簡単に説明します。だいたいご理解いただけたら、詳細はまた調べてみてください(ネット上にたくさん情報はあります)
COD - 化学的酸素要求量
BOD - 生物化学的酸素要求量
ともに水質の「汚れ」を表す基準として使われます。
では、「汚れ」とは何かと言えば、いわゆる有機物が該当します。
有機物は酸素と結合すると、水や二酸化炭素になって、汚れではなくなります。
つまり、汚れを浄化するのにどれだけの酸素が必要か、これを調べることで、
汚れの量を把握しているわけです。
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さて、CODとBODの違いです。
CODは汚れの成分をあくまで化学的に捉え、必要な酸素量を算定するものです。
酸素を消費する無機質も数値に入ってくる場合があります。
一方のBOD。実際に水を浄化するのは、水の中の微生物です。
この微生物が汚れを浄化するのに使う酸素を計るのがBODです。
一般に、BODは河川で使われ、CODは湖沼で使われます。
また、BODとCODの値が近いときは微生物による処理がしやすく、
BODが小さくCODが大きいときは微生物による処理が困難ということもわかります。
お礼
ご返答ありがとうございました。参考にさせていただきます。