- ベストアンサー
バルブクリアランス
バルブクリアランスについて教えてください。 自家用車でクリアランスが広い時のいい点と悪い点、クリアランスが狭いときののいい点と悪い点です。 アイドリングの調子が悪いなどエンジン不調にもどのように関係してくるのですか。 朝一の始動後の不調感などにも関係あるのですか。 AT車なのにエンストする事にも関係するのですか。 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
バルブクリアランスが、何のために有るのかと言いますと、エンジンの温度が上がるとバルブステムが熱で伸びるので、その伸びる分を隙間(クリアランス)として、開けておく訳です さて、クリアランスが広すぎるとどうなるか? バルブステムをカム(ロッカーアーム)で押してバルブを開けたときに、カムのストロークの一部がクリアランスに取られてしまうので、バルブ開度が少なくなります 吸気及び排気の穴が狭くなり、十分な吸気、排気が行われず、出力が低下します クリアランスが狭いとどうなるか? 温度が上がった時に、カムが引いて、バルブを閉じようとした時に、ステムがカムに当たり、バルブが完全に閉まらなくなります 圧縮が上がらないため、燃焼効率が低下し、出力が低下します ということで、バルブクリアランスは狭くても広くても出力が低下する事になります
その他の回答 (4)
- o-sai
- ベストアンサー率19% (199/1001)
オイルクーラー設置時にオイルが漏れて規定量を大幅に下回り、気付かずそのままアイドリングし続けたことがあります。 ラッシュアジャスターが働かなかったせいでガラガラと異常な始動音になりました。 クリアランスを規定値から外すとタイミングがずれる可能性大で下手すると壊れます。利点はありません。 したがって一部の直打式バルブに拘ったエンジン以外はクリアランス調整は出来ません。 する必要が無いからです。 直打式のもオイル管理が悪くない限りはシムもそうそう減るものではありませんので、 高回転多用の運転でも数年に一度規定値に合わせればいいだけです。 (ディーラーでやってもらえますよ)
お礼
ありがとうございます
- posh156
- ベストアンサー率37% (231/620)
バイクではのエンジンのバルブクリアランスは定期的に調整しています。 通常の点検調整項目で、クリアランスは百分の5~8mm (0.05mm~0.08mm)です。 さて、メーカー指定よりクリアランスが狭い場合、エンジンが温まると、隙間がゼロより小さくなりバルブが完全に閉じなくなります。 ピストン/シリンダーの圧縮漏れ等で、エンジン不調、最悪はエンジンが回らなくなるかと。 メーカー指定よりクリアランスが広い場合、レッドゾーン近くの高回転でエンジンの騒音、振動が大きくなります。 (経験上そうなります。 クリアランス調整後は高回転まで気持ち良く回ります) 車では、自動調整(ラッシュアジャスター)が付いている場合が多いので、調整自体が不要になっているかと。 そうでない場合でも、シム交換方式が多く、普通の整備では触らない箇所と思います・・・(マニアックな旧車やレース車両は別にして) 何れにせよ、朝一番の始動後の不調やエンストにはあまり関係ないでしょう。
お礼
ありがとうございます
- tomajuu
- ベストアンサー率38% (304/782)
クリアランスが狭すぎると、騒音は小さくなりますが、圧縮圧力の低下を招き、出力不足となり得ます。 (エンジン組み立て後、コンプレッション ゲージで測ると、狭い場合、如実に判ります) また、気をつければアリエマセンが、クリアランスを調整すべき気筒を間違えたまま作業をし、知らずにそのままクランキングさせてしまうと、すき間ゼロどころか、カム(プッシュロッド、ロッカーアーム)がバルブを押し下げすぎてピストンとヒット!なんて事もあります。
お礼
ありがとうございます
- k-ayako
- ベストアンサー率39% (1225/3109)
最近の車は「ラッシュアジャスター」などの名前の部品でバルクリ自体が調整不要になっていることが多いですね。 クリアランスが広い場合は冷間時の振動、騒音、バルブの開度が少なくなるといった悪影響がありますね。またバルブタイミングも遅くなりますね。始動後のエンジンが冷えているときはクリアランスが広い場合にはその影響が大きく出ますので「関係なし」とは言えませんね。(エンジンが温まればクリアランスが狭くなりますので正常になる場合も) でも余程の調整不良でないかぎりこれが原因でエンジン不調ということはあまりないと思いますよ。
お礼
ありがとうございます
お礼
ありがとうございます