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小泉首相が報道各社のトップと会合、渡辺オーナーからSOS
- 東京・大手町で開かれた報道各社のトップと小泉首相が参加した会合。渡辺オーナーが密室で小泉首相にSOSを発信。
- 小泉首相は政策に肯定的なメディアのトップと会合を開き、野党幹部やメディアを巧みに利用している。
- 報道各社のトップとの会合は小泉首相の発案であり、政策に関する意見交換や情報共有が行われる。
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新聞報道によれば、16日の会合は在京報道各社でつくる「七社会」の定例懇親会のようです。当日の参加者は、ナベツネのほかにNHKの海老沢会長、元日経政治部長の山岸一平日経メディアマーケティング前会長、元毎日新聞社長の小池唯夫パ・リーグ会長などだったようです。 「七社会」には、若宮啓文・朝日新聞社論説主幹が参加したこともあるようです。 警視庁にも「七社会」という記者クラブがありますが、この「七社会」は参加メンバー各社からの元政治記者たちが非公式に作った組織ではないかと察せられます。あとの2社は産経と共同か? 「七社会」との首相懇親会は、小渕首相から始まったようで、森首相のときも開かれました。 歴代首相は、マスコミとは日本新聞協会、日本民間放送連盟、日本雑誌協会の幹部と定期的に会食を開いています。よって、小泉首相だから特別にメディア幹部と仲良くしようとしているというよりは、これまでの首相が開いてきた懇親会を踏襲しているだけだと思われます。 今年5月に小泉首相が北朝鮮を訪問するときに、飯島秘書官が日本テレビの取材同行を拒否しようとしたことから判断すると、小泉首相のメディア戦略はそれほど考え抜かれたものではないものと思われます。 小泉首相は歴代首相に比べてメディア受けがいいというのは確かでしょう。これもメディア対策として考え抜かれたものではなく、小泉首相の持ち前の性格と言ったほうがいいと思います。小渕、森に比べたらルックスもいいし、国会での演説も、中身はどうかは別として、棒読みではなく、パフォーマンスにあふれている。得意のワンフレーズも、中身がなくても、ニュース映像としては扱いやすい。 ただ、党内基盤が弱いために世論を見方に付けたいという思惑はあります。森首相と比べて明らかに違うのは、小泉首相は毎日、メディアの取材に応じていることです。森首相の場合は、口を開くたびに問題発言が出て、マスコミに叩かれていたため、できるだけ記者を遠ざけようとしていました。
お礼
なるほどよく分かりました、ありがとうございます。ところで、外国の事情は御存知ですか?どこの国の元首でもこのようなことをやってますか?あるいはこれは日本的な風景なのかな?