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屈曲実験について
オーキシンの活性を検出するために用いられる生物検定、アベナ幼葉鞘屈曲テストについての質問です。ゼラチンにIAAをしみこませて幼葉鞘の片側に乗せると暗黒化でIAA濃度に比例して屈曲するというやつです。 この測定法だと有効IAA濃度範囲があるらしいのですが(0.02~0.2mg/l)なぜでしょうか?濃度がある程度あがると屈曲度が下がってしまうのはなぜでしょうか?
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植物の各器官にはオーキシンの最適濃度があることはご存じでしょうか。当然子葉鞘にも最適濃度があります。これを超えれば成長しませんし,長時間では成長阻害で枯れてしまいます。除草剤の原理がこれで,高濃度の人工オーキシンを利用していました。それではどのような仕組みで最適濃度が存在するかについては残念ながら知りません。
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- suiran2
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回答No.2
屈曲実験は再現性が低く,あくまでも古典的なお話と思っていますが… 現在では,各IAA濃度のシャーレに子葉鞘を入れ,その伸長量から求める方法が一般的ではないかと思います。その場合にある濃度で一番成長し,薄くても濃くても伸長量は少なくなります。どれぐらいの濃度で一番成長するかは忘れました。ご自分でお調べ下さい。
質問者
お礼
ありがとうございます。適当な濃度がやはりあるのですね。調べてみます。
お礼
ご回答ありがとうございます。確かに最適濃度でないと働かないと思います。 高濃度というのはどれくらいなのでしょうか?0.01~1mg/l付近は最適濃度にあてはまるのではないでしょうか?wentの実験の結果のグラフではそれほど濃度を振っていないのにもかかわらず(10の何乗倍単位でなく高濃度といっても0.3mg/l以降とかでは)屈曲が濃度比例的にならないようです。負のフィードバックなどが関わってるのでしょうかね?