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小泉首相の経済政策について

小泉首相が行った経済政策を教えてください。 またその政策のいい点、悪い点を教えてください。 成功だったと思うかか失敗だったと思うか?も教えてください。 回答心待ちにしております。

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  • pluto003
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回答No.2

小泉内閣の基本方針としては、橋本内閣で行われていた緊縮財政からの続きと、竹中大臣によるアメリカ信仰的な市場原理主義化です。 90年代中頃には橋本内閣ではそれまでに行ってきた景気刺激策から景気がやや上向きはじめた事から消費税増税に踏み切りました。しかしその年アジア通貨危機が起こった事で、消費税増税とアジア通貨危機による二つの負担が重なった事で日本経済は再び下降へ向かう事になる。それらの影響から橋本龍太郎は退陣へと追い込まれる事となる。その後は中国経済の台頭による影響が顕著に表れ始めたことでデフレへの道へ進むなど、日本経済の迷走が続くこととなります。 小泉内閣では経済政策は基本的に竹中大臣に丸投げであり、経済音痴の小泉総理はほぼノータッチのスタンスであった。小泉総理は竹中大進をひたすら守る一方、自民党お家騒動としての橋本派などの政界から追放策、政治的浄化に明け暮れました。 経済政策は竹中大臣によって進められ、不良債権処理が進められると同時にアメリカ信仰的な市場原理主義化の注入策が進められました。 まず不良債権処理での政策では、なんでもかんでも安く見積もって不良債権と指定することで、銀行が売り払う他なくなるよう仕向け、更に事実上の倒産状態化することで銀行を国有化するなどして不良債権処理をするというものでした。これによって銀行は国有化を何としても避けようと、貸しはがしが横行し多くの中小企業は倒産し、デフレが更に進行する事になりました。それでもどんな方法であれ不良債権処理につながった事は確かであり、歴史にもしはなし という事となりました。 また、高所得者層だけは据え置きの定率減税の廃止や障害者自立支援法などその他のような中低所得者層への増税をする一方で、大企業減税などをし、大企業、富裕層の税率を甘くするとう政策が進められました。要するに大企業や富裕層の税率を甘くした分、その穴埋めとして下から税金を引っ張ってくるという政策をとった事で中流層がなくなる二極化へと向かう政策が進められたという事です。 銀行には公的資金の投入が行われ、税金も大幅免除とした事で銀行はこれまでにない利益計上となりましたが、現在、景気は好調といわれながらも銀行は公的資金の返済は完了していない事や未だに、税金大幅免除のままです。現在景気が好調と言われておりますが、ここ数年、世界経済は4%成長という人類史上まれに見る未曾有の好景気であり、この世界経済の波に乗れている企業による数値押し上げによって一応の好景気とされていますが、日本経済に神風が吹き込んでいる状態と言われたりします。一方で国内経済の内需は相変わらずの低迷状態であり、所得平均も減る一方という状態です。デフレも事実上止まったような状態ですが、エネルギー、資源不足から来るインフレ方向への動きであり、景気低迷の中で資源不足から来るインフレは非常に危険です。 宮沢内閣のような失敗はともかくとして、橋本龍太郎や麻生太郎などの派が自民党の主流であったなら、竹中大臣による生贄的な政策という事にはならなかった事でしょう。

その他の回答 (1)

  • usokoku
  • ベストアンサー率29% (744/2559)
回答No.1

極端に簡略化します。 低所得層への資金流入を押さえて、その分を高額所得層に流れるようにした 低所得層と低所得層を顧客とする中産階級にとっては生活が困窮し 高額所得層と高額所得層を顧客とする中産階級は生活が楽になった 高額所得層にとっては、金がジャンちゃんは言ってきて笑いが止まらないでしょう。 ていしよとくそうには、生活が困窮しているということを理解させないためにより低所得層の内容を宣伝しています。

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