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債務整理(自己破産)と離婚
知人に相談されています。 よろしくお願いします。 夫が消費者金融から約300万の借金があり、住宅ローンの残債が2100万あります。妻が連帯債務者になっています。 そして現在、夫が無職(会社をクビ)で妻はパートで働いています。 子供の学資保険意外の貯蓄はありません。生命保険も担保にお金を使用済みです。 以前より夫の借金クセと仕事放棄癖があり、妻はもう限界にきて今、離婚を考えています。夫婦には子供が二人いまして、中学3年と高校3年です。 お聞きしたいのは、 1、離婚する前に借金を整理したいが、所有の住宅を売却(たぶん1200万円くらい)したあと、ローン残債を含め借金を返すだけ返し二人とも自己破産することは可能でしょうか? 2、このまま二人とも自己破産申請したほうがよいでしょうか? 3、自己破産した場合、子供の学資保険はとりあげられるのでしょうか? 夫と夫側親族はお金も無く、まったく無知です。妻には親族がいません。このままですと妻が単純に連帯債務(住宅ローン)で借金を背負ってしまうので、なんとか回避して離婚できる方法を探しています。 ちなみに夫はこうなる前に民事再生の手続きをしていたのに、仕事放棄しクビになり弁護士さんにも相談いけないようです。 なにかいい方法があるか教えていただければと思います。
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No1です >やはり学資保険も対象ですか、せめて二人の子供達には安心して受験等をしてもらいたいようで、なにか方法がないか思案中だったのですがムリそうですね。 oakaさんがおっしゃっているように、契約者貸付という制度で保険契約は維持できます。ただ、満期金や死亡保険金などが、貸付分いくらかは相殺されてしまいますが。 hswatsanさんの知人が月々いくらの保険料を負担しているか分かりませんが、余りにも家計上圧迫しているのであれば、見直すのも一つの考えと思います。 >ひとつお伺いしたいのですが、子供達名義の預貯金もある(祖父母が積み立てています)そうなのですがこれも対象なのでしょうか? 子供名義の預金は破産手続き上、のかってこないです。ただ、破産する人が、直前に何十万円ものお金を一気に子供名義の預金に移動していたら、やはり財産隠しじゃないかと疑われて調査される可能性はあります。祖父母が積み立てているのならまず問題ないでしょう。 いろいろ心配かとは思いますが、自分名義(破産者)の現金は99万円までもてますし、預金20万円ももてます。生活必需品は処分されないですし、5、6年くらい前の型の自動車も処分対象になりませんから。 >離婚に対するアクションはすべて処理が済んだ後がいいと思いますでしょうか? 知人さんの事情にもよりますが、個人的には破産してからでも良いのでは、と思います。いろいろ並行すると精神的にも大変でしょう。 ただ自己破産するにもお金がかかってしまい弁護士費用を払ってくれてから出ないと、破産申立してくれない事が多いです。 分割で応じてくれるところもありますが、そうなると弁護士費用支払い期間+破産手続き期間(申立から免責までの期間です。管轄裁判所とか資産の有無、借金の理由にもよりますが、3ヶ月から半年かかります)で、これから1年以上かかると考えたほうがいいでしょう。 それまではきついと考えるのであれば、弁護士に破産の準備をお願いしてから、離婚というのもよろしいかと思います。
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- manno1966
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破産法は、第159回通常国会で可決・成立して全面改正となり、平成17年1月1日から施行されています。 これにより、従来20万円以上の換価価値を持つ物は処分という決まりであったモノが、新破産法第34条第3項第1号で、民事執行法第131条第3号に規定する額に2分の3を乗じた額の金銭(99万円)を自由財産として保持可能との規定に代わっています。 よって、学資保険の金額によるとの回答となります。
お礼
どうもありがとうございます。 もう少し自己破産と学資保険を調べてみたいと思います。
- oska
