籾殻炭として入手できるのか、籾殻として入手できるのかわからないので、燃やす前と後で載せておきます。
1)燃やす前の籾殻
a)発電所
籾殻を燃料として籾殻発電として、発電所が作られています。日本では三菱証券が主体でタイに納入した籾殻発電が、CDMとして認証され日本の利益にもつながっています。詳しくは以下に出ています。
「温暖化対策クリーン開発メカニズム事業調査 タイのバイオマス発電プロジェクトにおける炭素クレジット獲得プロセスの実態調査報告書」 東京三菱証券株式会社
b)バイオエタノール
日本で籾殻や稲わらを原料としたバイオエタノールの生産プロジェクトが発足しています。廃棄物の籾殻や稲わらでバイオエタノールを作ることは、食料のとうもろこしや砂糖からバイオエタノールを作るよりも、有用だと思います。
2)燃やした後の籾殻
籾殻灰の成分は主にケイ酸、未燃カーボンなどです。ケイ酸は、燃焼温度によって、土への溶解度が変わるという結果が出ています。
参考;独立行政法人 中央農業総合研究センター
籾殻炭を日本に運ぶことはお勧めしません。日本に運ぶことで新たに燃料を使っているからです。日本に籾殻炭の需要があるかはわかりません。