「物理科目」の算数化は進んでるの?
私の大雑把なイメージでは、物理学は自然の出来事をできるだけ簡単な記号で表すことだと思っているんです。しかし、現在の教育の場ではそういう教えられ方がなされていないような気がするんです。
私は高校を卒業して約10年ですが、当時の「社会科目」は単なる暗記科目で、これだけが他の教科とは異質でした(大学に入って教養科目で歴史を学んだときは新鮮さを覚えました)。しかしながら、最近その波が「物理科目」の世界にも押し寄せているように思えてならないのです。すなわち、現象を表現した記号(数式)の意味などまるで理解しようとせずに公式のみを暗記し、数値代入で算数の問題を解く様な感覚を持っている人が、私より少し若い人でも少なからず見られるような気がするんです。もしかすると、私より少し歳上の人から見ても、やはり私も同類に見えるのかも知れませんね。思うに、「物理科目」の算数化は、ある現象と別の現象とのつながりを説明するに足る基礎知識をそれぞれ教えられていないために、それぞれ別の知識として簡単に記号化された公式を覚える(教える)しかなくなってしまったからじゃないでしょうか。
きっと、同様の危惧を持たれている方も多いだろうし、またこの問題は既に多く議論されていることと思います。そこで敢えて質問なんですが、
1. 物理学を深化させるという見地で、現在の「物理科目」の教育方針はこのままで十分でしょうか?もしくは不足でしょうか?
2. 「物理科目」の算数化の傾向が目立ったのはだいたいいつ頃でしょうか?また、このような傾向はまだ現在進行形なのでしょうか?
3. 上で私は勝手な説を述べていますが、物理科目の算数化についてご意見がありましたらお聞かせ下さい。
もしかすると教育全般に言える傾向なのかも知れませんが、とりあえず最近出る質問の中にもこのような傾向が端的に見られるこのカテゴリで質問させていただきます。よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。検索で出てきたサイトなどは予め見てきたのですが、もしも実際に会員になられている方がいれば、お話を聞きたいと思い質問させて頂きました。