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不等式について
ふと思ったんですけど不等式って何の役に立つんですか? 因数分解のように何かの問題を解く時に役立つものなのですか? 方程式のように使ったりするんですか? X>2というのを見ても「だからなんだよ」って感じなんです。 この不等式というのは何かの役に立つから勉強するのだとは思うのですが、例えばどういう状況で役に立つんでしょうか?
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こんにちは。 例えば、エクセルという表を作るコンピュータのソフトがあります。 それに、受験生の名前と試験の点数を入力して、 100点は何人、90~99点は何人、・・・というふうに点数の分布を調べるときに不等式が役に立ちます。 ま、数学の中には、こんなん将来必要なん!?と思うものも確かにありますけどね、台形の面積の求め方とか(笑) ちなみに、(まだ習ってないかもしれませんが、)高校レベルの「微分方程式」は社会に出ても役立ちますよ。
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- tinantum
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実用的という意味でも多々ありますが,自然界の基本的法則が不等式で表されることもありますよ. 例えば,量子論(素粒子などが活躍する微視的世界の基礎理論)においては,不確定性関係というのがあり,位置や運動量が(考えられるどんな精度のよい装置を使ったとしても),両方を正確に測定することはできず,両者の精度には,ある不等式で決まる下限があります.
- ujitaka
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なかなかうまい実例が思いつかないのですが、例えば、1000円持っていてパソコンで商品を検索するとします。 等式の関係しか使えないとすると Xを商品の値段として、X=1000、ちょうど1000円の物しか見つけられません。 それに対して、不等号関係が利用できれば、X≦1000 とすることにより、1000円以下のあらゆるものを見つけることができます。 世の中の関係で等式になる場合は稀で、ほとんどの関係は不等式で表される関係です。そういう意味からも不等式は等式以上に重要だと思います。
等式では答えは1つですが、不等式では5以上の数全部とか、-3から4までを除いた数全部などが表されたり計算できたりします。これって結構便利と思いませんか?