No.11のhirakawaさんの
>買います。
>基本的に日本ハム製品が好きだから。
という立場は、私もある程度理解できます。
ここは「文章だけで質問に対して回答をする。そして、その蓄積をする」という特殊な条件の基での表現の場です。
また、表題の質問は「1+1=2」というような明確にできる世界ではなく、どちらかというとディベートの世界です。全ての人が、私の立場ではないのは判っています。
簡単に言うと私の立場は「規律を守れ」の父性的立場であり、hirakawaさんは「そうは言ってもね。人情で考えると・・・」の母性的立場でしょうね。
>人殺しの親を持つ子供はやっぱり人殺しの子供だって言われるのかな?
については、
私の子供が「A田B夫」で日本ハムに勤めていて「C子」という子供がいて、知り合いを殺したとします。
B夫が故意に殺人を犯した場合、私が父親ならばB夫に「死ね」と言いますが、母親ならば「お母さんは最後まで貴方の味方よ」と言うでしょう。それが「父性的考え方」と「母性的考え方」の違いと私は思っています。C子は「人殺しの子供」と言われるかもしれませんが、連帯責任はありません。殺された人にとって「A田」家だからB夫と交流してたわけではなく、「B夫」個人としてつきあっているはずだからです。
しかし、B夫が肉をX社(今回は国ですが)に売る場合、X社はB夫個人から肉を買うのではなくB夫が日本ハムの社員で、肉が「日本ハムの主要取り扱い品」だから信用して買うのです。X社からすればB夫=日本ハムなのです。会社の肩書きを使って取引をする以上、個人であっても取引相手からすれば、会社の代表人格になります。この取引で、B夫がX社をだました場合、B夫個人も罰せられますが、日本ハムにも重大な責任はあります。でも、他の社員には直接の責任はありません。しかし、重大な会社ぐるみの犯罪によって、日本ハムがなくなり、善良な他の社員が解雇されたとしても、それは一種の連帯責任の範疇なのです。
それぐらい、「上場企業の肩書きを使う」ということは責任が重いことなのです。私がその解雇された善良な他の社員で、「私個人にとっては理不尽なこと」でも、だまされたX社からすれば、「当然のこと」なのです。また、そうでなくては、会社との取引ができません。
「一部の社員が悪いから、その社員だけ罰して他の社員は関係ない」という考えは、極端に考えれば、社員が多ければ多いほど「会社ぐるみの犯罪」が可能ですし、代議士が不正をはたらいた時の「私は知らなかった、秘書が勝手にやった」につながるものがあるので、私は嫌いです。
まあ、日本ハムは「初犯」ですし情状酌量の余地はありますが、犯罪を繰り返した雪印はダメですね。
しかし、私は敢えて一方的な立場に身を置き発言しています。
お礼
とにかく不正だらけですよね。消費者として不正をした会社に対してNO!と言わないといつまでも不正は野放しになると思うのです。