外に広がっているので、原子の外の外乱(格子振動とか)の影響を受けてさらに広がるかもしれません。 3価の場合、5d状態ははるか上の方にあるので、発光には寄与せず、4fから4fへの遷移が発光になります。4f同士と同じ対称性なので禁制遷移です。さらに4fは原子の中の方にあり、sp電子によって遮蔽されているので、比較的原子的な線幅の狭い発光が得られます。といっても原子に比べればだいぶ広い。

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