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現代人の心の問題について
現代社会はストレスが多く、心の問題が生じやすいといわれています。第二次世界大戦後、高度なテクノロジーの発達や、急激な都市化などに伴い、豊かにはなったけど心の面では問題を抱えるようになったと思います。そうした変化での、「心の成り立ち」について与えている影響についてまとめる課題なのですが、、、、 ほとんど感想文的になってしまいました。わかりやすい具体例などありましたら教えてください。 テーマは第二次世界大戦後の社会変化、心の成り立ちに与える影響、心の問題についてです。
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>現代社会はストレスが多く、心の問題が生じやすいといわれています。 まずはこの記述を疑ってみましょう。 近代以前の社会では一部の特権階級を除く大多数の人々が つねに飢餓や寒暑といった生死に直結するストレスに晒されていました。 現代においても人類の7人に1人は似たような状況に置かれています。 ホームレスでも喰うに困らないような社会においては ストレスの質が変わってきていることは確かかもしれませんが。 またいわゆる「心の問題」が 戦前の社会,あるいは近代以前の社会において 今よりも少なかったという証拠はありません。 したがって >第二次世界大戦後、高度なテクノロジーの発達や、急激な都市化などに伴い、豊かにはなったけど心の面では問題を抱えるようになったと思います。 という部分も,はたして事実に即しているかどうか。 明日の糧を手に入れることに精一杯だった時代には見過ごされていた問題が おなかいっぱいになって顕在化してきたのかもしれないし, かつての共同社会,拡大家族の中にもあった問題が 利益社会化,核家族化の中で違った形で現れているだけなのかもしれません。 いずれにせよ マスコミやお役所が垂れ流しそうなステレオタイプ的言辞を無批判に前提としてはいけません。 と同時に,もう少しテーマを絞り込んで密度の高い議論をしたほうが生産的な論考になると思います。 たとえば「テレビの普及と暴力描写が子どもの攻撃性に及ぼす長期的影響」だとか, 「マスメディアにおける性描写規制の時代的変遷と青少年の性規範・性行動の経年変化」とかいったふうに。 #3さんが示唆なさっているように「自殺」に注目して, 社会情勢と自殺率や自殺の原因・手段の変遷をあとづけるというのも良さそうですね。
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- akeo51
- ベストアンサー率40% (34/83)
最近の事例でよければ、大平 健先生の「やさしさの精神病理」「豊かさの精神病理」などはどうでしょうか? 新書なので値段も手ごろですし、とても読みやすいですよ。 あと、戦後からであれば自殺の面から調べて見ると社会の変化と心の問題が見て取れるかと思います。 若者ではなく中年男性、高齢者に注目して見てください。
お礼
早速調べてみます。ありがとうございました。 自殺の面も調べてみますね。 大きなテーマで、どこを絞って調べていいか迷っていたので助かりました。
- nisekant
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加藤諦三ホームページhttp://www.kato-lab.net/
- 参考URL:
- http://www.kato-lab.net/
お礼
ありがとうございます。さっそくみてみます。 テーマが大きくて困っていたので助かります。
- kazudesu
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過度な競争社会がもたらす弊害について研究すれば、ヒットを出せますよ。 現状は社会改革のキーワードになっていますから、 どういう社会が心理的な側面をサポートするかまで研究できればホームランも狙えると思います。 感想ではなく、資料を比較研究して、論点を構成してください
お礼
すばやい回答ありがとうございました。 大きなテーマなので、参考資料なども教えていただけるとうれしいです。
補足
ありがとうございます。 参考資料など、ありましたら教えてくださるとうれしいです。
お礼
テレビの普及と暴力描写が子どもの攻撃性に及ぼす長期的影響」 「マスメディアにおける性描写規制の時代的変遷と青少年の性規範・性行動の経年変化」 社会情勢と自殺率や自殺の原因・手段の変遷をあとづけるなど、細かい点までありがとうございました。本当に助かりました。