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西鉄バスの合理化策
「バス事業の赤字解消策として、子会社を設立し、人口希薄地域のバス事業を子会社に分離譲渡する分社化を実施している。」(『http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%89%84%E3%83%90%E3%82%B9#.E7.B5.8C.E5.96.B6.E5.90.88.E7.90.86.E5.8C.96.E7.AD.96』より) というのを読んだのですが、子会社化することでなぜ赤字解消となるのでしょうか? 単純に考えると、仮に本社のほうが黒字化となっても、子会社のほうが赤字になって結局変わらないと思うのですが。 どなたがお詳しい方がいらっしゃいましたら、解説お願いします。
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給与体系の問題もありますが、 一番は補助金対策と思います。 H13年より前の赤字路線に対する補助制度は、路線が赤字でも会社が黒字だと国庫補助が出ませんでした。 従って路線バス各社は、高速バスの収益を赤字路線に充てるというのが一般的でした。 このため、赤字路線を子会社化に事業譲渡し、子会社は補助金を受け、本体は高速バス他の黒字路線で黒字化するというのがパターンでした。 もっともH13年以降は、補助金が路線単位になったためこのようなことをする必要も薄れています。
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- jklmn
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給与体系を変えるんだよ。 同じ会社で同じ業務・勤務歴ならどの地域でも同じ給与水準にしないと、社員が怒るべ? だから業績の悪い地域は別会社にした上で給料を下げんのさ。 バス運転手を減らすには運行本数そのものを減らさなければならない。適正な人員配置してないと運輸局から怒られるんよ。 運行本数を減らさずに人件費を削減する方法はこれしかないっ。
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なるほど、そういうことでしたか。給与の面に気が回りませんでした。確かに、運転手では成果主義の給料にもしずらいでしょうからね。 ありがとうございました。
お礼
なるほど、補助金というのがあったのですね。地方の赤字路線がなくならないのは、これのおかげだったのですね。 では、2001年(H13年)以降、会社名を「西鉄バス○○」に変更するなどの方針転換が行われたのも、制度の変更によるものなのでしょうかね。真相は経営陣に聞かなくてはわからない気がしますが、非常に興味深いです。 ありがとうございました。