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この時期思うのですが、戦争系のドラマって・・・?
8月になると戦争関係のドラマが多くありますよね。 戦争の悲惨さを忘れることなく、過去の教訓をいつまでも活かさなければなりませんが、いつも疑問に思うことがあります。 各局で放送している戦争を題材にしたドラマは、「戦争被害者としての悲劇」を主にしたものばかりで、日本が周辺各国に与えた影響を無視した内容が多くないですか? 日本は戦争によって多大な悲劇を受けましたが、多大な悲劇迷惑を周辺各国に与えてしまったのも事実です。 そいうったところはドラマにしてもウケないからでしょうか。 所詮商業ベースですから、視聴率を取るために泣ける、感動できるものを作るのでしょうが。。。 しかし、戦争被害者と加害者として両方から先の戦争を捉えないと真に戦争を教訓とすることはできないと思うのですが・・・。
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- rin00003
- ベストアンサー率13% (55/394)
今日は[はだしのゲン]の後編がありました。 広島を舞台に、必死で生きていく家族の話だが、私は正直その時代に生まれなくて本当に良かったと思う。 では、中国や東南アジアにいった兵隊さんの立場ならどうか? 旅行で行くのならともかく、好き好んでそんなとこまで戦争に行きたがる人がいるとは、とても思えない。 明日死ぬかもしれないし、もう戻ってこれないかもしれない。家族のことを考えれば夜も眠れないかもしれない。 しかし、自分の意思とは関係なく強制的に、中国、東南アジアに戦いに行かされる。 戦争だから、戦地ではいろいろあるだろう。 民間人の中に便衣兵でも紛れ込んでいれば、民間人も一緒に殺してしまうかもしれないし、それが大量殺人につながる可能性だってある。 とにかく今の時代に生まれて本当に良かった。 エアコンの利いた部屋で、アイスコーヒーでも飲みながら、過去の人間の過ちなどを、えらそうに批判すれば良いだけだから。
- kawakawakawa13
- ベストアンサー率25% (514/2010)
>各局で放送している戦争を題材にしたドラマは、「戦争被害者としての悲劇」を主にしたものばかりで、日本が周辺各国に与えた影響を無視した内容が多くないですか? そりゃ、一番差しさわりがないからです。 古い戦前・戦中の雑誌等を見ればわかりますが、日本が統治していた土地でいかに民生に腐心していたか良くわかります。 一部威張り散らしていた者もいましたが、大虐殺のあったと言われる南京などでは、中国軍が居なくなり、治安がよくなったので、却って人口が増え、繁栄したということです。 大体、日本との戦争の犠牲者よりも、直接・間接的に毛沢東を始めとした中国共産党に殺された犠牲者の方が何倍も多いのですから。 東南アジアでは、戦前現地の人々がいかに虐待されていたか、そして日本軍と協力して宗主国と戦ったかを表現することとなり、欧米諸国からクレームがつくでしょう。 なんせ、彼らは戦前の侵略行為は教育していないそうですから。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
現実問題として、加害者としての日本を描いてドラマ化してしまうと、右翼から「自虐史観ドラマ」と叩かれるからではないでしょうかね。とりあえず被害者っぽくお涙ちょうだいで描けばどこからもクレームはこないですから。 でもそれは事情はどこの国も同じだと思います。少し前にドイツで「ヒトラー最後の12日間」という映画が作られました。そこでは、ヒトラーの最後の日々を人間的な視点から描いたものでしたが、ヨーロッパではヒトラーを「普通の人間」と表現するのはタブーであり、案の定、この映画も大変な議論を呼びました。 アメリカでも「ワールドトレードセンター」なんかは愛国心丸出しですよね。「困難に立ち向かうアメリカの英雄たち!」っていう描き方ですよね。日本では評価の高いマイケル・ムーア監督はアメリカ人の多くから「非愛国的」と非難されています。
>>戦争被害者と加害者として両方から先の戦争を捉えないと真に戦争を教訓とすることはできないと思うのですが・・・。 世界大戦において理由があって戦争になったわけで、加害者も被害者もありません 戦争ですから。 昔と違って最近の戦争は従軍カメラマンや一般人が取る映像もリアルなので、戦争の醜い、むごたらしい場面が出され、とても物語にはなりませんね。昔の戦争はもっとひどかったのですがね・・
- lvmhyamzn
- ベストアンサー率8% (50/617)