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>ローン残債を含め借金を返すだけ返し二人とも自己破産することは可能でしょうか? 可能です。 順調に家が売却できても、住宅ローン残高が800万円あります。 夫は個人のサラ金300万円は無視して良いですが、妻は連帯保証人になっている関係で800万円は「法的に弁済義務」が生じる可能性があります。 (夫が返済しない場合は、妻が払う義務が法的にあります) >このまま二人とも自己破産申請したほうがよいでしょうか? 離婚前提との事ですから、母子家庭+中学3年と高校3年では生活は厳しいでしようね。 連帯保証分の債務は、無理だと思われます。 残念ながら、自己破産を行い、借金から解放された方が楽です。 >自己破産した場合、子供の学資保険はとりあげられるのでしょうか? 必要最低限の生活に必要な資産以外は、放棄となります。 「借金だけ放棄し、預貯金・財産は放棄しない」事は出来ません。 学資保険が「生活に必要か否か」は、判断が分かれます。 が、通常は「学資保険の解約返戻金が20万円を超える場合は解約」となります。 解約返戻金が20万円を超えたとしても契約者貸付制度がある場合は,これを利用して解約返戻金を20万円以下にする事が可能ですから、子供の為に解約を回避する方が良いでしようね。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 とても参考になります。 同じようなお礼になってしまい申し訳ございません。 >通常は「学資保険の解約返戻金が20万円を超える場合は解約」となります。解約返戻金が20万円を超えたとしても契約者貸付制度がある場合は,これを利用して解約返戻金を20万円以下にする事が可能ですから、子供の為に解約を回避する方が良いでしようね。 というのは解約前に契約者貸付制度で貸付を受けて、解約時の返戻金の額を20万円以下にするということなのでしょうか? あわせてお伺いします。子供達名義の預貯金もある(祖父母が積み立てています)そうなのですがこれも対象なのでしょうか?また離婚に対するアクションはすべて処理が済んだ後がいいと思いますでしょうか?
- tatuta1991
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>離婚する前に借金を整理したいが、所有の住宅を売却(たぶん1200万円くらい)したあと、ローン残債を含め借金を返すだけ返し二人とも自己破産することは可能でしょうか? 可能です。住宅ローンの残債が2000-1200=800万となり、夫は1100万円、妻は800万円の借金があるということになります。 別に、売却してから破産しなくても、破産手続き中に融資先の金融機関に担保権実行するかどうか、任意売却するかどうか、丸投げしても良いと思いますよ。 >このまま二人とも自己破産申請したほうがよいでしょうか? 夫の仕事意欲がないという事であれば、それしか方法がないでしょう。 自己破産以外の方法となると、民事再生・任意整理・特定調停などになりますが、それは収入あって話です。妻のパートではせいぜい月20万円。これから生活費と子供の学費を考えれば、自己破産以外は厳しいでしょう。 >自己破産した場合、子供の学資保険はとりあげられるのでしょうか? 契約者(保険料負担者)が妻か夫ならば、破産手続きに関わってきます。解約返戻金が20万円以上ある場合は解約するか、契約者貸付で解約返戻金を下げることになります。20万円というのも、管轄裁判所によって異なりますので、そうそうあわてずに弁護士さんに相談するのが良いでしょう。 >ちなみに夫はこうなる前に民事再生の手続きをしていたのに、仕事放棄しクビになり弁護士さんにも相談いけないようです。 早く相談させましょう。民事再生は定期的な収入がある人が採れる手続きなので、今申し立てると再生不認可です。 というか、申立を代理する弁護士さんから申し立てられないと言われます。恐らく住宅ローンは払い続けていますから、自己破産を考えるならば、毎月の住宅ローン分がもったいないです。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 とても参考になります。 やはり学資保険も対象ですか、せめて二人の子供達には安心して受験等をしてもらいたいようで、なにか方法がないか思案中だったのですがムリそうですね。 ひとつお伺いしたいのですが、子供達名義の預貯金もある(祖父母が積み立てています)そうなのですがこれも対象なのでしょうか?また離婚に対するアクションはすべて処理が済んだ後がいいと思いますでしょうか?
お礼
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。 大変わかりやすくご説明いただき感謝しております。 今後も長くなりそうなので、また質問させていただきます。 その時またご意見いただけますよう、よろしくお願いします。