実は私も宇宙は有限であると思っているんです。これは何の確証もない直感みたいなものですけど。けれどそれを証明する方法が見つからないんです。
もし宇宙に果てがあったとして、それを確認するためには宇宙船に乗ってそこまで行かなきゃならない。でも宇宙は遠くに行けば行くほどものすごいスピードで遠ざかっている。だから宇宙船で行ってもそこまで追いつくことができない。だから宇宙の果てを見ることはできないんです。
要するに遠くのことは同時に把握できないっていうのが、私の考えなんです。
例えば、今ちょうどこの時に地球の裏側で何が起きているかということを知ることは不可能なんです。衛星中継があるじゃないか、といっても電波がこちらに届くのには光速と同じ時間がかかっているのです。光速より速い伝達方法はありませんから、厳密な意味で同時に知りうることは不可能なのです。
これが宇宙全体のスケールで考えると時間というものを無視できないどころか大きくかかわってきますから、日常生活レベルで宇宙を考えてしまうと理解しにくいのです。
例えば、部屋の中にひとつの箱があるとします。この箱の中が宇宙だとします。すると宇宙は箱の中に入っているわけですから、宇宙は有限だということができます。しかし、その箱の外側はいったい何なんでしょうか。外側も宇宙だと言ってしまえば、宇宙は無限だということになります。ですから、日常生活レベルで宇宙を語ると時間というものを無視してしまい勝ちなのです。
「宇宙は時間と空間からできている」これが私の知り得る宇宙の姿です。これ以上のことは私には難し過ぎて良く分かりません。
お礼
ぼくも、(宇宙)を風船に例えて考えてみたんです、 無理な例えなんでしょうけど、 つまり、風船を膨らませるには、そうさせてくれる 外側に、(広さ、スペース)が必要でしょう? 宇宙が広がっていけるのは、外側を侵食? 圧迫していってるって事だと思ったんですよ。 もし外側も宇宙だとしたら?風船の外側も風船? もう解らなくなってきました。 おやすみなさい。