戦争が、政治家・権力者が何を決定して何を決定しなかったか。どういう事件が起きた起きなかったかできまることなので、 教訓的なものにしたいなら(もっとも何が教訓化という議論もありますがここでは無視します)、たとえば戦争が起こらないような教訓を導き出すならば、政治家・権力者をメインな主人公にさせる必要があります。 これだと戦争のドラマというよりは伝記みたいなドラマになってしまいますね。 1国民とか1兵士を主人公にしてしまえば、単に悲惨だねとか英雄だねというドラマにしかなり得ないし。 そして、ドラマという性格上、善玉・悪玉をを固定しなければならず、ある時は善玉・ある時は悪玉というのは無理がありすぎるということです。被害を受けたが、被害を与えたというのはそういうことですよね。 ドラマに描かれる戦争というのは非常にごく限られた事柄で、もう少しひろく伝えようとするならば、NHKが20世紀末にやっていた「映像の世紀」のようなドキュメンタリーにしなければならないのでしょう。 視聴率はとれませんがね。
- rin00003
- ベストアンサー率13% (55/394)
本日、マンガ[はだしのゲン]がドラマ化されて、テレビで放映されているようです。 ゲンのお父さん役で中井貴一がでていますが、彼のデビュー作の映画[連合艦隊]はおすすめです。
- Isamu_S
- ベストアンサー率21% (25/116)
あなたは、いままでの人生の中で良い事も、人には言えないようなことも数々経験されていることと思います。 そのなかで、好き好んでひけ目に感じていることを正義のためといいながら積極的に世の中に言いますか?積極的に言えないことにもその人なりの背景とか、追い込まれた環境(その人なりの理由)とかがあると思います。全てそれらが回りに理解されているのであれば悪いことも(ある種正当化できて)言えるでしょうが、そんな状況にはなかなかなりませんよね・・・戦争の問題も同じです。
- rin00003
- ベストアンサー率13% (55/394)
ANo.7のrin00003です。補足です。 それと、確かに毎年放映されている戦争ドラマは、国民、なかでも若者に真実を伝えるという意味では今ひとつかもしれません。 開戦中ではなく、開戦前、開戦時のことをドラマにするべきだろうと考えます。 日本がなぜ開戦にふみきったのか?日本が一方的に悪いのか?アメリカは正義なのか? 上記の内容のこともきちんとテレビで放映するべきだと考えます。 やむにやまれる事情があり、日本は戦争をした。という事実をもっと、現代人に知らせるべきです。 近くNHKで[東京裁判]のことを放映するようです。 この裁判は、戦勝国が敗戦国を一方的に事後法で裁いた、もはや裁判とはいえぬ、政治ショーだといわれています。 ちなみに戦勝国からは一人の戦犯は出ず、原爆投下を指揮、容認した人物などは戦犯にはなっておらず、そういう意味では歴史上もっとも不平等な裁判かもしれません。
私も数年前から思っていました。 「サトウキビ畑の唄」「零のかなたへ」「ホタルの墓」などなど。 そりゃあ日本にも戦争反対の人もいたでしょうけど、大半の人は大日本帝国のため、天皇陛下のため、戦争を肯定していたはずです。 事実を基に作られた作品かどうかはわかりかねますが、一部の微々たる人間にスポットを当ててこれほど大々的に放送すると「歴史を美化している」といわれても仕方ない気がしますね。というか、私もこれらのドラマは歴史の美化だと思います。最も中国韓国は日本の歴史教科書が美化されていると言っていますから論点は少しずれますが…。 こんなドラマを小学生や中学生がみたら「日本でも戦争に反対して苦しんでいた人がいた」ということだけが印象に強く残ってしまうのではないでしょうか。 歴史は全体を通して見ることがまず大事であって、細かいところは全体を理解してからです。 「戦争で苦しんだ日本人」がこれだけ多くクローズアップされてしまうと「戦争で苦しんだ外国人」の事実が小さく捉えられてしまうと思います。 「自虐的な日本人」という従来の考えに反発する形でこのようの情に訴えるドラマが出てきているんですかねぇ!? 中国韓国を対象にすると現時点ではいろんな反発があるでしょうから、東南アジアを対象にドキュメンタリー番組でも放送してみたらいいと思うのですが…。もちろん裏番組としてではなく。
- rin00003
- ベストアンサー率13% (55/394)
これは日本だけではなく、他国も同じように自国が外国でした、よくないことを題材にした映画、ドラマはあまりないと思うのが普通で疑問視さえしませんでした。 しかしもしかしたら、私が知らないだけなので、ソ連が終戦末期に満州に攻め込み大勢の日本人を虐殺、強姦、奪略などして、あげくのはてには強制収容所へ連れて行くようなドラマを、毎年自国のテレビで放映しているのかもしれませんね。 アメリカも中国も、自国のした悪逆非道ぶりをつつみかかさず、放映しているのかもしれません。
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