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匂いという物

 高校の化学でふれられていなかったので分かる方がいたら教えてください。匂いという物はどういうものなのですか?たとえば臭素がありますよね?あれの匂いは臭素が揮発(もしくは昇華)することによるその物質そのものの匂いなんですか?もしそうであれば昇華点(?)より低ければ匂いはしないんですか?    また消臭剤とかはどんどん昇華していってなくなりますけど、一番わからないのは食べ物の匂いです。たとえばリンゴがあってリンゴの匂いってしますよね?時間がたてばその匂いの元が消費されていって理論的には少しは軽くなるのでしょうか?  

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  • 38endoh
  • ベストアンサー率53% (264/494)
回答No.3

臭いは鼻腔内にある嗅覚細胞が刺激されることによって感じます。より具体的に言えば,分子が鼻から吸い込まれて,嗅覚細胞に到達して臭いを感じます。 化合物が臭いを持つには,まずは気化し易くなければなりません。これはその化合物の蒸気圧で決まりますが,より大雑把に「臭うには分子の小さなことが必要」と捉えてよいと思います。 次に重要なのが,嗅覚細胞にたいする感受性です。例えばヒトは窒素ガスの臭いを感じることができませんが,これは窒素ガスにたいして感受性がないからです。小さな分子であればなんでも良いということではありません。 さて,リンゴの匂いは,リンゴから放たれる分子の臭いです。恐らくエステル類かテルペンでしょうか? これらの分子がリンゴの表面で気化して飛び立ち,空中を漂って鼻に到達するのです。当然,この過程でリンゴの重量はどんどん減少していきます。しかし重量の減少はごくわずかですから,検出は難しいかもしれません。 リンゴに限らず,食べ物はだいたい腐りますよね。あの腐敗臭の原因は何だと思いますか? あれは細菌自体が発する臭いではなく,食べ物が細菌によって分解され,その分解物が低分子量のため気化しやすく,その分解物の臭いです。腐敗臭もまた,食べ物の臭いだったのですね。

4foryou
質問者

お礼

回答ありがとうございます。腐敗臭も食べ物の匂いですか。そういえばアルコールもそうだときいたような。奥がふかいですね。もし人の何百倍もしくは何千倍の巨人がいたとしたらイスとかソファーって匂い物質になっちゃうんでしょうね(w

その他の回答 (2)

  • marimo_cx
  • ベストアンサー率25% (873/3452)
回答No.2

においとは仰るように空気に漂う物質が、嗅覚細胞に刺激を与えるのがにおいです。 通常空気中に湿度があるように、物質は沸点に達しなくても蒸気分圧があるので固体じゃなければ大体蒸気は出ているものと考えても良いかと思います。 例としてりんごが引き合いに出されていますが。 仰るようにもちろん軽くなります。 でも実際はにおい物質よりも水分の蒸発のほうが多いですが。 においを含む空気を集めて液体窒素で冷却すれば大抵におい物質を集めることが出来ます。

4foryou
質問者

お礼

回答ありがとうございます。けっこう匂いという研究分野がちらほらネットのニュースで扱われますので興味がでてきました。匂い物質ですか、、なんか科学って物や現象を身近にしますね。

  • Le-Livre
  • ベストアンサー率41% (44/105)
回答No.1

普通の人間感じる程度の臭いがするということは揮発性の物質が存在するということだと思います。 りんごから匂いがするというのも、りんごから、揮発性がある物質が気化して、人の嗅覚神経を刺激しているのです。 ですから、りんごも4foryouさんがいうように、質量は、少しだけですが減っています。 私も中学の理科の授業で少し習っただけなので、もしかしたら、間違っているかもしれません。そのときはごめんなさいね。

4foryou
質問者

お礼

回答ありがとうございます。こういうのはあまり高校とかではならわないんですね。先生に聞いたらまた別かもしれませんかれども。

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