- 締切済み
薬害エイズ問題と731部隊
非加熱製剤を販売し続け、薬害エイズ問題を引き起こしたミドリ十字社と旧・日本軍の731部隊との関連を示した某番組の結論部分だけ観ました。 731部隊の体質とそのデータの欲しい米国という構造が、ミドリ十字の薬害エイズ問題の背景にあると結論付けた番組でした。 そこで、疑問が起きました。 1、非加熱製剤は日本のミドリ十字社が開発した薬品なのでしょうか? 2、米国は、本当に戦後日本を実験場として考えていたのでしょうか? 個人的には、薬害エイズ問題は資本主義の問題だと捕えていました。 つまり、法律が赦し売れるなら何を売っても良いという考えです。 それ以上の意図があったのでしょうか? その番組をたまたま後半部分だけ観たため、全容が掴めず質問しました。 歴史的な内容なので、このカテゴリーにしました。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- jamiru
- ベストアンサー率5% (170/3044)
歴史的は背景はそれほど大したことは無いでしょうね。 原爆投下自体が人体実験です。 何故ならばポツダム宣言受諾の直後に広島にアメリカ軍が来ています。 普通は首都近辺なのに、原爆投下地へは入国許可が下りた瞬間に来ています。 いくらなんでも早すぎます。しかも国民に知らされては居ない。 現地の治療を受けた被爆者でしか知らない。 しかも広島を封鎖しているのにも拘らずアメリカ軍は来た。 何しにでしょうね。人命救助であれば広島以外にもたくさんありますからね。 水爆の時も死の灰を浴びた方も色々あったようですが。 大雑把に、友人の豊田さんが商品を売ってぼろ儲けだとする。 自分には、豊田さんが儲けすぎているので、赤字の取引相手のメリケンさんが赤字解消の為にコレを買ってくれ。と豊田さんの友人である貴方に言われる。 勿論、それは税金で勝ってくれればいい。と。 しかしそれでは、在庫を抱えては維持費だけで赤字が膨らむ。 焼却処分するにもやはり金がかさむ。 とすれば、売りさばこうとする。売りさばけば自分の儲けになるし。 でも自分には売るルートを持っていないのでその筋に任せるために誰かを探す。 ここで政治家と業者が密接になる。後はどうなるかは分かりますよね。 731部隊は付け合せですね。多分。
- gatt_mk
- ベストアンサー率29% (356/1220)
731部隊の上層部がミドリ十字の役員に就任している事実は以前からいろいろな形で知られています。 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9960786366 http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/731butai.htm http://www.ifnet.or.jp/~yoshiki/aids/unit731.html 番組が指摘していたのは人を人と見ず、人を単に物(マルタなどという言葉に代表される)としてしか見ない体質はミドリ十字に引き継がれ、その結果が安全性の確保という観点を無視した非加熱製剤の発売につながったのではないかという指摘ではないでしょうか。
- aburakuni
- ベストアンサー率30% (470/1562)
その番組は見ていませんが、過程と結論が時系列的に混在している様に思われるので、私なりに整理しますと。 石井中将を初めとする731部隊の上層部が、米国が人体実験データー等を欲した為免罪され、むしろ様々な援助を受け医学会でのし上がった。 ミドリ十字には多くの731出身者が存在し、戦後の自衛隊とも緊密な関係にあった。例えば小便からの医学成分抽出という分野では、国内では大人数の男子のみが生活する自衛隊だけが原料供給者となる為、ミドリ十字が独占的地位を続けた。 非加熱製剤調達もそれ程の技術を要さない利権的構造にあったが、米国等で使用禁止になった後も、ミドリ十字側の経済的事情が斟酌され、厚生省の対応が緩かった事情がある。
- caesar-x2
- ベストアンサー率46% (251/542)
まず番組はそんな内容じゃありませんでしたよ。 そういうことは言ってなかったと思います。 あと非加熱製剤は薬品ではありません。 要するにこれは血液のなかの、血漿やら白血球やらを 消毒やフィルターをかけずに、非加熱のままレアでつかうということです。 そして薬害エイズの問題は、 ウィルスに汚染された輸入品をミドリ十字ら各製薬会社が 国内に販売していたということです。 国内の献血では需要に応えられないためですが、 この輸入血液が問題でした。 だから逆に言えば、非加熱製剤であっても国内の血液を 使ったものならば、もっと被害は少なかったわけです。 731部隊とミドリ十字の関係は、番組では要するに いかに人命軽視、非人道主義の日本医学界の根底に流れているか ということを主張していただけでした。 実質的に昭和復興期の医学界の重鎮ほぼすべてが731部隊関係者という指摘でした。 ただ番組になかったことですが、70年代安保闘争以降、 日本医学界も荒れた大変な時期があって、いわゆる戦後の重鎮と 呼ばれて人々は去って、いったん隔絶された時期があります。 門閥主義以前としてあるのですが、世代的にも今は関係はありません。 ただミドリ十字のような私企業はまた別で 創業者の力が続いているようなところがあるわけで、 そういう指摘も暗にあったような感じです。 しかし番組でも断定的なことは特に言ってませんでしたね。 2は考え方しだいですね。米国といっても一人の考えで動いているわけじゃありませんし、 国家という一つの個性が明確にあるわけでもありません。(言っている意味わかります?) ある国がこう考えていた、ああ考えていたというのは ま、ただの抽象的表現にすぎません。 あるときは利用し、あるときは利用される。ま、そんなんもんです。 どうとでも言うことはできます。