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センター文法について。
センター文法問題集に載っていた問題で、 地理を学習するときはつねに地図を利用しなければならない In studying geography constant use must be made of maps. 【or In studying geography constant use of maps must be made.】 は、なぜこのうな文章になるのでしょうか? 文法的な要素もできれば含めて 解説いただきたいです。
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まず、In studying geographyの箇所ですが、in+~ing(動名詞)で、「~する際に」という働きがあります。よって、「地理を学習する際に」となります。 constant~の部分についてはこの文をまず能動態で考えてみましょう。 make use of~で「~を利用する」というイディオムです。 We(You) must make constant use of maps. useは名詞ですのでいろいろ形容詞をくっつけることができます。「私たちは地図を常に利用しなければならない。」という文ができあがります。ご質問の文はこの文を受動態にしたものです。must makeの目的語である constant useを主語にして受け身にすると Constant use must be made of maps.となるのです。 これと同じような考え方で次の文を参考にしてみて下さい。 We took great care of the plants. それらの植物の世話を十分にした。 ここでも受け身を作るとき2通り考えられます。great careを主語にして Great care was taken of the plants ( by us). もう一つはthe plantsを主語にして The plants were taken great care of (by us).
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- Parismadam
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はじめまして。 既に回答は出ていますが、わかりやすく補足説明します。 ご質問: <地理を学習するときはつねに地図を利用しなければならない In studying geography constant use must be made of maps. 【or In studying geography constant use of maps must be made.】 は、なぜこのうな文章になるのでしょうか?> このような文章とは「このような和訳」ということでよろしいでしょうか?その観点で以下ご説明します。 1.英文が受身になっていることにご注意下さい。主語はconstant use「常習的利用」という「物・事柄」が主語になっています。いわゆる「無生物主語構文」と呼ばれる文体です。 2.無生物主語構文を和訳する時は、和訳のルールとして、「人を主語にして訳す」というある種のきまりがあります。理由は、その方が自然な日本語になり、読み手にわかりやすいからです。 例: It is made use of by us. 「それは私達によって利用される」 を訳す時は頭の中で →We make use of it. 「私達はそれを利用する」 と切り替えます。 3.in ~ingは「~する際に」「~するにあたって」という意味のイディオムです。よって、In studyingは「勉強するにあたって」「勉強する時に」という副詞句になります。 4.「勉強する時に」のstudyingの主語はwe「私達が」になります。従って、文全体の主語を「私達は」にまとめると、わかりやすい日本語になるのです。 例: 「(私達が)勉強する時、(私達は)~を利用しなければならない」 5.次に、主節の部分の訳し方ですが、ここにもイディオムがあります。 make use ofで「~を利用する」 という意味になります。このuseは「利用」という名詞です。この熟語の文型は、makeが動詞V、useは目的語Oになっており、文としてはSVOの第3文型になる熟語です。 この名詞にconstant「常習的な」という形容詞で修飾したのが、 make constant use of「~を常習的に利用する」 となります。ここではconstant useという名詞句が目的語Oになっています。 6.ご質問文は、この目的語を主語にした、無生物主語構文の、受身の文ということです。例: constant use must be made~ 「常習的利用が、なされなければならない」 7.また、このofは「対象」を表す前置詞で、原義には「~に対して」「~を対象として」という意味を含んでいます。従って、この部分の意味は (1)1文目の英文constant use must be made of maps.: (直訳)「常習的利用が、地図に対して、なされなければならない」 →(意訳1)「(私達は)地図に対して、常習的利用をしなければならない」 →(意訳2)「地図を、常習的に、利用しなければならない」 となります。 (2)2文目の英文:constant use of maps must be made: (直訳)「地図に対する常習的利用が、なされなければならない」 →(意訳1)「(私達は)地図を常習的に利用することを、しなければならない」 →(意訳2)「地図を常習的に、利用しなければならない」 となります。 8.ちなみに、この英文はかなり不自然な文で違和感があります。理由は以下の通りです。 (1)この文の前置詞句In studying geographyは、一種の現在分詞構文です。 (2)現在分詞で表される副詞句「勉強する時に」の意味上の主語は、we「私達は」となります。この分詞には主語weは明示していません。 (3)その場合、主節の主語は、分詞studyingの主語と同じである、という文法上の決まりがあります。 例: In studying English, I use some dictionaries. =When I study English, I use some dictionaries. 「(私が)英語を勉強する時は、私は辞書を使う」 (4)この例文では、主節の主語はweではなく、無生物の「常習的利用」になっています。もし、分詞句と主節の動詞が違うなら、本来は、分詞句の前に意味上の主語を明記しなくてはなりません。 例: In (we/our) studying geography, constant use must be made of maps. 「(私達が)勉強する時、(利用が)されなければならない」 となるのが通常です。 (5)従って、主節も主語をweにした英文が、素直でわかり易く、文法的にも正しい英文ということになります。 例 In studying geography, we must make constant use of maps. 「(私達が)勉強する時は、私達は地図を常に利用しなければならない」 が普通の英訳です。ご質問の例文は2文とも、少しひねくれた英文となっているようです。 以上ご参考までに。
- florida2
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Constant use must be made of mapsの文は、 訳すと・・・ 常の利用は、地図をもってなされる みたいな感じですかね? そうですね・・・make constant use of~ を直訳すると「~の常なる使用をする」というところです。ですから受け身の文を直訳すると「~の常なる使用がなされねばならない。」とでもなるでしょうか。 また、訳すときのポイントですが、自然な日本語に直すには少しコツがあります。英語では文を簡潔にするため名詞表現が多々あります。よってそれを修飾する形容詞もあるわけです。今のconstant useなどもそうですね。でも日本語に品詞どおり直訳すると不自然でしょう?ですから名詞は動詞的に、形容詞は副詞的に訳すと結構自然な訳になるのです。 常なる使用→常に~を使用する という具合です。センター試験の勉強ということなので、受験生の方でしょうか? 参考にして、似たような文で訳す練習、また反対に日本語を英語に直す練習もしてみて下さい。 二次対策にも役に立つと思います。
お礼
ありがとうございます><!! 難しいぃぃ・・・。 でも、なるほど!です^^ Constant use must be made of mapsの文は、 訳すと・・・ 常の利用は、地図をもってなされる みたいな感じですかね?