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職員の妥協、虐待。。
特養に2年近く勤務しているものです。 私の働いている施設は拘束などにはきちんと考えている施設の様です。 しかし、職員として働いていると見えてくるのは介護業務の手間の簡略化、妥協です。 主任などが会議をしてフロアのリーダーがこうしていこうと言ってもそれができていないところがあります。 私は周りの職員から見ればリーダーのイエスマン、忠実に実行しようとして要領が悪い職員といった感じでしょうか。ただ、問題のない範囲内で遅いということです。けして滞っているわけではありません。 私がいるのは認知症の方のフロアなのですが、例えば車イスの方でトイレに座っていても目を離すと自分でたちあがってしまい転倒の危険性があるので職員がそばを離れないとした利用者が何人かいます。 とはいえ施設での排泄時の忙しさは大変なもので誰をどこのトイレに座らせるか、その間に誰を別のトイレに誘導するか詰め将棋の様に要領よくやっていかないと大幅に時間がかかってしまいます。 そんなさなか、一人の方のトイレが終わるまでじっとそばにいることが要領をよくしようとしていると無駄な時間に感じる様で、「そばを離れない」とした決めつけも2、3週間とたたないうちに車イスが便座に座っている利用者の足に前から差し込まれ、その間に別の人の介助にいっています。 そもそも車イスをさしこんだところでそれがその防止策にはなりえないし(実際、最近の状態で立ち上がって事故がありました)ましてやそれで身動きをとれなくすること自体拘束になるのではないでしょうか? とはいえ、車イスの差し込みなんてのはこういった施設では当たり前で序の口といったものなので、大きな問題ではにのかもしれませんが、、 こんなこと、もっと問題のある施設では問題にもならないくらい小さいことかもしれません、綺麗事なのかもしれませんが私は気になるのです。 決められたことなのに簡単に破られる、それなら最初からこんな会議する必要ないではないですか、確かにこの職業は時間との勝負です。 しかし、十分に間に合っているのによりよい効率を求め必要のない部分まで省いてしまってどうなるのでしょうか。 そして、その先に効率よくやろうとして一人の利用者を手引きでつれていこうとしたある時、男性の利用者が拒否をします、効率よくやろうとしているのにうまくいかない、、私はたまたまその現場を見たのですが、その職員がその利用者の股間に下から突き上げるように2、3回叩いていました。 初めて職員による虐待を見てショックを受けました、思えばその職員は利用者に対し笑顔もないし、簡単に言えば会社で普通の机仕事をしている感じです。 虐待ではないですがちょっと拒否などで手間取っているとその利用者に対する手つきが荒くなったり、見ていていたたまれない感じがします。 しかし、私は職員として浮いた存在ではなくほどほどに話をし、打ち解けています、ただ、業務に対する考えで相容れない部分がありジレンマを感じています。正しいことをしているはずなのに、要領がよくないという観点からそれが間違っている様な空気を感じています。。 こんなこと、ありふれた悩みなのかもしれません、フロアの主任とってもにこんなこと話されても、、と困ることかもしれないし、あまり相談しすぎるとまわりからも明らかな主任のイエスマンになってしまいます。 私としても一人の人間の考えを盲信するのはよくないとも思っています。 まとめると、正直やりにくくて困っています、施設で働いている方はこういったことに対し、どうやって解消していますか? ほかの現場の方の考えをきかせてください。。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちわ どこの施設も同じようなものですよ。虐待の有無まではわかりませんがね。 質問者様が、業務の取り決め・事故対策などの約束事を徹底させたいのであれば、共に仕事をするスタッフに聞いてみてはいかがでしょうか? なぜ、取り決めを守らないのか、と。 事故が起こった時に、家人に説明できるのか、と。 車いすで足枷した姿を、家人に見せることができるのか、と。 見られた際に、正当な理由が堂々と主張できるのか、と。 自分が思う正義を主張しようと思えば、同僚と戦うことも必要です。 相手が上司であろうが先輩であろうが、他職種であろうが、 関係ありません。 形式だけのケアカンファなど必要ありません。 質問者様と、他職員の人間関係は失われます。 退職を考えるようになるかもしれません。 しかし、何かを我慢・黙認しながら日々を過ごすことは、それ以上に辛いものです。 仲間を見つけましょう。 同じように感じている職員がいるかもしれません。 一人より、ずっと戦いやすいはずです。 がんばってください。 周囲に流されることなく、やり通してください。
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- seki-taro
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介護職の方とはお友達が多く色々な話を聞きます。 事故は気を付ければ未然に防げるものですがいつか事故を起こす施設なのでしょうね。 しかし、人員不足ということを考えれば事故が起こって然りな状態で働くことが普通になるのかもしれません。 虐待については「役場の福祉課へ密告するしかないかもしれません」。 しかし、1回だけは何も言えないですよね。 何度も目撃する状況であれば密告してもよいとは思います。 過去に某地方の特養公的施設として虐待を繰り返している施設がありましす。ここは今でも虐待を繰り返していますがその施設はその町村ではそこしかありません。 ですので介護員の殆どが殴ったり蹴ったりしている光景をみかけるようです。 絶えかねた方が密告したようですが、公的施設でありしかも知事の息がかかってることでかき消されたようです。 そういう施設にいるよりかはマシだと思うことも一つの考え方かもしれません。
- 10ken16
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私は全く違う業界にいるので 介護職の事情は分かりませんが。 安全対策というのは、コスト(時間・労力)と トレードオフの関係にあります。 通常、製造設備の安全対策は何重にもなっているので、 1つ省略したからといって、問題は起こりません。 そのため、妥協や省略が行われることがあります。 しかもそれは一見、合理的にすら見えます。 しかし、事故は後を絶ちません。 表面的事象を見ると、いろいろな条件が重なり、 省略の積み重ねで起こったように見えますが、 本質は違います。 省略が常態化することで、 そのことへの抵抗感が薄れた結果、 (いわゆるモラルハザードです) 事故は起こるべくして起こります。 確かに、介護の現場は、 報道で伝え聞く限り非常に過酷です。 私が書いたことは『きれいごと』でしかありません。 しかし、どんな仕事でも、 省略の内容ではなく、省略を許す空気が 致命的な結果をもたらすように思います。